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金翼鵬王の章 第一幕

南柯の胡蝶、儺佑の夢


掇星攫辰、人心を惑わす
あなたたちは望舒旅館で「邪気」に染まったヒルチャールを見つけた。そして「掇星攫辰天君」と名乗る仙人がその隣で「信者」たちに向かって祓魔の術を見舞っている…
望舒旅館付近で調べる
パイモン:
オイラの気のせいか?Traveler…あのヒルチャールなんだか変だぞ?
パイモン:
これまで見てきたヒルチャールも魔物ではあるけど、あんなの見たことない…
パイモン:
あっ!この辺りって「望舒旅館」の近くだよな、お客さんに被害が出たら大変だ。
パイモン:
見た以上放っておくこともできないし…退治しよう、Traveler!
「邪気」に染まったヒルチャールを倒す
パイモン:
この邪気まみれのやつら、普通のヒルチャールより厄介だぞ。
パイモン:
おい、あっちを見ろ、人がたくさん集まってる…
パイモン:
おお…あの仮面のやつ見たか?あいつの周りにいたヒルチャール、怯えて逃げてったぞ…
パイモン:
魈と同じ仙人ってことか?言われてみれば…魈も同じような仮面をかぶってたことがあるな。
パイモン:
さっきのあいつの「やり方」、なんだか魈よりも仙人っぽかったぞ。話を聞いてみようぜ。
仮面を被った男と会話する
パイモン:
こんにちは!オイラたちは…
???:
礼には及ばぬ。魔を退治し世を救うは仙人の本分、言及する価値もなし…
???:
おっと?君たちは見慣れない顔だね、吾輩はてっきり「信者」のものかと。
パイモン:
オイラはパイモン!こっちはオイラの仲間Travelerだ。
???:
なるほど、では吾輩も名乗るのが礼儀であろう。
???:
ゴホンッ…吾輩は「掇星攫辰天君」、信者たちには「星辰天君」と呼ばれている。
掇星攫辰天君:
世を救うため下界に降りてきた。ここで会ったのも何かの縁、願いがあるなら吾輩に言ってみるがいい。
パイモン:
願い?おまえ…人の願いを叶えられるのか?オイラはてっきり璃月の仙人はケンカだけが取り柄かと…
掇星攫辰天君:
ハハッ、「天君」は「真君」よりも上の仙位だからな。
掇星攫辰天君:
自分で自分を褒めるのは吾輩の信条に欠ける。信者に吾輩のことを聞いてから判断するといい。
「信者」と会話し、「掇星攫辰天君」の情報を獲得する
男性信者:
「星辰天君」様を見たか?本当に神々しい!
男性信者:
これで父上の病もきっと…
旅人:
「星辰天君」について…
男性信者:
あんなものを見せられて疑う奴はいない。あれは正真正銘の仙人だ。
男性信者:
以前、寝たきりの父上のために薬を頂戴したことがあってな、「不卜廬」の物とはまるで違った。
男性信者:
薬から漂う淡い霧が何より仙術っぽかったね!霧氷花がついてたってのもあるかもしれないが…
男性信者:
とにかく仙人の薬はすごいんだ、父上の病もきっと治る…
男性信者:
父上の命と比べたら「星辰天君」様に捧げた骨董品なんて、安いものだろ…な!
「信者」と会話し、「掇星攫辰天君」の情報を獲得する
女性信者:
毎日が希望に満ち溢れている気がします…
旅人:
「星辰天君」について…
女性信者:
あなた達も「星辰天君」様の「信者」ですか?
