arrow_back 原神 クエスト
空月の歌 第六幕

朝霧に散りゆく月光


名前の在り処
「過去」という果てしない海の中で、彼女の名前を探す…
準備が整ったら、ニコが開けた扉を抜ける
イネファ:
健康状態に問題はなさそうですね。無事に自分の仕事を終えられたようで良かったです。
ファルカ:
みんな無事で何よりだ。
前方へ進み、空間を探索する
パイモン:
この人たちは…
ニコ:
服装から見るに、みんなかつてのヒュペルボレイア人の虚影でしょうね。
パイモン:
つまり、「月神」の名前に関する手がかりを持ってるかもしれないってことだよな?
パイモン:
なぁ…月神の名前って知ってるか?
サヤザントゥス:
なんだ?
パイモン:
あっ、いきなり聞いても意味分からないよな。どう説明したらいいんだろう…
サヤザントゥス:
月は、とっくに消えてしまった。月神も皆亡くなった…彼女たちの名前になど、何の意味もない。
サヤザントゥス:
新たな月神が生誕すれば、名前も分かる。
サヤザントゥス:
我々は全ての手段を尽くした。後は待つことしかできない…
サヤザントゥス:
……
「召使」:
昔のヒュペルボレイア人は敬虔だったようだね——これ以上私たちに構うつもりはないようだ。
ラウマ:
「新しい月神」というのは、恐らくコロンビーナのことだろう。
ラウマ:
しかし残念ながら、彼のいる時代からすると、コロンビーナの誕生は遠い未来のことだクータル…
旅人:
救いは来なかった、ということだね。
パイモン:
でもさ…そこまで遠い昔じゃない時の虚影に会えれば、コロンビーナの本当の名前を知れるってことじゃないのか?
ラウマ:
うむ、その通りだ。注意深く見てみよう——服装で分かるはずだ。
旅人:
なんで何も話さなくなったの?
パイモン:
そうだぞ。ずっといっぱい話してただろ?
ニコ:
あっ…大丈夫、気にしないで。みんな正しいことを言ってると思うわ。
ニコ:
ヒュペルボレイア人にとっての月神は、きっと遥か昔の月の三女神の事なのよ。彼らから今の月神の事を聞き出すのは難しそうね。
ニコ:
神と龍の戦争でボロボロになってしまった世界で、彼らはかつて月神から与えられた数多くの庇護を必要としていた…だから、新たな月神の誕生を待ち望んでいたのかもしれないわ。
パイモン:
なるほど、納得だな。
「召使」:
引き続き、他に手がかりがないか探してみよう。
壁に描かれた絵を調べる
パイモン:
ん?絵がいっぱいあるな。かなり古そうだぞ。ニコなら、なにが描いてあるかわかるだろ?
ニコ:
どれどれ…うーん。
ニコ:
これらの壁画を理解するには、「葬火の戦い」の前後の歴史を知る必要があるわ。ラウマには以前、簡単に説明したけれど…
ラウマ:
確かに…話に出て来た内容と一致するな。月の三女神の争い、ニーベルンゲンによる改造…
ニコ:
いいえ、もう一度話すわ!
パイモン:
お、おう…
ニコ:
テイワットの三つの月と、三人の月の女神は、当時のテイワットの統治者——ニーベルンゲンの意志によって生まれたの。
ニコ:
でも、その後「天理」がテイワットにやってきて、この世界を根本から変えてしまった。
ニコ:
月の三女神の力では天理に抗えなかった。でも、天理も彼女たちを抹殺すべき異端と見なしたわけではなかった。
ニコ:
本質的に、月の三女神はこの星の存続と運行を維持しているから…三人の目的は天理と矛盾してはいなかったの。でも、密かに危険の種も蒔かれた…
「召使」:
ニーベルンゲンが帰ってきた…そうだろう?
ニコ:
そうよ。そうして始まったのが「葬火の戦い」…ニーベルンゲンと天理の戦争だった。
ニコ:
月の三女神の中でも意見が分かれたの。月を昇らせたのはニーベルンゲンなのだから、彼に従うべきだと主張した女神もいれば…
ニコ:
自分たちが戦争に巻き込まれると世界はより破滅に近づき、計り知れない結果を招くと考えた女神もいた…
ニコ:
しかも、当時は創造主であるニーベルンゲン自身が危険なアビスの気配に染まりつつあったのよ。
ニコ:
最終的に、ニーベルンゲンは女神たちの裏切りに気づき、彼女たちを閉じ込め、月を天理に抗うための武器に改造した。
パイモン:
ぶ、武器?
ニコ:
ええ…そうして、かつてこの星を守っていた月は、すべての生き物が恐れ慄く、破滅のみをもたらす存在となったの。
ニコ:
かつて天理は、月の三女神と平和の契約を交わしていた。でも当時、月がテイワットに与えていた脅威は、許容範囲を遥かに超えていたわ。
ニコ:
別の説もあるけどね。天理は月の神が囚われたことを知らず、月神が平和の契約を破ったと思い込んだという説よ。
旅人:
それで?
ニコ:
真相はどうあれ、天理は二つの月を砕き、もう一つの月を偽りの空の外に放った。
ニコ:
ニーベルンゲンが崩落した後、彼女たちが彼の拘束から逃げ出せたのかどうかは、未だに分かっていないわ。
ニコ:
でも、一つだけ確かなのは、その後テイワットに属さなくなった月の女神たちは少しずつ力を失い、櫛の歯が欠けるように亡くなっていった…ということよ。
パイモン:
そうだったのか…
「召使」:
月がテイワットに属さなくなったにもかかわらず、コロンビーナはなぜテイワットに生まれたのだろう?
ニコ:
恐らく、まだ砕けていない霜月とテイワットの間に、古の繋がりが残ってたせいでしょうね。月の女神たちの遺志だと思ってくれればいいわ。
ニコ:
最初から、彼女たちは戦争なんて望んでいなかった。ただ、この土地を守りたかったのよ。
ラウマ:
…そうだったのだな。
「召使」:
もし三人の女神が君の言う通りの最期を迎えたのだとしたら、コロンビーナは今、同じ危険な状態にある。
「召使」:
それなのに、私たちの調査にはほとんど進展がない…急ごう。
パイモン:
おう、その通りだな。進もうぜ!
探索を続ける
パイモン:
やっと着いたぜ…今度はこいつを起動するんだろ?
ニコ:
そう。最初は不安だったけど、近づいたときにクーヴァキの流れを感じとれたから、ちゃんと動きそうね。
ニコ:
ただ…これを起動するための装置の保存状態のほうは、あまり良いとは言えないのよね…
「召使」:
道中で見かけた装置のコアのようなものがあれば、直せるのだろうか?
ニコ:
確かに…ヒュペルボレイア人なら保険で直せるようにしておくかもしれないわ。さっそく探してみましょう。
空間の奥へ進んで調べる
ニコ:
ここがかつて「ヒュペルボレイア」人が月と交信していた場所よ。
ニコ:
祈月の夜、月髄を台の上に置けば、月へと繋がる「転移の扉」が開き、月神を送り届けることができるはず。
ニコ:
もちろん、その前に、月神のお嬢さんを見つけないといけないけどね。
ニコ:
そうよ。もしかして…危険だと言いたいの?
旅人:
うん、アビスに汚染されてるかも。
ニコ:
でも、彼女には帰るって選択肢しかないのよ。あなたにもわかるでしょう?
旅人:
うん…
パイモン:
それと…オイラたちはもう一番奥に辿りついたんだよな。
パイモン:
でも、歴史の絵とか、「ヒュペルボレイア」の人たちから、コロンビーナの名前を知ることはできなかったぞ。
衆人:
……
ニコ:
そうね…アリスは名前について、どう言ってたのかしら?
パイモン:
えっと、確か…
アリス:
なら、探し出しなさい。彼女は月神として、彼女自身の名前を持ってるはずよ。
アリス:
「コロンビーナ」も、「クータル」も、彼女の本当の名前じゃない。彼女だって認めてないでしょ?
ニコ:
…だったら、今までの歴史の中で、月神の「本名」なんて無かったという可能性も…
「召使」:
残念ながら、その事実を受け入れるしかないようだね。
ラウマ:
クータルがどのようにして産まれたのかは誰も知らぬが…「親」となる者もおらぬゆえ、名前を与えられたことなどないのやもしれぬ…
パイモン:
じゃ…じゃあ、コロンビーナは本当に帰ってこれないのか?本当に…このまま消えちゃうのかよ?
ニコ:
あら…?あたしの言い方…そんなにネガティブだったかしら?どうしてみんな急に悪い方向に考え始めたの?
旅人:
どういうこと…?
ニコ:
「今まで」の歴史に本名が存在しなかっただけでしょう。「未来」にも彼女の本名が存在しないだなんて言ってないわよ!
パイモン:
ええっ…?
ニコ:
アリスの言葉をよく思い出してみて。彼女は最初から最後まで、すでに持っている名前を見つけなさい、とは言ってなかったわよ。
「召使」:
つまり、まさか…
旅人:
俺たちが彼女に名前を与える?
ニコ:
ええ。名前は確かに、この世界との関係を形作るアンカーポイントと言えるわ。いままで無かったのなら、いま改めて与えればいいのではないかしら?
ニコ:
例えると…そう!例えば、あなたがテイワットに来たばかりの頃、誰かが後ろで「トゥマイニ」と叫んだとしたら、あなたは振り返ったかしら?
旅人:
振り返らないと思う…
ニコ:
じゃあ、今は?
旅人:
……!
「召使」:
言いたいことはよくわかった。
ニコ:
人生という長い旅路の中では、家族や友人も、時間と共に変化していく。
ニコ:
その人たちが違う名前であなたを呼んだとしても、大事なのは名前自体じゃない。その名前があなたを表しているという事実よ。
ニコ:
それと…それをあなたが認められるか否かね。
旅人:
……
ニコ:
だから、目を閉じて…頭の中に月神のお嬢さんの後ろ姿を思い浮かべて。さあ、何て呼びかける?
旅人:
……
旅人:
コロンビーナ…
「召使」:
コロンビーナ。
パイモン:
オイラもコロンビーナって呼ぶぞ。
ラウマ:
彼女はとっくに「クータル」が象徴していたすべてを捨てた——ゆえに…私も、これからは彼女をコロンビーナと呼ぶべきだろう。
ニコ:
みんな、答えはもう見つけたようね。
パイモン:
でも…本当にこんなんでいいのか?あれだけ探して見つからなかったんだぞ!
ニコ:
恐らく今回の旅では、「過程」が「結果」と同じくらい重要なんじゃないかしら。
ニコ:
探す過程を経験していなければ、何度も壁にぶつかっていなければ、正しいと思える答えは得られなかったでしょう?
ニコ:
あら…改めてそう考えると、確かにアリスらしい手口ね…
「召使」:
あの魔女は、最初からこの世にコロンビーナの「本名」など存在しないことを知っていたのかもしれないな…
ニコ:
さあ、どうかしらね。ただ…アリスの満足げな笑顔が目に浮かぶようだわ。
ラウマ:
うっ…!
パイモン:
ラウマ!おまえ、角が…!
ニコ:
みんな…急ぎましょう。祈月の夜の月がもう昇って来ているわ。
ニコ:
安心して。さっきみんなが「コロンビーナ」と呼んだでしょう?あの声には、月神を呼び戻すのに十分な力がこもっていたと思うわ。
パイモン:
名前に…力?
ニコ:
それは…その…うぅ…くっ!
パイモン:
えっ?こ、今度はどうしたんだ?
ニコ:
うう…!どういう原理か解説したい…!テイワットの根源のルールを語りたい…!何時間でも語れるのに!
ニコ:
でも…落ち着いて、落ち着きなさい、ニコ。あなたは厳かな天の使いよ。優先順位を弁えている天の使いなのよ!
パイモン:
わ…わかった。悪かったな、今聞くべきじゃなかったぞ。
ニコ:
と…とにかく!みんな、早く出発しましょう。さっきこの名前を呼んだ時の気持ちを忘れないで。
ラウマ:
では、ここに約束しよう…
「召使」:
「コロンビーナ」を呼び戻し…
パイモン:
あいつのために最高の「祈月の夜」をやろうぜ!
旅人:
そして、コロンビーナを月に送ろう。
「銀月の庭」へ向かう
「少女」:
もう…動くための力も…
「少女」:
意識も…どこかへ消えてしまいそう…
「少女」:
みんなはもう、扉から出てきたのかな?最後に…もう一度会いたい…
あなたは「銀月の庭」へと向かい、消えゆく「少女」を「コロンビーナ」の名で呼びかけた。そして最後に、「少女」自身もとても気に入っているこの名前を受け入れ、「コロンビーナ・ハイポセレニア」という名で再び姿を現した。
コロンビーナと話す
旅人:
コロンビーナ・ハイポセレニア。うん、いい名前だね。
コロンビーナ:
「コロンビーナ」が私の本当の名前になるなんて、思ってもみなかった。
コロンビーナ:
でも、キミや、ほかのみんなと出会ったことで、この名前が表す意味が変わったんだと思う。
コロンビーナ:
それは…ファデュイのコードネームから、友達の呼ぶ私になったの。
旅人:
(初めて会ったときから、たしかにコロンビーナは結構変わった…こうやって自分の気持ちを言えるようになるなんて。)
コロンビーナ:
どうしたの?どうして黙っちゃうの?
旅人:
嬉しいんだよ。
コロンビーナ:
ふふ、ありがとう。みんなは?
旅人:
みんなは別のところで君の名前を呼んでるよ。みんなに会いに行こう。
コロンビーナ:
うん。みんな私のためにいろいろ頑張ってくれたんだよね。ありがとうって言わないと。私の名前を探したり、古代の遺跡に入ってくれたり…
旅人:
あれ?まさか…
コロンビーナ:
うん。意識を保ててた間、ずっとこっそりついて回ってたの。
旅人:
いつから…?
コロンビーナ:
覚えてる?ナシャタウンにいたとき、振り返って「コロンビーナ」って呼んでくれたでしょ。
旅人:
(あのときから…)
旅人:
(でも、あの時はたしか、後ろから肩を叩かれて…コロンビーナに肩を叩かれたと思ったから、そう言ったんだ…)
コロンビーナ:
行こう。みんなを待たせちゃ悪いよ。
旅人:
うん、じゃあついてきて。
コロンビーナ:
あっ、でも…
旅人:
どうしたの?
コロンビーナ:
その前に、もう一度名前を呼んでくれる?
旅人:
ふふっ…
旅人:
行こう、コロンビーナ。
コロンビーナと一緒に仲間たちに会いに行く
コロンビーナは動物や月霊を通じて、自分が無事であることを仲間に伝えた…
一部の仲間は、動物や月霊の身振り手振りからこの情報を読み取ることに苦戦していた…
ラウマ:
…!コロンビーナさん!よかった…
コロンビーナ:
うっ!ラ…ラウマ…苦しい…!
ファルカ:
ははっ、祈月の夜に何とか間に合ったな。
パイモン:
ほんとだぜ、心配したんだからな!
コロンビーナ:
ありがとう、みんな。みんなのおかげで、自分の名前を手に入れたよ。
ネフェル:
コロンビーナ・ハイポセレニア…後半は自分でつけたのかい?
コロンビーナ:
うん。意味は…
ラウマ:
「月の下で生まれた」。
コロンビーナ:
そう——それと「世界の下で生まれた」って意味。
「召使」:
いい名前だ。
ニコ:
コホン!素敵な時間を邪魔して悪いけど、ナシャタウンの祈月の夜はもうすでに始まってるわ。
ニコ:
せっかくだし、楽しんで行かない?ライトアップは綺麗だし、楽しいコンテンツが山盛りよ!なんと魔女会がスポンサーなの!
パイモン:
ニコ?お…おまえ、なんでドドコになっちゃってるんだ!?
コロンビーナ:
ニコさん…私の名前を見つけるのを手伝ってくれてありがとう。やっと声が聴けるね。
ニコ:
どういたしまして。道に迷っている人をお宝まで導くのは、仙霊の本能よ。
ニコ:
それに、人々が心から求めるお宝を見つけるお手伝いをするのって、実際の財宝を見つけるより達成感がすごいのよ!気持ちいいんだから!
パイモン:
えっと…
ニコ:
うふふ、アリスのほうで面倒事があったから、手伝いにいくために一足先にお暇しちゃった。
ニコ:
でも安心してね——ちゃんと、みんなと一緒にこの夜を楽しむから。
ニコ:
ナシャタウンのお祭りには、魔女会の屋台も出てるのよ。アリスによると、今回は魔女Bまで助っ人として呼んだそうよ。
ラウマ:
霜月の子も様々な遊びを用意した。アイノさんとイネファさんも何やら準備しておったな。
ラウマ:
そういえば…ネフェル、例の件は…
ネフェル:
ああ、とっくに済ませてあるよ。ヤフォダも何かあった時のために、会場でスタンバイしてる。
ラウマ:
よかった。では…旅人。
旅人:
分かった。
コロンビーナ:
…えっ?
旅人:
おいで、コロンビーナ。一緒に最高の祈月の夜を楽しもう。

月光の還る夜
いよいよ「祈月の夜」を迎えた。彼女にとって、この最後の夜はどんな思い出となるだろうか…
仲間たちと会話する
movie
一行の案内のもと、コロンビーナはナシャタウンへ辿り着き、友達が用意してくれた「祈月の夜」の祭りへと足を踏み入れた…
コロンビーナ:
これが…みんなのよく言う「サプライズ」?
旅人:
うれしい?
コロンビーナ:
うん。まさか、こんなふうに自由にみんなと祈月の夜を楽しめる日が来るなんて、思ってもいなかった…
パイモン:
へへっ、気に入ってくれてよかったぜ!
ネフェル:
森に木を隠すとは…今回のアイデアはあんたらしくないね、ラウマ。祈月の夜には角が伸びるだけじゃなく、頭まで冴えるのかい?
ラウマ:
ああ。普段は渋るオーナーも、この夜ばかりは人脈を駆使して自ら事を進めてくれる。なんとも不思議なものだ。
ネフェル&ラウマ:
……
コロンビーナ:
(今なら分かる…これも仲が良いってことなんだよね…)
ドゥリン:
あれ?みんなここで何してるの?
ドゥリン:
あっ、コロンビーナさん!戻ったんだね!
コロンビーナ:
うん、心配してくれてありがとう。もう大丈夫。
パイモン:
アリスに頼まれた件は順調か?
ドゥリン:
うん、かなりの成果があったよ。あんなに嬉しそうなアリスさん、初めて見た。
旅人:
いつもニコニコしてるけど?
ドゥリン:
今回の喜び方はちょっと違うんだ。何か大きな進展があったみたい。
ドゥリン:
結果が出たら知らせるから、それまで遊んでていいよって。
{REALNAME[ID(1)|HOSTONLY(true)]}:
今のうちに休んでおこう。この先、いろいろと苦労させられそうだからね。
ラウマ:
では、私もこの辺で失礼しよう。霜月の子の屋台に、まだ仕事が残っておるのでな。
ネフェル:
ああ、あたしも適当にぶらついてくるよ。年に一度のお祭りだからね、滅多にお目にかかれないチャンスが隠れてるかもしれない。
パイモン:
そういえば、ファルカはどこ行ったんだ?
ラウマ:
ナシャタウンに着くなり、フラッグシップへ向かったようだ。
パイモン:
さすがモンド人…お祭りとなるとすぐこれだ…
ラウマ:
それではコロンビーナさん。この夜を存分に楽しんでくれ。
コロンビーナ:
うん、そうする。
パイモン:
そうと決まれば、コロンビーナもここでぼーっとしてないで遊ぼうぜ!どこもきっと歓迎してくれると思うぞ!
パイモン:
あっ、そうだ。このガイドマップをやるぜ。
パイモン:
ここは霜月の子の屋台で、ラウマが動物たちをたくさんお祭りに招待したみたいだぞ。
パイモン:
こっちは魔女会が協賛してる屋台。お祭りって聞いて、アリスが盛り上げなきゃって張り切ってたぜ。
パイモン:
あっ、それとナシャタウンにはいろいろ名物があるんだ。けど、ひとつひとつ紹介するのは大変だし…直接見て回ってみるといいぞ!
コロンビーナ:
ありがとう、面白そうだね。
旅人:
よい月夜を。
コロンビーナ:
二人は一緒に来てくれないの?
パイモン:
もちろんオイラたちも遊ぶけど、でもまずはおまえの気になる屋台に行ってみたらどうだ?
コロンビーナ:
うーん…
パイモン:
そうそう。もし面白そうな屋台を見つけて一緒に遊びたいってなったら、いつでもオイラたちを呼んでくれ!
パイモン:
肩の力を抜いて、思いっきり楽しむんだ!屋台をぜんぶ回って…美味いもんでお腹をパンパンにするといいぞ!
旅人:
途中、どっかで会うかもね。
コロンビーナ:
ふふ、そうだね。じゃあ…行ってくる。
旅人:
楽しんで!