女性信者:
婚約者が蒸発してから、毎日がつらくて…
女性信者:
「星辰天君」様の仙法を試したんです。彼の肖像画を燃やした灰を、日の出の瞬間海に吹き散らすんですが…
女性信者:
そしたら、なんだか彼が私の所に帰ってきた気がしたんです。本当です!あれは絶対気のせいなんかじゃなかった…
女性信者:
ですので、持参金を全て「星辰天君」様に捧げました。だって彼が夫を帰らせてくれていなかったら、こんなお金持ってても何の意味もありませんから…
「信者」と会話し、「掇星攫辰天君」の情報を獲得する
商人信者:
「星辰天君」様がいれば、千岩軍なんていなくてもいいだろう。
旅人:
「星辰天君」について…
商人信者:
私は商人なんだが、以前仕入れた商品が非常に高価なものでな、その時「星辰天君」様に同行を依頼したんだ。
商人信者:
「星辰天君」様が呪符を使ったおかげか、道中魔物の影も形もなかった。
商人信者:
依頼費は確かに高かったが…「迎仙」も簡単なことではない、お前たち他国の人からしたら、理解しがたいものかもしれないが…
「掇星攫辰天君」と会話する
掇星攫辰天君:
どうだった?信者だから多少誇張してたとは思うが、全て本当のことだ。
旅人:
心理的なものばっかだったような…
掇星攫辰天君:
ははは…君も冗談が好きだな。昔、偉大な仙人がいてな、「量子」と呼ばれていた彼の言葉にこんなものがある——
掇星攫辰天君:
「万物は全てにおいて繋がっており、『心理効果』とは『魂魄』と『結末』を結ぶ因縁…」
掇星攫辰天君:
つまり彼らの願いはすでに、実現に向けて順調に進んでいる、分かったかな?
パイモン:
…さっぱり分からない。簡単に言うと、あいつらの願いは叶ったってことか?
掇星攫辰天君:
そういうこと、賢いな君は。
パイモン:
そういえば…もう一つ疑問が…
掇星攫辰天君:
なんだい?言ってごらん。
掇星攫辰天君:
吾輩は…世を渡り、善行で世を救う。面倒事が起きないよう、正体を隠してるのさ。
パイモン:
なるほど、なるほど。
掇星攫辰天君:
では二人の願いを聞こうか。
掇星攫辰天君:
うん…それはきっと悲しい過去があったのだろうね。
掇星攫辰天君:
…いいだろう、その願い、叶えられなくもない…
掇星攫辰天君:
ただ、少し…
パイモン:
少し…なんだ?
掇星攫辰天君:
仙道は「悟性」に従う、もし吾輩の意図が分からないのなら、願いを叶えることはできない。
パイモン:
どうしよう、なに言ってるかさっぱり分からない。
パイモン:
なるほど!仙人に助けてもらうにはそれなりの対価が必要だって、さっきの信者たちも言ってたな…
パイモン:
でもオイラたち、あまりお金になるものは持ってないぞ。
パイモン:
おまえは「神の目」すらないし…
パイモン:
あっ!オイラたちで美味しいものを作ってやるのはどうだ?美食の誘惑に勝てる人はいないだろ?
パイモン:
そうだ、美味しいのを作ろう!これなら絶対にいけるぜ、へへへっ。
パイモン:
じゃあ早速「万文集舍」に行って、何か最新の流行レシピを探そうぜ!

護法夜叉、仙魔往事
「掇星攫辰天君」に願いを叶えてもらう代価として、あなたは料理に関する書物を買いに「万文集舎」へ向かった。そして、そこで出会ったのは…
「万文集舎」に行く
紀芳:
この『護法仙衆夜叉録』でいいの?
掇星攫辰天君:
ああ、釣りはいらない。
紀芳:
あら太っ腹…感謝するわ!
支払い後、「掇星攫辰天君」は去っていった…
パイモン:
あいつ、「なんとかかんとか辰天君」じゃないか?なんでこんなところに?
パイモン:
さっき『護法仙衆夜叉録』って本を…買ってたみたいだぜ?
パイモン:
確か仙人に関する本だった気がするけど、なんで仙人が自分に関する本を買ってるんだろうな?
パイモン:
えっ、そうなのか?どこが怪しいんだ?
パイモン:
あ…確かに、他の仙人はみんな欲がない感じだったな。
パイモン:
ふむ……
パイモン:
どうやら、あの本の内容を確認する必要があるな、何か手がかりになるかも知れない!
紀芳と会話し、『護法仙衆夜叉録』の情報を聞き出す
パイモン:
こんにちは、『護法仙衆夜叉録』って本を売ってくれないか!
紀芳:
あら?そんな古い本、いつの間に人気が出たの?
紀芳:
若い子が好きになるなんて珍しい。そこの本棚にあるから探してみて。
『護法仙衆夜叉録』を見つけ出す
パイモン:
これだ!早く、なにが書いてあるか見ようぜ!
movie
本には、太古の璃月の夜叉について記載されている。昔の璃月は、疫病、妖魔と異変が至る所に存在した。敗北した魔神の残骸が憎しみと怒りを膨らませ、「妖魔」を生んだのだ。 「夜叉」は岩王帝君の御召しで妖魔を祓いに向かった。長い血戦の中、彼らは妖魔の憎しみに汚染され、多くの痛みを経験し、最終的に「降魔大聖」だけが生き残った…
パイモン:
……
パイモン:
やっと読み終わったか?オイラの方が早かったな、へへっ。
パイモン:
これは璃月を守っている「仙衆夜叉」たちに関する本みたいだ。
パイモン:
なんだか璃月にある歴史書じゃ、あまり見ない内容だな。なにか気になるところはあったか?