「祈月の夜」・「アニマルバルーン」を楽しむ
ヤフォダ:
(わあ~霜月の子の屋台って地味だけど、実際見てみるとこれはこれでありだな。)
ヤフォダ:
(普段、ヒーシ島にはあんま行かないし、なんていうか…歴史の重みってやつを感じる…)
ヤフォダ:
(その歴史を記念して、祭日がもっと増えてくれたらバンバンザイだな!)
コロンビーナ:
こんばんは、ヤフォダ。
ヤフォダ:
うわっ!コロン…あっ、いや月神様!!
ヤフォダ:
(危ない危ない…店員さんにバレるとこだった…っていうか、月神様の靴って音もなく歩けるのか!?いいなぁ!)
コロンビーナ:
キミも風船で遊びに来たの?
ヤフォダ:
風船?ああ…あれのことか。
ヤフォダ:
(風船の何が面白いんだ?あたいは子供じゃないし…でもアイノだったら喜びそうだな。)
コロンビーナ:
うん。動物たちがこういうフワフワしたものを見ることってそうないでしょ?楽しそうな鳴き声が聞こえたから、様子を見に来たの。
コロンビーナ:
あと最近、風船を使った新しい遊びを覚えたんだ。それをやってみようと思って。
ヤフォダ:
新しい遊び…?
コロンビーナ:
こんばんは。
レイダ:
おかえりなさい、月神様。風船をお求めでしょうか?
コロンビーナ:
うん、まだ膨らませてない風船をくれる?
レイダ:
え?あ、はい…でもいいんですか?
コロンビーナ:
うん。ありがとう。
ヤフォダ:
(空気の入ってない風船なんて、ただのペラッペラのゴムだよな?)
コロンビーナ:
ヤフォダも一緒に遊ぶ?
ヤフォダ:
えっ?い、いいけど…どうやって遊ぶんだ?
コロンビーナ:
ここでちょっと待ってて。
ヤフォダ:
あ、ああ…
ヤフォダ:
(はぁ…また面倒なことに巻き込まれなきゃいいけど…)
「召使」:
おや?先ほどコロンビーナがこの辺りにいたのを見かけたが…
ヤフォダ:
(えっ…第四位!?…いやでも、これまで何度も助けてくれたし、普通にいい人だよな…)
ヤフォダ:
(コロンビーナを探してるのか?ふぅ…ちょうどよかった。あいつが戻ってきたら抜けさせてもらおう。執行官と一緒にいたら、心臓バクバクで手汗が止まんなくなる!)
「召使」:
……
ヤフォダ:
(何の屋台を見てるんだ?…霜月の子のとこか。角とかケモ耳とかを売ってる屋台だったよな。)
ヤフォダ:
(あんなアクセサリー、欲しがるやついるのかぁ?あたいなんて、普段の装備だけで重っ苦しいのに。それにもし着けてるところを誰かに見られたら「恥ずか死」するだろ…)
ヤフォダ:
(着けた!!)
「召使」:
(…妙な違和感がある。リネットも普段このような気分なのだろうか。)
スニツア:
お客さん、お似合いですよ。
スニツア:
(なんということでしょう…すごい威圧感のあるお方だったのに、耳を着けた途端…!ああっ…なんて凛々しいの!)
「召使」:
(ふむ…せっかくの祭りだ。着けたままにしておこう。)
「召使」:
ん?
ヤフォダ:
(こ、こっちに来た!)
「召使」:
こんばんは、ヤフォダさん。
ヤフォダ:
(そんなの着けたまま話しかけてくるなよ!目のやり場に困るだろ…!)
ヤフォダ:
あっ…ええっと、こんばんは。
「召使」:
コロンビーナを探しているのだが、見かけなかっただろうか?
ヤフォダ:
えっ、あ、ああ、それなら…ん!?
コロンビーナ:
ふふっ。
ヤフォダ:
(ままま、待て…「新しい遊び」って、まさか…!?)
コロンビーナ:
…やっ!
「召使」:
っ!!
ヤフォダ:
……
ヤフォダ:
なんであたいに当たるんだよ!?
「召使」:
背後から奇襲とは。宣戦布告かな?コロンビーナ。
コロンビーナ:
一緒に遊ぶ?アルレッキーノ。
ヤフォダ:
(ひぃっ!この二人がやり合うのか?ここで!?)
「召使」:
ああ。だが他にも参加したい人がいるようだ。
ヤフォダ:
……!姐さん!早くあたいをここから助けてくれ!怖いよー!
ネフェル:
こんばんは。風船を十…いや、二十個くれるかい、空気はなしで。
ヤフォダ:
…えっ?
ネフェル:
さて、月神サマ。うちの従業員に水風船を当てた代償は大きいよ?
コロンビーナ:
ふふっ、歓迎するよ、ネフェル。
ネフェル:
先に言っておくけど、勝負は正々堂々。お互い不思議な力を使うのはナシだ。
「召使」:
ああ、もちろんだとも。
ネフェル:
ん?ヤフォダ、なにボサっとしてるんだい。あたしとチームを組みたくないのかい?
ヤフォダ:
あ、あたいも参加するのか!?
ネフェル:
当然だろう?秘聞の館の看板を汚すんじゃないよ!
ヤフォダ:
…やっぱり、面倒なことに巻き込まれたーーっ!!
「祈月の夜」・「以心伝心飴細工」を楽しむ
カアリナ:
…晴れ!晴れてるほうが好き!
しゃべる魔法のランプ(?):
ふむ…まるで太陽のように暖かな月神様ですね。
しゃべる魔法のランプ(?):
あなたの心の中にいる動物は…
しゃべる魔法のランプ(?):
こちらの可愛らしいモサモサアナグマです。
カアリナ:
わあ!ありがとう、しゃべる魔法のランプさん!
しゃべる魔法のランプ(?):
ふふっ、月神様、どうぞ今宵をお楽しみください。
パイモン:
あれ?この声、フリンズだよな!
フリンズ:
しーっ、どうかお口にチャックを。旅人さん、パイモンさん。
パイモン:
お、おう…なんで飴細工なんか売ってるんだ?
フリンズ:
祭りの楽しみ方はひとぞれぞれ。長年アビスや墓地と付き合ってきた身からすると、時に皆さんの幸せそうな笑顔を見たくなるんです。
フリンズ:
それに、洞察力にはいくらか自信があるため、その方の心に合わせた飴細工を作るのは得意でして。
パイモン:
いや聞きたいのはそこじゃないぞ。正体がバレるかもしれないだろ?平気なのかよ?
フリンズ:
バレる?今年の祈月の夜の会場は、偉大な魔女の方々のおかげで、不思議な魔法に満ちております。
フリンズ:
コロンビーナさんでさえ正体を隠せているのですから、僕も本来の姿で楽しませてもらおうかと思いまして。
パイモン:
なるほど…たしかにそっか。けど知らない人が見たら、本当にしゃべるランプだと信じちゃいそうだな…
フリンズ:
ふふっ…ところで、お二人がこちらにいらしたのは、心の中の動物を知りたいからではありませんよね?
パイモン:
あっ、そうそう…これを見てくれ!
フリンズ:
ほう…なんとも独創的で、美しい。
パイモン:
さっきファルカに会ったんだけど、みんなが同じように描いてたらつまらないって言って、おまえの分を描いちゃったんだ。
フリンズ:
はは…実にファルカさんらしい。その絵も相変わらず…彼らしさに富んだものですね。
フリンズ:
それでしたら、僕は後ほどアルベドさんを描きましょう。
パイモン:
「後ほど」?
フリンズ:
…おかえりなさい、月神様。
パイモン:
(……!危なかった…)
コロンビーナ:
こんばんは、フリンズ。
パイモン:
もう正体がバレたぞ!
フリンズ:
はは…どうやらコロンビーナさんは誤魔化せないようですね…たとえまぶたを閉じていても、その目は鋭い。
コロンビーナ:
私は見てるんじゃなくて、感じてるの。周囲のクーヴァキの波だって感じ取れるよ。
フリンズ:
さすが月神様です。飴細工をおひとついかがでしょう?
コロンビーナ:
うん、おねがい。
フリンズ:
ええ、すぐお作りしましょう。
コロンビーナ:
…あれ?
フリンズ:
どうかなさいましたか?
コロンビーナ:
…私の心の中にいる動物は?飴細工を持った子たちは、みんなその話をしてたのに。
パイモン:
(まさかそれが楽しみで来たのか!?)
フリンズ:
ああ、失礼しました。まさかこんなミスをしてしまうとは。
フリンズ:
おっしゃるとおり、誰しも心の中に不思議な動物を飼っています。コロンビーナさんの心の中にいるものも探してみてよろしいでしょうか?
コロンビーナ:
うん、おねがい。
フリンズ:
…昼と夜、どちらがお好きでしょうか?
コロンビーナ:
夜。
フリンズ:
春夏秋冬の中で、一番お好きな季節は?
コロンビーナ:
冬。
フリンズ:
晴れ、雨、曇り、一番お好きな天気は?
コロンビーナ:
雨の朝、晴れの夜。
パイモン:
(そんな答え方もありなのかよ?)
フリンズ:
森と湖と海、一番お好きなのは?
コロンビーナ:
どれも好き。
フリンズ:
小さなお店を開くとしたら、何を売りますか?
コロンビーナ:
うーん…月光かな。
パイモン:
(わあ…オイラも買いたいぞ。)
旅人:
いくら払えば買える?
コロンビーナ:
モラはいらない。来てくれさえすればあげる。
フリンズ:
コロンビーナさんの心の中が分かりました。
フリンズ:
さあ、こちらを。
パイモン:
わあ!月霊だ!
フリンズ:
ええ。月霊たちは自由で、ナド・クライのすべてを深く愛し、見返りを求めることなく人々を助ける存在。
フリンズ:
コロンビーナさんにこれほど相応しいものはありません。
コロンビーナ:
ふふっ、ありがとう。
フリンズ:
ふふっ、もちろん大歓迎です。
フリンズ:
ただ、あなたとは長い付き合いですから、どれほど質問に答えていただいても、僕の出す答えにさほど新鮮さは感じられないでしょう。
フリンズ:
ですので、代わりにこちらの飴細工をお受け取りください、我々の友情の証として。
コロンビーナ:
ランプの飴…
パイモン:
えっと…おまえたち…あっちで食べてきたらどうだ?オイラもその動物診断がやりたいぞ!な、フリンズ?
パイモン:
(絵のことは任せてくれ!)
コロンビーナ:
パイモンの答えも聞きたい…
パイモン:
えーっと、オイラは…すごく時間がかかるんだ!オイラの心は複雑だからな…早く食べないと飴も溶けちゃうぞ!
コロンビーナ:
そう…わかった…
パイモン:
ふぅ——
フリンズ:
お見事。素晴らしい機転です。
パイモン:
ったく、次はおまえもフォローしてくれよ!
コロンビーナ:
……
コロンビーナ:
(甘い…なんだろう…ホワイトベリー?旅人のはどんな味かな…)
カアリナ:
こっちこっち!飴細工を売ってるランプさんはこっちだよ!
レメッティー:
へへっ、楽しみだなぁ!
コロンビーナ:
(あっ、そうだ…)
コロンビーナ:
旅人、分けっこしない?
旅人:
…分けっこ?
コロンビーナ:
うん。最近知ったからやってみたくて。だめ?
コロンビーナ:
ありがとう。
コロンビーナ:
……
コロンビーナ:
…私のより酸っぱい。はい、私のも食べて。
コロンビーナ:
それだけでいいの?
コロンビーナ:
ふふ…なんだか不思議…
旅人:
なんで?
コロンビーナ:
自分の分が減ったのに、心は別の何かで満たされたような気分だから。
コロンビーナ:
…この感じも、ちゃんと覚えておくね。
旅人:
もう少しいる?
コロンビーナ:
うん。
「祈月の夜」・「祈願の便り」を楽しむ
カーチャ:
「ホワイトベリーをお腹いっぱい食べられますように」…
カーチャ:
なんて慎ましやかな願い。書いたのは子供でしょうか…
カーチャ:
あれは…詠月使のラウマ様?
ラウマ:
……
カーチャ:
「二度と長羽トキに噛まれませんように」…
カーチャ:
ラウマ様もいろいろ大変みたい…
宝盗イタチ:
♪
ラウマ:
ああ、しかと承ったぞ。
シェルティー:
ワン~!
ラウマ:
うむ、分かった。
コロンビーナ:
祈月の夜でも、変わらず忙しいみたいだね…
ラウマ:
ああ。だが、忙しくとも心は充実しておる。
ラウマ:
今夜はとりわけ角が重く、潮の力も強く感じるが…
ラウマ:
この子たちの願い事を書いて結んでいるうちに、不思議と心が静まってきた。
ラウマ:
よければ見ていただきたい。どれも素敵で…
ラウマ:
私たちが叶えられるものばかりだ。
コロンビーナ:
ラウマは私を責めないの?本音を聞かせてくれる?
コロンビーナ:
月に帰れるのはみんなのおかげなのに、私は何も返せてない。
ラウマ:
コロンビーナさんは、もう十分やってくれた。
ラウマ:
あなたの過去を知り、見届けた友人として、心の底からそう思っておる。
コロンビーナ:
詠月使としては?
ラウマ:
ふっ…月神の願いを叶えられることは、詠月使にとって最高の誉れだ。
コロンビーナ:
ありがとう、ラウマ。
ラウマ:
ただ…
コロンビーナ:
ん?
ラウマ:
正直な気持ちを告白するなら、もう一つ別の感情もある。
ラウマ:
——少し悲しいのだ。
ラウマ:
あなたが帰る月とこの土地は、偽りの空によって隔てられておる。
ラウマ:
今度は私たちが、月を眺めながら思いを馳せることになるだろう。
コロンビーナ:
ラウマ、それにみんなのことも忘れないよ。
ラウマ:
ああ…
コロンビーナ:
みんなにメッセージを伝える方法はないかな。
ラウマ:
であれば、クーヴァキを使うのはどうだろうか?
ラウマ:
波長や光の強さの加減で合図を送る方法があると、ヤフォダさんから聞いたことがある。
コロンビーナ:
うーん、覚えるの大変そう…
ラウマ:
前もって解読用の本を用意しておけば…ふふっ、あなたには向いていないかもしれぬな。
ラウマ:
コロンビーナさんなら、きっと皆と連絡を取る方法を見つけられるはずだ。
ラウマ:
そう思うと、少し悲しみも和らいできた。
コロンビーナ:
本当に見つけられるかな…?
ラウマ:
ああ。あなたならきっと見つけられる。私は「本物」の力を信じておる。
ラウマ:
本物は往々にして偽りよりも痛みを伴うものだ。だからこそ、本物は偽りに勝る。
ラウマ:
あなたの想いと愛は、必ずや偽りの帳を貫き、私たちのもとに届くであろう。
コロンビーナ:
ありがとう…じゃあ、私の願いも結んでくれる?
ラウマ:
これは…
コロンビーナ:
月下の世界の生きとし生ける者が、帰る場所を見つけられますように。またいつか、みんなと会えますように。
コロンビーナ:
…二つは欲張りすぎかな?
ラウマ:
いや。二つ目は私たち皆の願いであろう?
ラウマ:
この願いが叶う日まで、私も祈り続けよう。
「祈月の夜」・「まん丸おとぎ話」を楽しむ
メッタ:
ちゃんと狙ったのに…
ドリー:
あらあら、残念でしたわね。私も確かに見ましたわ。あと少しで景品に届きそうでしたのに…
メッタ:
違う!当たった瞬間に逃げられたの!
ドリー:
逃げられた?
メッタ:
そう!紙カエルが動いたんだよ!
シェーンブルン:
……
ドリー:
まあ!面白いことをおっしゃいますわね。紙で出来たカエルが動くだなんて、魔法でもかかってない限りありえませんわよ。
ドリー:
私は一介の店主にすぎませんわ。もしそんな魔法を使えたら、紙カエルなんかじゃなく、モラにその魔法をかけていますわ。モラがぜ~んぶ私の財布に転がり込んでくるようにね、ふふふっ。
ドリー:
お客様、もう一度挑戦なさいますか?よく遊んでくれていますし…特別に二割引きにして差し上げますわ。
ドリー:
その腕なら、今度こそ景品をゲーッツできるかもしれませんわよ?
メッタ:
えっと…
メッタ:
その…お小遣いがなくなっちゃったから、お家に帰ってもらってくるね!
ドリー:
ええ、ええ、お待ちしておりますわ。ですがご注意くださいませ。うちは祈月の夜にしか開けておりませんので、今日を逃したら次は一年後になりますわよ。
ドリー:
では次のお客様、どうぞ。
コロンビーナ:
こんばんは。
ドリー:
(んまあ、な、なな、なんでこのお方が!スタッフたちに、今回は動かないよう伝えませんと。でも、まだ目配せで伝えられるほどの仲じゃありませんし…)
コロンビーナ:
ドリー?
ドリー:
あらあら、いらっしゃいませ、コロンビーナさん。うちのゲームで遊んでいかれませんか?ルールは簡単ですわよ。
コロンビーナ:
いくら?
ドリー:
初回は無料ですの。二回目から少々料金を頂戴いたしますわ。
ドリー:
コロンビーナさんの実力なら、どのおもちゃも「一発でゲット」できるかもしれませんわよ!
ドリー:
(これなら、この子たちも気づいてくれるはずですわ…)
コロンビーナは景品のほとんどを手に入れた…
ドリー:
どれどれ…
ドリー:
さすがですわ!本日の最高ポイントですの!
ドリー:
こちらが景品になります。もう一回挑戦なさいますか?料金ですが…
ドゥリン:
コロンビーナさん、素敵な月夜だね。
コロンビーナ:
ドゥリン、笠っち。キミたちもゲームをしに来たの?
ドゥリン&{REALNAME[ID(1)|HOSTONLY(true)]}:
うん&まさか。
ドゥリン:
……
{REALNAME[ID(1)|HOSTONLY(true)]}:
……
{REALNAME[ID(1)|HOSTONLY(true)]}:
コロンビーナに挨拶をしに来ただけだろう?
ドゥリン:
そのつもりだったけど、ここには知り合いがたくさんいるみたい。
シェーンブルン:
(この人…ま、まさか!)
パティサラ:
(ちびドゥリンだ。すごく大きくなってる!)
{REALNAME[ID(1)|HOSTONLY(true)]}:
チッ…熱烈な歓迎だね。
ドリー:
まあまあまあ、せっかくですからお二人も挑戦してみてはいかがでしょう?初回はタダですわよ。
{REALNAME[ID(1)|HOSTONLY(true)]}:
やるわけないだろ。僕の分はこいつにやってくれ。
ドリー:
え、ええと…タダで遊べるのはお一人様一回までですの…
{REALNAME[ID(1)|HOSTONLY(true)]}:
あっそ。
ドゥリン:
アーモンド長老は元気?
パティサラ:
うん、元気だよ!健康のために、毎朝森の中を走ってる。
シェーンブルン:
この間はクラッカーとボートレースに参加してたんだけど、どうしてもハスの葉に飛び乗れなくて、クラッカーが笑い転げてた。
パティサラ:
ちびドゥリンは元気?まだ飛べるの?
ドゥリン:
うん、飛べるよ。
パティサラ:
あんまりしゃべらなくなったね。大きくなるって大変?
シェーンブルン:
それが大人になるってことだよ。ある詩にこんな一節がある——
シェーンブルン:
「騎士は石の剣で金の心を守る」ってね。
シェーンブルン:
石は重いだろ?だから口数が少ないんだ。
パティサラ:
へえ、わたしも大きくなったら騎士になりたい!さあ輪っか、かかってこい!
ホイール:
笠をかぶった方とまたお会いできるとは。前回乗車いただいた時よりもずっと穏やかに見えますね。
{REALNAME[ID(1)|HOSTONLY(true)]}:
さあ、どうだか。
ホイール:
あなたに助けられた私には分かるのです。それは正しい道を歩んでいる人にしか見られない顔です。
{REALNAME[ID(1)|HOSTONLY(true)]}:
……
ホイール:
皆さんが望む終点に辿り着けますように。
エスノワール:
あ、動けた!動けたよ、ローゼル!
ドリー:
(な、なにをしていますの!自分から輪に飛び込むなんて!)
ドリー:
あらら…あっという間に全部命中ですわね…
ドリー:
(各国を渡り歩いてきましたけれど、こんなのは初めてですわ。もしやこの子たち…こちらのお方と知り合いなのでしょうか?)
ドリー:
(ですが、童話の中の折り紙の動物やぜんまい仕掛けの小人と心を通わせるなんてあり得ますの?…同郷とかならまだしも…)
ドリー:
(うーん…一体どういうことかしら?今度、大魔女アリスさんに聞いてみませんと…)
ドゥリン:
ありがとう、ドリーさん。楽しかったよ。
ドリー:
え…ああ、特賞をお渡しいたしますわ…ええと、どこに置いたかしら…少々お待ちくださいまし…
ドリー:
(くぅ~特賞を手放すことになるなんて…)
ドリー:
(ただまあ先日の儲けもありますし、プラマイゼロってところでしょうか…)
メッタ:
はぁ…はぁ…戻ったよ!