旅人:
「妖魔」について…
パイモン:
本に書いてあるのは、「魔神戦争」時期に敗れた魔神の怨嗟が、疫病や怪異や変異を生み出すとかなんとか…
パイモン:
どれもやばそうな災難だぜ——あっ?もしかして…
パイモン:
前に見た全身邪気まみれのヒルチャール、もしかしてこの本に書いてある「変異」じゃないか?
旅人:
「業障」について…
パイモン:
本の中では、魔神の怨嗟と千年争った「夜叉」たちですら、「業障」に陥るって書いてあるぞ。
パイモン:
魔神の怨嗟に汚染された夜叉が、考えもつかないような恐怖、憤怒、苦痛に苦しめられる…
パイモン:
うぅ…璃月を千年も守って、見返りがない上にこんな苦痛を味わうなんて、かわいそすぎるぞ。
旅人:
「最後の夜叉」について…
パイモン:
おう、「夜叉」は全部で五人いたけど、今生き残ってるのは一人だけだ。
パイモン:
ひょっとして…あの「天君」と何か関係が?
パイモン:
でも、どう考えてもあいつじゃなさそうだな。こんな苦痛、あいつには耐えられそうにないぞ…
旅人:
気になるところはこのくらいかな…
パイモン:
おう、この本の大事なところは、もう全部見たな。
パイモン:
あの邪気を帯びたヒルチャールの正体、それにあの「天君」と夜叉の関係が、この事件の要だと思うぞ!
パイモン:
もう一回現場に戻って確認する必要があるな!霧に包まれた謎を、明るい真実で照らしてみせるぜ!
パイモン:
えへへ、実はオイラ、あいつが本当の仙人であってほしいんだ。だって、あいつの魔を退治する力は本物だったからな。
パイモン:
でも期待が大きいほど失望も大きいから、事前に調査する必要があるだろ?
パイモン:
じゃあ、望舒旅館にもう一回行ってみようぜ!
望舒旅館付近に戻り、「掇星攫辰天君」を見つける
掇星攫辰天君:
吾輩に従え、悪鬼退散!
掇星攫辰天君:
退散——!
掇星攫辰天君:
は、はやく退散を!?
ヒルチャール:
Beru nye!Beru nya!Beru nyaaaa!!!
パイモン:
しまった、「天君」がなんかやばそうだぞ!
パイモン:
近くに人もいるし、オイラたちも加勢しよう!
「掇星攫辰天君」と会話し、状況を把握する
掇星攫辰天君:
そんな…「禁忌滅却の札」が効かないなんて…
掇星攫辰天君:
ヒルチャールの纏ってる邪気がまた強くなったのか…
パイモン:
「禁忌滅却の札」…なんかどこかで聞いたことあるような?
パイモン:
そうだ、それだ!仙人の「目印」だから、きっと仙人の力が残ってたんだ!
パイモン:
あれを使って魔物を退散させてたのか…
掇星攫辰天君:
き、君たち何を言ってるんだ。これはただ、昨夜眠れなくてだな…仙力がまだ目覚めていないだけだ。
掇星攫辰天君:
もう一度チャンスをくれれば…
パイモン:
また「邪気を纏ったヒルチャール」がそっちにいったぞ、今度は任せてもいいか?
掇星攫辰天君:
わ…吾輩は体調が優れない、さっき仙力を使いすぎたせいかもしれん、そうでなければこんな妖魔ごとき…
パイモン:
ちぇっ…やっぱり嘘つきだったのか、見事に当たったな。
パイモン:
旅人、オイラたちで追いかけよう。「元素視角」を使えば追跡できるぞ。

靖妖儺舞、悪祟払い
「掇星攫辰天君」の能力の源は「禁忌滅却の札」であった。彼がしくじった後、あなたたちは「邪気」を纏ったヒルチャールが去った方向を追って行った…
魈と会話する
パイモン:
ん?「降魔大聖」じゃないか、道理であのヒルチャールたちが簡単にやられるわけだ!