メッタ:
あれ、あの景品がない?急いで戻ってきたのに!
ドリー:
あはは…申し訳ありませんわ。でも、ほかにも素敵な景品はたくさんありますわよ!
メッタ:
……
コロンビーナ:
…これがほしかったの?
コロンビーナ:
はい、どうぞ。
メッタ:
え?でも…
コロンビーナ:
受け取って。キミのそばにいたらこの子も喜ぶから。
メッタ:
ありがとう、お姉ちゃん…じゃなくて、月神様!
ドリー:
(コロンビーナさんったら!そんなことしたら私の儲けが減ってしまうではありませんの!)
ヴィサ:
お父さん、さっき言った屋台はここだよ!
ドリー:
(はぁ…相手が月神様なら仕方がありませんわ…どうにかしてこの子を引き止めませんと…)
ヴィサ:
えっ?特賞がなくなってる…!?
ドゥリン:
…よかったらあげるよ。
ドリー:
んなぁ!!なな、何ですって!?
ドリー:
(じょ…冗談じゃありませんわ!?どうして揃いも揃って商売を邪魔するんですの…!)
ドゥリン:
よい月夜を。
コロンビーナ:
よい月夜を。
「祈月の夜」・「ドドコぐるぐる大冒険」を楽しむ
ヤツェク:
…さあさあ「ドドコぐるぐる大冒険」をどうぞご体験あれ!
ヤツェク:
おや、おかえりなさい月神様。
コロンビーナ:
これって何?
ヤツェク:
こちらは偉大なる魔女が協賛しているアトラクションでして、ふわふわのドドコに乗って忘れられない冒険へと旅立てます。
ヤツェク:
(っていう宣伝文句だけど…そもそも魔女って誰のことで、ドドコってなんだ?)
コロンビーナ:
遊んでみたい。
ヤツェク:
はい。あれ…でも、お一人ですか?
コロンビーナ:
一人じゃだめ?
ヤツェク:
いえ、そういうわけでは…!ただ、ドドコの座席は二人掛けになっていまして、もしお誘いしたいご友人がいらっしゃればと。
コロンビーナ:
友達…
コロンビーナ:
…あ。
パイモン:
…これでよし。あとは他のみんなにも描いてもらえば完成だな。
パイモン:
コロンビーナにバレないよう気をつけないと…
コロンビーナ:
…旅人。
パイモン:
……
旅人:
な…なに?
コロンビーナ:
あれに乗るの、付き合ってくれない?
旅人:
(回るドドコ?なるほど…二人乗りなんだ。)
旅人:
いいよ。
コロンビーナ:
うん、行こう。
旅人:
あっ、ちょっと待って!
パイモン:
(…大丈夫だ!オイラがみんなに届けるから、こっちは任せてくれ!)
旅人:
(じゃあ、お願い!)
コロンビーナ:
ん…?
コロンビーナ:
うん。あそこに並ぶみたい…
ヤツェク:
しっかりお座りくださいね。旅の途中はくれぐれもお気をつけて。回転中のドドコから降りないようにしてください。
ヤツェク:
それでは…良い旅を!
旅人:
(アリスさんって、いつも変わった面白いものを作るなぁ…)
コロンビーナ:
……
旅人:
どう?
コロンビーナ:
楽しい、月霊の道みたい。
コロンビーナ:
月霊たちも時々私のまわりをくるくるしながら、綺麗なメロディーを奏でてくれるの。
旅人:
かわいいね。
コロンビーナ:
うん。きっと月に行っても、また月霊たちに会いたくなると思う。
旅人:
(……)
旅人:
(月には…何があるんだろう?コロンビーナにも分からないのかな…)
旅人:
怖くなったりしないの?
コロンビーナ:
するよ。
旅人:
……
コロンビーナ:
昔はたまに怖くなってたけど、今の怖さはまた少し違う。
コロンビーナ:
…私が「消えてた」数日間、面白いものをたくさん見たの——
コロンビーナ:
私と家族とで接し方がまったく異なる霜月の子や、想像もしてなかった友情の伝え方を。
コロンビーナ:
最初はずっと不思議だった。神を敬ってるはずなのに、いちばん真摯で温かな感情はどうして神ではなく家族や友人に向けるのか。
コロンビーナ:
でも、だんだんと分かってきたの。彼らはお互いに、良いところも悪いところもすべて受け入れてもらえると信じてるんだって。
旅人:
友達も君のすべてを受け入れてくれる。
コロンビーナ:
知ってるよ。キミたちが私の名前を呼んでくれた、その時から。
コロンビーナ:
いま私が「怖い」と感じるのは、手に入れたばかりのすべてが、今夜終わってしまうこと。
旅人:
終わらないよ。
コロンビーナ:
えっ?
コロンビーナ:
……
コロンビーナ:
そう言ってくれてありがとう。ううん…私の話を聞いてくれて、ありがとう。
コロンビーナ:
安心して。恐怖も未知も、私を傷つけることはできない。今の私は…それ以上に強い宝物を持ってるから。
コロンビーナ:
ただ…この最後の夜に、私の本当の姿をキミに覚えてもらいたい。
ヤツェク:
皆さん、ドドコの冒険はこれにて終了です。ゆっくりお降りください。またのお越しをお待ちしております!
ヤツェク:
…おや?お二人はまだ旅を終わらせたくないようですね?
ヤツェク:
ははっ、でもご安心を。この先もずっと旅は続きますから。
「祈月の夜」・「ドドコバンバンホリデー」を楽しむ
コロンビーナ:
ピョンピョンしてる…それにふわふわ…
やんちゃなドドコ:
おかえりなさい、月神様。
コロンビーナ:
あれ?この子も喋れるんだ…
やんちゃなドドコ:
コホン、自己紹介するね。私は遥か遠い群島から来たドドコ。たくさんいるきょうだいたちの中でも、一番やんちゃな子なの!
やんちゃなドドコ:
困難も邪魔者も、全部まとめてドカーンするのよ。
コロンビーナ:
楽しそう。
やんちゃなドドコ:
そうでしょ?…でも少し困ったことがあってね。
やんちゃなドドコ:
最近、私の故郷にあるのと同じくらい綺麗で透き通ったビーチを見つけたから、潜ってみたんだけど…
やんちゃなドドコ:
そしたらもう、どこもかしこも水草だらけ。しかも、私をおやつにしようとする意地悪なツノツノ魚までいたのよ…
やんちゃなドドコ:
しっぽが痛くなるまで必死に逃げ回って、やっと陸に戻ってこれたの!
コロンビーナ:
ドカーンはしなかったの?
やんちゃなドドコ:
もちろんそうしようと思ったけど、月神様は動物たちの言葉が分かるんでしょ?
やんちゃなドドコ:
もし勝手にドカーンしたら、悪いお魚にチクられて、ここから追い出されちゃうかもしれない。そうなったら、冬のバカンスがすべてパーになっちゃう!
やんちゃなドドコ:
慈悲深い月神様…どうか助けてくれないかしら…
コロンビーナ:
一緒にドカーンしてほしいってこと?
やんちゃなドドコ:
ふふふっ、安心して。この大冒険は何にも危なくないから。
コロンビーナ:
……
アリス:
今夜はみんな月神様を演じてるけど、月神様がドドコのフリをしちゃいけないなんて決まりはないでしょ?
アリス:
それに、ここはあなたの「家」。もっと自由に振る舞ったっていいんじゃない?
コロンビーナ:
でも、ドドコのことはよく知らない…
アリス:
大丈夫。ドドコたちは天真爛漫で、とっても自由な子だから。
アリス:
私みたいなイタズラっ子もいれば、石の上でずっとお昼寝してる「ねぼすけさん」もいる。
アリス:
楽しさと自由を求める子はみんな、ドドコだって言ってもいいのよ!
アリス:
あるいは…ふわふわでやんちゃな月霊だと思ってみてもいいかもね?
月霊:
?
コロンビーナ:
それならイメージしやすい。
アリス:
うんうん!さあ、遊びましょう。海に飛び込むから私のしっぽに掴まって!悪い子たちをお仕置きしてあげましょう!
アリス:
とっても才能があるのね!
コロンビーナはミニゲーム「ドドコバンバンホリデー」をクリアした。
アリス:
ふふっ、どうだった?
コロンビーナ:
ボンボン爆弾はクーヴァキみたいに自在に操れないけど、そのぶん予測不能な面白さがある。
コロンビーナ:
たぶん…目新しいから?
アリス:
それはよかった!じゃあ、邪魔者を吹き飛ばす感覚はどうだったかしら?
コロンビーナ:
きらいじゃない。
アリス:
罪悪感はあった?
コロンビーナ:
えっと…どういう意味?
アリス:
うん!どの質問にも、とてもいい答えを返してくれたね。安全テストは合格!これで心置きなく、特製爆弾を記念にプレゼントしてあげられる。
アリス:
月に悪さするやつらがいたら、この爆弾で全部ドカーンしてあげて!
コロンビーナ:
うん、わかった。
「祈月の夜」・「カラコロ!ドドコ」を楽しむ
ファルカ:
…別に不公平ってわけでもないだろ。
ファルカ:
お前の声は直接頭ん中に入ってくる…それをここの子供たちにどう説明すりゃあいい?
ファルカ:
「魔法」って言葉だけで納得すると思うか?
コロンビーナ:
何かあったの?
ファルカ:
おっと、コロンビーナ!なんでもない。気にしないでくれ。
ニコ:
あら、ちょうどいいところに来てくれたわ。
ニコ:
不公平じゃないって言い張るこちらの騎士が、どうにも納得のいく答えをくれないの。ぜひ、あなたの意見を聞かせてくれる?
ファルカ:
ったく、ニコさんのためにわざわざフラッグシップから出てきたっつうのに…
コロンビーナ:
何の話?
ニコ:
アリスと似た原理の遠隔操作術を使って、ドドコの姿でお祭りに来たのだけれど…
ニコ:
ああ、先に言っておくと、まるっきり同じ術ってわけじゃないわよ。
ニコ:
アリスは、ドドコに魔女らしい優雅で神秘的な雰囲気をまとわせるために、身体の向きに合わせて尻尾の振り方まで調整しているから。
ニコ:
正直、無駄な努力だと思うけれど…そんなところまで気にする人なんていないわよね。
ニコ:
むしろ、ドドコのしっぽを凝視している人がいたら、不審者でしかないわ。
ニコ:
…話が逸れてしまったわね。アリスのドドコが子供たちと遊んでもいいなら、あたしだって許されるはずよね?