パイモン:
本物の「仙人」に話を聞いてみようぜ!
魈:
お前たちか…お前たちのことはよく覚えている。
魈:
ここ一帯で「妖魔」に憑かれたものを片付けていたんだが、どうやら邪魔したようだな。
パイモン:
(あれ、なんだか素直になってないか…)
パイモン:
ここで妖魔退治してたのか、邪魔なんかじゃないぞ!
魈:
この魔物が変異したのも、我を取り巻き、我を汚染する「業障」のしわざだ。
パイモン:
変異、業障…あれ、もしかして…?
パイモン:
たしか、魈には「護法夜叉」っていう別名があったよな…
パイモン:
そういうことだったのか…うぅ、うぅぅ…
パイモン:
かわいそうな魈…
魈:
……?
魈:
あぁ、数百年前のくだらない物書きが書いた戯言か。
魈:
諸行無常、一切皆苦。同情と泪は、夜叉の意志には必要ない。
魈:
我の亡き同士たちも、後世に語られるために戦ったのではない。
パイモン:
うぅ、ご…ごめんなさい…
魈:
構わない。まだ邪気が強くなってきている洞天がある、もう行く。
パイモン:
オ、オイラたちも連れてってくれ!絶対役に立つから!
魈:
必要ない、我は一人で行動する方が好きだ。それに変異の原因が我であっては…
パイモン:
さっきのお詫びに!…ダメか?
魈:
……
魈:
…ついてこい。
「業障」の気配がする洞天に向かう
パイモン:
じゃあ、ずっと長い間…業障の苦しみに耐えてきたのか?
魈:
苦しみは代価、殺業を犯した償いだ…覚悟はできている。
魈:
ただここ数年、「業障」が溢れ出し、生者にまで害を加え始めた…我は反省しなければならない。
魈:
準備ができたら行くぞ。あの妖魔たちを長く放っておくわけにはいかない。
洞天に集まった「邪気」ヒルチャールを掃討する
パイモン:
ここの邪気はなんだか身の毛がよだつぜ!
魈:
「靖妖儺舞」を使い、ここの「業障」を断つ。
魈:
平常心を保つことに集中しろ、魔神の邪念に呑み込まれるな。
魈と共にここを「掃除」した…
魈:
「妖魔」に憑かれたやつがこんなに…少しでも遅れてたら、大変なことになっていた。
魈:
さっきお前たちが言っていた、「掇星攫辰天君」とは何者だ?
パイモン:
オイラが説明しよう!
パイモンは「掇星攫辰天君」について話した…
魈:
「願いを叶える仙人」などに騙される人がいるなんてな…
パイモン:
仙人である魈には、願いを叶える力ってあるのか?
魈:
昔の璃月には、労せずして得ようとする者はいなかった。
魈:
数千年前の璃月の民が必要だったのは、自分たちの住む所を守る力。
パイモン:
でも今の時代の人々にとっては、願いを叶える仙人の方がいいんじゃないか…
魈:
この時代がどれだけ軟弱であろうと、我とは関係ない。我は帝君の意志に従うのみ。
パイモン:
オイラまた間違ったことを言ってしまったみたいだぜ…
パイモン:
そ…そうだ!あの偽仙人は「禁忌滅却の札」っていう魔を退治できるものを持ってたんだ!
魈:
そんなもので退治を?ふん…愚かな。消さずして退治など、どうりで全てここに集まるわけだ。
魈:
このままでは、我の手に負えなくなる…「禁忌滅却の札」をそいつの手から回収する。
パイモン:
やっぱりオイラの仲間だぜ!オイラもそう思ってたんだ。オイラたちを騙したあいつを懲らしめてやらないと!
パイモン:
ちょうどこっちには正真正銘の仙人もいるしな…魈が手を出せば、もう二度と仙人を名乗れないと思うぞ!
魈:
いや。我が討つのは妖魔のみ、人は殺さない。
パイモン:
いや、殺すとは言ってない!
魈:
……
魈:
確かにそいつが悪行をやめれば、璃月にとっても有益なことだ。
魈:
我に「夢遊諸境法」という術がある。本来は眠りについた魂と体を引き離すのに使うが…
魈:
これを応用すれば、他人の魂を呼ぶこともできる。
パイモン:
うわっ!これが本当の仙法か!
魈:
これを行うには儀式をする必要がある。悪いが…香炉を一つ、七星灯を七つ、それと温度を下げられる物を少し用意してくれないか。
パイモン:
温度を下げられる物…霧氷花とかがいいんじゃないか?
パイモン:
でも香炉と七星灯はそこら辺に落ちてるものじゃないよな?
魈:
天衡山南部の道路わきに、「夜叉石像」が二体あるのは知ってるか?
魈:
璃月の先住民がその近くに寺を建て、夜叉を祀っていたんだ。そこでなら祭事に使われていた物が残っているかもしれない。
魈:
全てが揃い夜が来たら、「夜叉石像」で我を待て。やり方を教えてやる。

諸境神遊、ふと迷う
「禁忌滅却の札」を回収し「偽仙人」に警告をするため、あなたは魈の指導のもと、本物の「仙法」を見せた。これで「偽仙人」は夢の中で教訓を得たはず。
寺の守り人と会話する
パイモン:
魈が言ってた香炉と灯は、この寺にあるかもな…
銅雀:
川の流れに乗れば魂も揺らぐ、浮世を扇ぐ扇子のように…
パイモン:
あっごめん、邪魔しちゃったか…
旅人:
香炉と灯を貸してほしい。
銅雀:
…これはこれは珍しい。
銅雀:
寺に来ても仙人を求めず、神も拝まない。欲しいものは香炉ときた…くはははは…
パイモン:
無礼なのは承知だ、本当に少し借りるだけだから…
銅雀:
「夢遊諸境法」の儀式に使うんだろう?
パイモン:
な…なんで知ってるんだ!
銅雀:
私がこの寺にいる時間は、君たちの想像を遥かに上回る。
銅雀:
誠意が届いたからだろうか、「仙法」にも少し心得がある。
パイモン:
おっ、そうなのか…
銅雀:
まあまあ、持っていきなさい。人のために善行を成すのも、好事の一つだ。
銅雀:
…もともと、この地に残っていても、意味はなかったからね。
銅雀:
私のことは気にするな、欲しいものを好きなだけ持っていくといい。
儀式の道具——香炉を収集する
パイモン:
この香炉…よさそうだぞ。
パイモン:
少なくともこの寺ほどボロボロじゃない。
パイモン:
香炉のあとは…近くにある「七星灯」を集めようぜ!
儀式の道具——七星灯を収集する
パイモン:
使えそうなものは全部持ったぞ…行く前にあの人に挨拶して行こう。
帰って「銅雀」を探す
パイモン:
あれ、いないぞ?さっきまでここにいたのに…
彫像:
物を取ったらすぐに帰ると思っていたが。まさか私のことを気に掛けてくれるなんてな…
パイモン:
あっ!…さっきの人の声だ!おーい、どこにいるんだ?
彫像:
私の体は、千年も前にとっくに消えている。君たちが先ほど見たのは「浮世留形法」によって作られた幻影さ。
彫像:
たった今君たちが「浮世留形法」に使っていた香炉と七星灯を持っていったからね、必然的に私の姿も消えたのさ。
彫像:
私は元々夜叉の一人だった。岩王帝君が授けてくれた名は「銅雀」、数千年前に力が及ばず戦死した。
彫像:
今日は私の命日でね。現代の璃月がどうしても見たくて、無作法ながらもこの術を使ったのさ。
彫像:
ところで…君たちは「降魔大聖」のところから来たのかな?
パイモン:
知り合いだったのか?
彫像:
君たちから彼の気配を感じてね…それと、その濃い「業障」の気配も…
彫像:
そうか…数千年も経つのに、彼はまだあの苦痛に耐えているのか…
彫像:
…自分が恥ずかしい。
パイモン:
そんなこと言わずに、「銅雀」さんだって璃月のために命を捧げたんだろ?
彫像:
命は大切なものだが…「降魔大聖」が負っているものに比べたら、死すら安らぎとも言える。
パイモン:
「銅雀」さん…
彫像:
はは、すまないね。誕生日は楽しく、命日は悲しく、なんてね。
彫像:
「浮世留形法」の効力もあとわずかで終わる。二人とも達者で、ついでに彼によろしく言っておいてくれ…
彫像:
はぁ、もう一度、「螭虎魚焼き」が食べたかったな…
彫像:
「螭虎探しに海潜り、帰って再び妖魔狩る」
彫像:
……
パイモン:
…もう完全に消えたのかな、「銅雀」って夜叉がいたこと、人々にも知ってもらいたいな。
パイモン:
そろそろ行こうぜ?あとで時間が空いたら、またここに来て焼香をあげよう。
魈と会話する
魈:
儀式に使う道具は揃ったか?