コロンビーナ:
ニコさんの声が頭に…
ファルカ:
ほれ見ろ、俺の言った通りだろ!
ニコ:
……
ファルカ:
ニコさん?
ニコ:
…納得いかない。
ニコ:
たしかに、今のあたしは駄々をこねる子供みたいだということは分かっているわ。むしろ恥ずかしいことをしている自覚だってある…
ニコ:
けれど一度口にしてしまった以上、今さら引っ込めても恥の上塗りでしかないわ。
ニコ:
ああ…「子供みたい」っていうのはあくまで比喩であって、実際の年齢はあなたたちよりもずっと上だからね。
コロンビーナ:
ニコさんが用意したゲームを誰かに遊んでほしいってこと?
ニコ:
ゲームそのものは重要じゃないわ。アリスに借りた既製品にすぎないし、そもそも彼女のゲームだって誰かに借りたもののはずよ。
ニコ:
それよりも景品を受け取ったときの感想が知りたいの!でも、あたしが直接聞くわけにもいかないから…
ニコ:
ずっと我慢していたのよ。この悔しさを誰にも言えないままね。
ニコ:
こうしてようやく宝物を渡すのにちょうどいいお祭りの日が来たっていうのに…
コロンビーナ:
遊んでみてもいい?景品を貰えるほど上手にできるかは分からないけど…
ニコ:
いいの?
コロンビーナ:
うん、やってみたい。
ニコ:
そうと決まれば、さっそく遊んでみてちょうだい。
ファルカ:
(…男一人、完全に蚊帳の外になっちまったな…ははっ。)
コロンビーナはミニゲーム「カラコロ!ドドコ(ニコさん特注版)」をクリアした。
ニコ:
おめでとう、コロンビーナさん!あなたは知恵を武器に数々の困難を退け、運命の試練を乗り越えたわ!
コロンビーナ:
運命?
ニコ:
そこは気にしないで。もっと詩的な言葉がお好きなら「寒風」や「黎明」にしてもいいし…
ニコ:
なんなら「ドドコ」に変えても構わない。細部にこだわる必要はないわ。
ニコ:
さあ、あたしの期待はこの中に詰まっているわ。
コロンビーナ:
開けていい?
ニコ:
ええ、早く開けてみて。
コロンビーナ:
……
コロンビーナ:
わあ…古風でかわいい…ありがとう、ニコさん。大切にする。
ニコ:
ふふっ、それを聞けてあたしも大満足だわ。
ニコ:
コロンビーナさん、心からの感謝をあなたに——
ニコ:
貴重な時間を割いてお願いを聞いてくれて、本当にありがとう。
コロンビーナ:
ううん、気にしないで。
コロンビーナ:
みんなが私のためにいろいろしてくれたことはちゃんと分かってるから。お礼を言うのは、いつも贈り物を貰ってる私のほうだよ。
「祈月の夜」・「月諭の占い」を楽しむ
バーベロス:
おかえりなさい、月神様。
バーベロス:
おや?本物の月神様だね?アリスの言った通り、今回の祈月の夜はなかなか面白いことになっておるようだ。
コロンビーナ:
また喋れる子…
バーベロス:
初めまして、わしは魔女会で「B」と呼ばれる魔女、バーベロス・トリスメギストスだよ。
コロンビーナ:
こんばんは、私はコロンビーナ・ハイポセレニア。
バーベロス:
ハイポセレニア…ふむ、いい名前だ。
バーベロス:
魔女の占いに興味があって来たのかい?
コロンビーナ:
占い…霜月の子が、私に将来どうなるか聞いてきたのと同じようなこと?
バーベロス:
占ってもらう側からしたら、それに近いかもしれないね。
バーベロス:
この先に待つ未知の旅路を知り、心に巣くう疑問を解き、迷いを少しでも拭い去る…これが占いの力だよ。
コロンビーナ:
未知の…旅路…
バーベロス:
もちろん「運命」を観測するなら、水占の術のほうが正確だが…
バーベロス:
あれは簡単にできるものじゃないし、祭りの屋台でやるにはいささか「贅沢」すぎる。それに運命は、正確に知らないほうが良いときもあるからね。
バーベロス:
だからもっと祭りに合った、若者にも人気のある「月諭のアルカナ」で占ってやろう。
コロンビーナ:
月諭のアルカナ…
バーベロス:
ああ。水占の術とは違って、これからの運勢と可能性だけを示してくれるものさ。
バーベロス:
人は誰しも、自分の行動次第で結果を変えられると思いたいものだ。遠い未来がはっきりと見えてしまうと、心身に害を及ぼしかねないからね。
コロンビーナ:
やってみたい。
バーベロス:
それじゃあ座っとくれ、コロンビーナ。
バーベロス:
何か具体的に聞きたいことはあるかい?
コロンビーナ:
うーん…さっき言ってたみたいに、これからの運勢を知りたい。
バーベロス:
じゃあ、月諭のアルカナの基本的なやり方で見てあげよう。
バーベロス:
深呼吸をして、これまでに経験したことや、これから経験するであろうことを思い描くんだ。その間にカードを切る。
コロンビーナ:
……
バーベロス:
自分でカードを切るかい?
コロンビーナ:
ううん、お任せする。
バーベロス:
ああ、それでも問題ない。分かりやすいよう、コロンビーナの視点からカードを解説しよう。
コロンビーナは魔女「B」ことバーベロス・トリスメギストスの「占い」を聞いた。
バーベロス:
まず一枚目の月諭のアルカナを引いとくれ。それを「運命」の箇所に置いて、今回の占いの土台とする。
コロンビーナ:
……
バーベロス:
二枚目は「過去」に置くんだ。それがこれまでの人生を表すものとなる。
バーベロス:
三枚目は「現在」に置く。おまえの今を映すものだ。
バーベロス:
そして、最後は「未来」に…おや?
コロンビーナ:
これって…クーヴァキの波の影響?
バーベロス:
ふむ、実に興味深い。アルカナの一枚が何かの影響を受けて、本来あるべき場所から離れてしまった。占い師のわしでも初めて見る。
コロンビーナ:
……
バーベロス:
どうする、コロンビーナ?これは運命の導きのようにも見えるが…
バーベロス:
もちろんこのカードを抜いて、自分で「未来」のカードを引くという選択肢もある。
コロンビーナ:
…ううん、これでいく。
バーベロス:
勇気ある選択だね。結果が楽しみだ。
バーベロス:
それじゃあ「アルカナ」を順にめくるとしよう。
コロンビーナ:
うん。
バーベロス:
まずは「運命」から。ほう、予想通り、おまえの運命を表すアルカナは「月」のようだ。
コロンビーナ:
月…
バーベロス:
そう。時には真実を、時には嘘を意味する。偽りの平和、破滅をもたらす災い、そしてその奥に眠る世界を変える力。
バーベロス:
「月」が出たということは、おまえの運命は「表」に見えるものだけではなく、「裏」が秘められておることを意味する。
バーベロス:
それは霧を越える旅路を象徴し、不確定性や欺瞞、そして自分の心と対峙する旅だ。
コロンビーナ:
よく分からない…
バーベロス:
ヒッヒッ、そう焦ることはない。まだ一枚目のカードをめくったばかりだからね。以降のカードは、この「月」をもとに読み解く。占いの結果はよりハッキリするだろう。
バーベロス:
それじゃあ「過去」を——二枚目のカードをめくってごらん。
コロンビーナ:
……
バーベロス:
ほう…「隠者」だね。ただ、逆位置になっておる。
コロンビーナ:
逆位置?
バーベロス:
ああ。「隠者」は孤独、内省、真理の追求を意味する。だけど逆位置ってことは、孤立し、真相を得られず、誤った道へと踏み出すことを暗示しておる。
バーベロス:
運命で示された「月」と組み合わせると、過去に逆位置の「隠者」が出たということは——
バーベロス:
かつてのおまえは孤立を選んだ。ただし、それは恐れや孤高のためではなく、他人には見えない裏の事情があったからだろう。
バーベロス:
導きのない暗闇の中、ひとり道を探し、誤った方向にも進んだようだ。それも一度だけじゃなくね。
コロンビーナ:
(神になりたくなかったのに、クータルになってしまったこと。それから「帰る場所」を求めて、ファデュイに入ったことを言ってるのかな?)
バーベロス:
この答えを知るのはコロンビーナだけかもしれないね。
バーベロス:
でも、それはもう「過去」の物語だから心配することはない。次は「現在」を見るとしよう。
バーベロス:
ほう…「恋人」とは。月諭のアルカナの中でも面白い一枚だ。
コロンビーナ:
これは何を意味してるの?
バーベロス:
過去にはなかった感情を経験したということだ。他者と心が繋がる喜び、そしてかけがえのない出会いがあったようだね。
コロンビーナ:
うん、最近友達がたくさんできた。みんな優しくて、みんな大好き。
バーベロス:
ヒッヒッ、それは素晴らしいことだ。わしも嬉しく思うよ。ただ、それと同時に「恋人」のカードは重要な選択と別れも意味する。おそらく…
コロンビーナ:
うん…月に帰るから、だね…
バーベロス:
おまえの気持ちはよく分かるよ。友との別れは、決して簡単に乗り越えられるものじゃない…
バーベロス:
けど安心しとくれ。それは旅の終点じゃないよ。次の物語は常に我々を待っていて、「未来」はいつだってそこにある。
コロンビーナ:
「未来」…
バーベロス:
ヒッヒッ、いよいよ最後のカードだ。いったい何が現れ、何を伝えてくれるのか…
コロンビーナ:
うん、心の準備はできてる。
バーベロス:
ああ。では「未来」に置かれたアルカナをめくってごらん。
バーベロス:
ふむ…
コロンビーナ:
バーベロスさん?
バーベロス:
「死神」だね…
コロンビーナ:
……
コロンビーナ:
なんだか良くなさそう。
バーベロス:
それは解釈次第さ、コロンビーナ。
バーベロス:
たしかに苦しみに満ちた死や、完全な終わりを意味しておるが、同時に「新生」も示しておる。
バーベロス:
おまえの運命のカードが「月」であることを忘れちゃいけないよ。それは「未来」に複数の意味をもたらすものだ。
コロンビーナ:
でも、終わりは…避けられないんだよね?