魈:
この香炉と七星灯、まるで仙法のためだけに作られた物みたいだ…一体どこで手に入れたんだ?
旅人:
「銅雀」という夜叉から…
パイモン:
「銅雀」さんがおまえによろしくって言ってたぞ!
魈:
「銅雀」…
魈:
…あいつだったのか。確かに、あいつらしいな。
魈:
「銅雀」もやはり璃月を放っておけなかったんだろう…今の璃月を見て、彼が安心できていることを願おう。
魈:
では今から儀式の準備をする。
魈:
香炉を真ん中に、七星灯はその周囲に散らせ、極寒の物で点を結ぶ。準備ができたら我を呼べ。
魈:
うむ、それでいい。そしてここからが「夢遊諸境法」の鍵…
魈:
この術には四つの過程がある——献香、冥想、呪文、弓射。
パイモン:
あれ…そんなに面倒なのか?
魈:
この仙法は絶雲の仙人が千年かけて悟り、手にしたもの。その奥深さを軽んじてはいけない。
魈:
さもなくば自身が呑み込まれ、魂が体から離れて戻れなくなる…
パイモン:
ごめん、また間違ったことを言っちゃったみたいだ。
魈:
「献香」、すなわち香炉の上にお香を一本、岩王帝君への敬畏とする。
魈:
「冥想」、すなわち一切の雑念を遮断し、術の対象を脳の中に具現する。
魈:
「呪文」、すなわち呪文をこう唱える——「帝婆夜叉、三尸押来」
魈:
「弓射」、すなわち2体の夜叉彫像に一矢放ち、使役の契約とする。
魈:
全てがつつがなくいけば、少し経った頃にあいつの魂がここに現れる。
魈:
質問がないなら、さっさと始めよう。
パイモン:
じゃあ…とりあえずお香だな?岩王帝君に敬意を示すために…
儀式の流れに従い儀式を行う
パイモン:
それから「冥想」だ…あの嘘つき野郎の姿はあまり思い出したくないけどな。
旅人:
うーん……
パイモン:
うーん……
旅人:
うっ……
パイモン:
うっ……
旅人:
うっ、うん……
パイモン:
うっ、うん……
旅人:
「帝婆夜叉、三尸押来」!
パイモン:
あっ、「三尸押来」!
2体の夜叉石像の光る処に向けて矢を放つ
パイモン:
魈の言う通りに儀式をやったぜ。
魈:
…まあまあだな。
魈:
後のことは任せろ。お前たちは「歓迎」の準備でもしておけ。
儀式の後、目の前に「掇星攫辰天君」の魂が現れた…
掇星攫辰天君:
ここは…ん?君たちはなんだか見慣れた顔だな。
掇星攫辰天君:
どうなってるんだ、体が軽い、ふわふわで重さを感じない…
掇星攫辰天君:
…仙法?ははははは、仙人である吾輩の前で仙人ぶるとは、頭が高い。
掇星攫辰天君:
それにしてもここはどこだ。吾輩は望舒旅館で気持ちよく眠っていたはず…
掇星攫辰天君:
そうか、うん、なるほど、さすが吾輩。ははは…
掇星攫辰天君:
吾輩はきっと夢を見ているんだ!
パイモン:
おいおい…本当にどうしようもないやつだな、これじゃ意味ないんじゃないか…
掇星攫辰天君:
ほう、何をする気だ?吾輩の夢の中で吾輩をどうしようと?
パイモン:
よし…おしおきだ。
「偽仙人」の魂を倒す
掇星攫辰天君:
ストップストップ…分かった、もう分かったから!いたい…
掇星攫辰天君:
信じる、信じるさ!魂ごと消し飛ぶかと思った…
掇星攫辰天君:
どれだけ運が悪かったら、君たちという壁にぶつかることになるんだ。
掇星攫辰天君:
大仙人様どうかお許しを、もうしませんから…
パイモン:
オイラたちは仙人じゃないぜ。魂を呼んだのはオイラたちだけど、本物の仙人はこっちだ。
魈:
仙人を偽り、民を騙し、妖魔も駆除せず、皆の安否にまで影響を与えた。
魈:
そのままいけば、必ずや地に堕ちていたであろう。
掇星攫辰天君:
あ…私は…あなた様は…
パイモン:
魈のオーラに飲まれて喋れなくなってるぜ。
掇星攫辰天君:
名を…仙人様の名を聞いてもよろしいでしょうか?