バーベロス:
いいや。さっきも言ったように、アルカナが示す運勢はあくまで可能性にすぎず、定められた結末を指すものではない。
バーベロス:
さて、最後におさらいをしてあげよう。
バーベロス:
おまえは過去に迷いから道を外れたこともあったが、今では新たな繋がりと力を得た。
バーベロス:
そして現在、重要な選択に直面しておる。その選択が未来を大きく左右するだろう。
バーベロス:
この転換点で、すべてが終わるか、はたまた新たな始まりへと踏み出すかは分からない。
バーベロス:
覚えておくといい——すべては、おまえの運命である「月」によって変化する。おまえのなすべきことは、真実を見極め、自分の心と向き合うことだよ。
コロンビーナ:
真実…自分の心…
コロンビーナ:
ありがとう、バーベロスさん。
バーベロス:
どういたしまして。悪い結末を嫌って、占いを忌避する人もおるが…
バーベロス:
おまえは違う。占いの結果がどうであれ、心に決めた選択を曲げることはなさそうだ。
バーベロス:
それは稀有なことだよ。そして、占い師が何より望むものでもある。わしらは誰かを変えてしまいたいのではなく、ただ導きを与えたいだけだからね。
コロンビーナ:
うん、分かった。
バーベロス:
さあ、自分の未来を照らすといい、コロンビーナ。今のおまえが放つ月明かりは、この上なくまばゆいものだよ。
「祈月の夜」・「かじかじイルカ」を楽しむ
「傀儡」:
あら…誰かと思えば、いつの間にか失踪ごっこを始めて、どこにもいなかった子じゃない。
「傀儡」:
てっきり、祈月の夜になっても帰ってこないのかと思ったわ。
コロンビーナ:
サンドローネ、心配してくれてたの?
「傀儡」:
はあっ!?勘違いしないでちょうだい!なに馬鹿なこと言ってくれちゃってるわけ?
コロンビーナ:
私のことが心配で、ファデュイだってバレないようにわざわざ髪飾りまで着けて、会いに来てくれたんだよね?プロンニアも連れずに。
「傀儡」:
ワタ、ワタシはっ…!アナタ、目が見えていないんじゃないの!?
コロンビーナ:
見えないよ。でも、周りの人たちがその髪飾りを見たら不思議に思うでしょ?その時に生じるクーヴァキの揺らぎは感じられる。
コロンビーナ:
サンドローネ、キミのことだから…猫耳を着けてるんじゃない?
「傀儡」:
おだまり!今日はファデュイの縄張りを見回りに来ただけよ。アナタに会ったのも偶然。ふん、ほんと最悪!
コロンビーナ:
そうなの?でも私の名前を取り戻すとき、アルレッキーノに頼んでくれたんでしょう?
「傀儡」:
コロンビーナ…!!これ以上しょうもないことを言ったら、その首をキュッとするわよ!
コロンビーナ:
「コロンビーナ・ハイポセレニア」、これが今の私のフルネーム。
「傀儡」:
そんなこと誰も聞いていないわよ!
コロンビーナ:
会いたかった、サンドローネ。私が「消えてた」時から…
「傀儡」:
ふん…
コロンビーナ:
でもね、キミに言いたいことがいっぱいあるの。
「傀儡」:
…なに、ケンカでも売るつもり?
コロンビーナ:
そうだ、サンドローネ。一緒にあれで遊ぼう。
「傀儡」:
フロストフィンイルカ?
コロンビーナ:
うん。ハズレの歯を踏むと噛まれる遊び。面白そう。
「傀儡」:
誰がアナタなんかと…
コロンビーナ:
怖いの?
「傀儡」:
チッ…
「傀儡」:
あーもう!好きになさい!でもその代わり、コテンパンにしてあげるから!
コロンビーナ:
うん。あっ…
コスキ:
へッ、この野郎!すっからかんにしてやっからな!
コロンビーナ:
ふふっ、忘れるところだった。サンドローネ…
「傀儡」:
なによ?
コロンビーナ:
負けたら…その頭、思いっきりひっぱたいてあげるから。
「傀儡」:
…は?
「傀儡」が踏んだ歯から奇妙な音が聞こえてきた…
「傀儡」:
くっ…こんなはずじゃ!
コロンビーナ:
サンドローネ、ハズレを踏んじゃったね。
「傀儡」:
うるさい!
コロンビーナ:
手伝おうか?抜けられないみたいだけど。
「傀儡」:
けっこうよ!
「傀儡」:
んぐ…ゲームの筐体ごときに、なんでこんな身動きが取れないの!
コロンビーナ:
あはは…
「傀儡」:
笑うんじゃないわよ!!
コロンビーナ:
それじゃさっき言ったように、負けたら…
「傀儡」:
ちょっと!何する気よ?まさか本気で…!?
コロンビーナ:
…ふふっ!
「傀儡」:
今に見てなさい!
「傀儡」:
もう一回勝負よ!
コロンビーナ:
大丈夫?サンドローネ、ゼンマイごと思いっきり噛まれてたけど…
「傀儡」:
心配は不要よ!
コロンビーナ:
じゃあ、今度は私から。
「傀儡」:
(なるほど…この子、ハズレを感知できるのね…)
「傀儡」:
(コロンビーナが避けた歯を踏まなければ勝てるわ。)
コロンビーナ:
これは…うん、問題ない。
「傀儡」:
(あれを避けた…ふふっ、この勝負もらったわ。)
「傀儡」:
さ、ワタシの番ね。
「傀儡」:
……
「傀儡」:
…え?
コロンビーナ:
また負けちゃったね、サンドローネ。
「傀儡」:
くっ…ハズレは一つだけじゃなかったのね!?
コロンビーナ:
…こつん。
「傀儡」:
このゲーム、どこのバカが作ったのよ!?
このラウンドでも、「傀儡」は壊れた歯を踏んでしまった…
コロンビーナ:
大丈夫?ずいぶん荒れてるけど…
「傀儡」:
ふん、大丈夫よ!
コロンビーナ:
もしあれなら、キミも私の頭を叩く?
「傀儡」:
そんな必要ないわよ!
コロンビーナ:
何回か叩いていいよ。だって、何度も負けちゃったんだから。
「傀儡」:
必要ないって言っているでしょ!!
「傀儡」:
本当に昔からうざったいわね…
「傀儡」:
勝手にワタシの部屋の前で歌って、お茶会に参加して、気づいたらどこかに行って…今度は月?
コロンビーナ:
……
コロンビーナ:
ファデュイでキミやアルレッキーノ、それからロザリンと一緒に過ごした日々は、私がいちばん好きな時間だよ。
コロンビーナ:
その思い出は忘れない、そして今この瞬間も。
「傀儡」:
……
コロンビーナ:
どこにいても、ずっと友達だよね?
「傀儡」:
ふんっ、誰がアナタなんかと…
コロンビーナ:
私、きっとまたサンドローネに会いたくなる。
「傀儡」:
……
コロンビーナ:
…さようなら、サンドローネ…
「傀儡」:
コロンビーナ…ワタシも…
パイモン:
ん?なにか言ったか?
「傀儡」:
ひゃあっ!
パイモン:
うわっ!びっくりしたぁ!どうしたんだよ?ずっと探してたんだぞ。
「傀儡」:
なんの用かしら!?
パイモン:
ん?その耳…
「傀儡」:
な・ん・の・よ・う!?
パイモン:
えっと、これ…
「傀儡」:
…あら?
パイモン:
おまえも描いてくれよ。コロンビーナの友達だろ?
「傀儡」:
……
「傀儡」:
ふんっ…この幸運に感謝しなさいよ。
パイモン:
…なんだって?
「傀儡」:
なんでもないわ——はい、できたわよ。
パイモン:
はやっ!?
パイモン:
あっ、そうだ!もう一つ用事があって…
パイモン:
「水仙十字結社」の研究に興味を持ってたよな?この前は見せるタイミングがなかったけど…
「傀儡」:
見せる?
旅人:
これを見せたかった。
「傀儡」:
…アラン、ルネ、それに…マリアン…
旅人:
あと、これも。
「傀儡」:
…「聖剣」…まるで世界を救うおもちゃね。
旅人:
みんなのこと認めてあげないの?
「傀儡」:
認める、認めないって問題じゃないの。
「傀儡」:
あの人たち…特にアラン・ギヨタンとルネは、世界のために自分を犠牲にする道を選んだのよ。
「傀儡」:
ワタシなら、絶対に選ばないわ。
「傀儡」:
でも…ふふ、あの時の写真が残っているなんて知らなかった。
「傀儡」:
そうだ…さっき写真を撮っておけば…
旅人:
撮っておいたよ。
「傀儡」:
…え?
パイモン:
おまえがフロストフィンイルカに噛まれて、コロンビーナに「こつん」ってされた瞬間をな。
「傀儡」:
そんな写真、今すぐ破り捨てなさい!!!
「祈月の夜」・「月霊ツイン」を楽しむ
アイノ:
やっぱりおかしい!イネファ絶対ズルしてるでしょ?なんで毎回アイノが負けるの!
イネファ:
ズルはしていません。
アイノ:
嘘だっ!いつ嘘を覚えたの?今度直してあげなきゃ!
イネファ:
あっ、コロンビーナさん、助けてください。
コロンビーナ:
え?
イネファ:
言わせていただきますが、ズルをしたのはアイノです…
アイノ:
ななっ!イネファが反抗期だーっ!
コロンビーナ:
ふふっ。
アイノ:
…むぅ、みんなアイノを笑いものにして…!家に帰ったら勝率100%のゲームロボットを作ってやるんだから!
アイノ:
それでみんなを叩きのめして、ステッカーをいっぱい貼ってあげる!
パイモン:
なんか大きな声が聞こえたけど、大丈夫か…
パイモン:
ぷっ…ぷははは!
旅人:
何してたの?
コロンビーナ:
どうやら、ズルできるゲームみたい。
イネファ:
「月霊ツイン」というゲームです。
イネファ:
プレイヤーは色の異なる月霊を数匹持っていて、相手の月霊を一匹ずつ引いていきます。
イネファ:
引いた月霊と同じ色の月霊がいたら捨て、同じ色がいなければそのままキープです。
イネファ:
先にすべての月霊を捨てたほうが勝ちとなり、負けた相手にステッカーを貼ることができます。
ルオンノタル:
~!
パイモン:
なるほど!四人でも遊べるか?
イネファ:
はい、引く順番を決めれば問題ありません。
パイモン:
じゃあ、オイラと旅人で一人分としてカウントしてくれ。
アイノ:
もし負けたら、二人ともステッカーを貼られるんだからね。
パイモン:
わかったぞ。オイラたちが勝ったら?
アイノ:
勝ったら…えっと、勝ってもステッカーを貼れるのは一人だけだよ。
イネファ:
アイノ独自のルールがあるようです。
アイノ:
ってことで、ゲームは仕切り直し。アイノに貼られたステッカーも全部リセットだから。
パイモン:
ルオンノタルにはスペシャル月霊になってもらって…よし、イネファから時計回りでいこうぜ。
みんなで「月霊ツイン」を何度も遊んだが、イネファだけはほとんどシールを貼られなかった…
アイノ:
ええと…どのステッカーにしよっかなぁ?