掇星攫辰天君:
あなた様が!本当にあなた様があの!まさか一生の内に「降魔大聖、護法夜叉」ご本人様に会えるとは!
パイモン:
魈のことを知ってるのか?
掇星攫辰天君:
もちろん、逆に知り尽くしています!私のおじいさんが民俗学者で、小さい頃から「降魔大聖」の話を聞いてきました…
掇星攫辰天君:
今でも夜叉に関する書籍をしきりに集めています。
掇星攫辰天君:
しかし、おじいさんの遺物から「禁忌滅却の札」を見つけてからは…
掇星攫辰天君:
始めは仙人を真似るのが好きなだけでした、しかしそんなお遊びも時間が経つにつれ、ますますと…
パイモン:
そうだったのか…じゃあ、おまえは魈のファンってことだな。
掇星攫辰天君:
ああ、「降魔大聖」に会わせていただけたこと、ありがたき幸せ。私は本当に夢見心地のようです。
パイモン:
オイラたち、そこまで考えてなかったけどな…
掇星攫辰天君:
今日これを機に、「降魔大聖」様の前で…
掇星攫辰天君:
今後一切の悪行をやめ、平穏に過ごし、仙人様の名誉を傷つけないことを誓います!
魈:
その誓言、しかと受け取った…行くがいい。
掇星攫辰天君:
ありがとうございます…ご慈悲に感謝を、今まで璃月にしてくれたことにも感謝を…
パイモン:
あいつの最後の誓言、中々誠実だったな。これでもう悪さはしないと思うぞ。
パイモン:
そうだ、「禁忌滅却の札」の回収がまだだったな。オイラたちにまかせろ。明日の朝、望舒旅館に行って本人から回収するぞ!
望舒旅館のヴェル·ゴレットから「偽仙人」の情報を聞き出す
パイモン:
「掇星攫辰天君」っていうやつがここにいるって聞いたんだけど。
ヴェル·ゴレット:
「掇星攫辰天君」…あの仮面をかぶった偽仙人のことね。
ヴェル·ゴレット:
彼が宿泊名簿に書いた名前は「平安」よ。
ヴェル·ゴレット:
もう部屋を出たわ、一人で山や川を旅するとかなんとか…
ヴェル·ゴレット:
そうだ、もし「言葉を話す仙霊」を連れた人が来たら、この封筒を渡すよう預かってるの。
パイモン:
言葉を話す仙霊?誰のことだ?
ヴェル·ゴレット:
うん…彼が言ってた旅人はあなたね。はい、これを。
パイモン:
手紙を残すなんて、新手の詐欺じゃないだろうな?
パイモン:
とりあえず開けてみようぜ!凄く気になるぞ!
その平安という者は手紙で謝ってくれた。彼は修行を重ねて自分の誓いを執行し、正真正銘の仙人の「信者」になることを決心した。 過去に仙人を名乗って騙し取ったお金もすべて持ち主へ返し、おじいさんが残した「禁忌滅却の札」のみならず、個人財産もすべてくれた…
パイモン:
……
パイモン:
あ、手紙と一緒に何か入ってるぞ…
パイモン:
「禁忌滅却の札」だ!
パイモン:
久しぶりにこんな素直な悪人に会ったぜ…
パイモン:
そうだな…あっ、そうだ、はやく「禁忌滅却の札」を魈に届けに行こうぜ?
魈と会話し、「禁忌滅却の札」を返す
パイモン:
やっぱりここにいた!
パイモン:
「禁忌滅却の札」は回収したから、魈が預かっててくれ。
魈:
ご苦労。
秀華:
お客様、ご注文は何になさいますか?
魈:
「螭虎魚焼き」を一つ。
秀華:
かしこまりました。少々お待ちください!
パイモン:
あれ?今回は杏仁豆腐じゃないのか、魈にしちゃ珍しいな。
魈:
これは「銅雀」が生きていた時に好きだった食べ物…
魈:
ただ、どんな味がするのか気になってな。
パイモン:
あぁ、そっか…
魈:
「螭虎探しに海潜り、帰って再び妖魔狩る」…
魈:
……
魈:
まだ何か用があるのか?我は一人で食べる方が落ち着くんだが。
パイモン:
そうだな、オイラたちはクールに去るぜ…