パイモン:
ついさっきまで不機嫌だったのが嘘みたいだぞ。
アイノ:
フフン、だってアイノが勝ったからね。
アイノ:
ぶぅ~~なんでまた負けるの?
イネファ:
アイノ、あまり動くとステッカーが落ちてしまいますよ。
アイノ:
別に落ちてもいいもんね!
アイノ:
月霊と同じで、ステッカーも二枚そろったらバイバイしてくれればいいのに。
コロンビーナ:
負けちゃった。
ルオンノタル:
~!
アイノ:
やったー!ステッカー♪ステッカー♪
コロンビーナ:
うん…
アイノ:
わわっ、カワイイ!
コロンビーナ:
そう?自分じゃ見られないけど。
ルオンノタル:
~!
コロンビーナ:
えっ…
パイモン:
ルオンノタルがなにか言ったみたいだぞ?
コロンビーナ:
かわいいから、もっと負けてほしいって…
さらに数ゲーム後、みんなはステッカーまみれになっていた…
ある者を除いて…
パイモン:
眉毛のとこにステッカー貼ったの誰だよ?ううっ…前が見えないじゃんか。
アイノ:
これで分かったでしょ。
旅人:
うん、間違いない。
ルオンノタル:
~?
コロンビーナ:
私も同感。
アイノ:
やっぱりズルしてるでしょ、イネファ!
イネファ:
私がズルを?
アイノ:
言い訳しても無駄だよ、イネファ!ずっと見張ってたんだから!
アイノ:
ゲーム中、月霊の動きをずっと計算してたでしょ。ルオンノタルが最初どこにいたか、月霊がどう動いたか…
アイノ:
揃った月霊と、残った月霊…みんなの表情まで、全部計算してたよね!?
パイモン:
そうだそうだ!
イネファ:
仮にそうであっても、ゲームのルールに反していません…そもそも、私が計算をしていたという証拠はありますか?
旅人:
証拠は…
旅人:
目が光ってた!
イネファ:
でも、ルール違反とは言えません…
アイノ:
認めた!
コロンビーナ:
認めた。
アイノ:
みんな、今度はイネファにステッカーを貼りまくる番だよ。いくよー!
イネファ:
ま、待ってください…
パイモン:
くらえーっ!
「祈月の夜」・「百味ムーンキャンディ」を楽しむ
リンプ:
ムーンキャンディはいかがですか?見た目も可愛らしくて美味しいですよ!箱詰めならみんなと一緒に楽しめます!
コロンビーナ:
(みんなで…?旅人たちは何味が好きかな…)
リンプ:
おかえりなさい、月神様!ムーンキャンディをお求めで?
コロンビーナ:
うん。
リンプ:
ありがとうございます!何味がいいでしょう?
コロンビーナ:
よく分からないけど…どんな味があるの?
リンプ:
ご自宅用ですか、それともギフト用ですか?
コロンビーナ:
友達にあげたいの。
リンプ:
でしたら、リンゴ、ホワイトベリー、ソマルの実味がお勧めです。どれも人気ですよ。
コロンビーナ:
宿影花の味はない?
リンプ:
宿影花ですか?恋人同士が贈り合うことはありますが、フレーバーとして使えるかどうかは…
コロンビーナ:
合わない?じゃあ…月落銀は?
リンプ:
えっと…お友達にあげるんですよね?
コロンビーナ:
じゃあ…サワークリーム味は?
リンプ:
それならいけるかもしれません!…よろしければ、少々お待ちいただけますか?すぐにお作りしますので。
リンプ:
もし他にも思いついた味があればぜひおっしゃってください。
雑草味、クルムカケ味、深煎りコーヒー味…頭に浮かんだ味を伝えた。
キャンディの香りに誘われ、いつの間にか子供たちが集まっていた。みんな首を長くして今か今かと待っている。
フィッシュステーキ味、ベリーとお肉のソテー味、祈月の花味…
店主は期待の眼差しを浴びながら、鮮やかなキャンディを次々と作っていった。
リンプ:
お待ちどうさま。ご注文の品です。
コロンビーナ:
ありがとう。
リンプ:
こちらこそ、おかげさまで大繁盛ですよ。まさに「月神の祝福」ですね。
リンプ:
お友達と楽しいひと時をお過ごしください。
引き続き「祈月の夜」を楽しむ、或いはパイモンと会話する
コロンビーナ:
旅人。
パイモン:
あっ、コロンビーナ!もう十分遊んだのか?
パイモン:
せっかくの祈月の夜だし、もっと回ってみてもいいと思うぞ?
コロンビーナ:
……
コロンビーナ:
(今の気持ちは…)
コロンビーナ:
うん、その通りかも…このまま終わったら、ちょっと名残惜しいな。
パイモン:
おう!思いっきり遊んでこいよ!あとから「遊び足りなかった」って後悔するのだけはなしだからな。
パイモン:
オイラたちはここで待ってるぜ。
コロンビーナ:
うん、ありがとう。
引き続き「祈月の夜」を楽しむ、或いはパイモンと会話する
コロンビーナ:
こんなに賑やかで、いろんな人と遊んだ祈月の夜は初めて。
コロンビーナ:
どこへ行っても「おかえりなさい」って言ってもらえて、知り合いと会える。
コロンビーナ:
この夜がもっと続けばいいのに…
パイモン:
そうだな…
旅人:
友達はずっとここにいるよ。
コロンビーナ:
うん、そうだね。私…
コロンビーナ:
あっ…祈月の花…
カアリナ:
わぁ、見て見て!
レメッティー:
祈月の夜!
レイダ:
月が本当に綺麗…
ドゥマウジェ:
よい月夜を。
リーリキ:
よい月夜を!
カントール:
よい月夜を。
ラウマ:
……
アイノ:
ぐすっ…
ヤフォダ:
……
{REALNAME[ID(1)|HOSTONLY(true)]}:
……
「召使」:
……
「傀儡」:
ふん…
アリス:
楽しい時間は、いつもあっという間ね…
ニコ:
そうね…
パイモン:
……
コロンビーナ:
そろそろ、時間だね。
ラウマ:
コロンビーナさん…
「召使」:
行ってしまうのだね?
コロンビーナ:
うん…みんなの言う遺跡に行って…月に帰るよ。
アイノ:
…待って!
パイモン:
アイノ?
アイノ:
せめて…せめて…!
イネファ:
せめて、うちのクルムカケだけでも月に…あちらで召し上がってください。
コロンビーナ:
ふふっ…分かった。
ネフェル:
何も言わずに別れるのは秘聞の館らしくない。物語にはきちんとピリオドを打たなきゃ。
ラウマ:
ネフェル…
フリンズ:
ライトキーパーも別れの挨拶を大事にしています。次の再会がいつになるか分かりませんからね。
ファルカ:
ははっ…大げさな別れの言葉はこの夜に合わないと思ってたが…やっぱ友人たちの熱意っつうのは、止められるもんじゃないな。
コロンビーナ:
……
パイモン:
へへっ!実はオイラたち、おまえのためにこれを作ったんだ!
パイモン:
じゃじゃーーん!
コロンビーナ:
それって…
パイモン:
みんなで描いた祈月の夜のカードだ!
アルベド:
コロンビーナさん、以前「似顔絵」が欲しいと言っていたよね。だから時間を作って描いてみたんだ。
フリンズ:
僕はアルベドさんを描かせていただきました。そして僕のことは、ファルカさんが描いてくれています。
ファルカ:
どうだ、自信作だ!
ネフェル:
あたしはアシュルを描いたよ。あんたはアシュルと仲がよかったみたいだからね。
ヤフォダ:
えっ…!まさか真面目に全身を描いたのって、あたいだけ!?なんだよそれ!恥ずかしい!
アイノ:
イネファとアイノの絵は、アイノが描いたんだよ!
ドゥリン:
笠っちとボクは、ボクが描いたんだ。
パイモン:
それに魔女二人とアルレッキーノ、サンドローネの絵もあるぞ。オイラたちに会いたくなったら、このカードを見てくれ!
コロンビーナ:
……
コロンビーナ:
嬉しい…みんなありがとう。この祈月の夜に受け取ったものはどれも、私の人生の中で一番の贈り物だよ。
コロンビーナ:
あっ、ラウマ、いいこと思いついた。
ラウマ:
いいこと?
コロンビーナ:
覚えてる?むかし霜月の子って牛乳をインクにして、透明な文字を書いてたよね。
ラウマ:
かなり昔のことではあるが…それがどうしたのだろうか?
コロンビーナ:
その「透明な文字」からいい方法を思いついたの。会いたくなったら…月の光を借りて、みんなにしか見えない文字を書いてみる!
ドゥリン:
わぁ!すっごく綺麗なやり方だね。
ネフェル:
でも…その文字、あたしたちはどうすれば見れるんだい?
コロンビーナ:
簡単だよ。月が輝く夜に窓を開ければ、月光に自然と私のメッセージが浮かび上がるの。
フリンズ:
コロンビーナさんらしいメッセージの残し方ですね。
コロンビーナ:
できるだけ、みんなが寝るとき邪魔にならない場所に浮かび上がるようにするよ。
ラウマ:
夢の世界に入る前にコロンビーナさんのメッセージを見られたら、むしろ安心できるだろう。
パイモン:
そうそう。その時は無事に月に着いたことを教えてくれよ!絶対だからな!
コロンビーナ:
うん、約束する。
「召使」:
では…コロンビーナ。
コロンビーナ:
準備はできてるよ。
コロンビーナ:
うん、出発しよう。

月に帰ろう
そろそろ帰路につく時間だ…
月への帰路につく
コロンビーナ:
ここが…ヒュペルボレイア時代、人々が「月」と交信していた場所…
ラウマ:
恒月、霜月、虹月…三つの月の力が集まる時…
コロンビーナ:
月への扉が開く。
ラウマ:
ああ…
「召使」:
月髄の準備はできた。あとは最後の一歩を踏み出すだけだ。
コロンビーナ:
今はナシャタウンがいちばん賑やかになってる時だよね。
パイモン:
そうだな。おまえもあの賑わいを楽しみたかったと思うけど…
コロンビーナ:
大丈夫だよ。最後の…そして唯一の荷物を持っていけるから、私は満足。
コロンビーナ:
……
コロンビーナ:
月からの呼びかけを感じる…
コロンビーナ:
……
「召使」:
コロンビーナ、君の家はあの光の向こうにある。
ラウマ:
これでようやく、本当の月に祈る理由ができるな。
旅人:
コロンビーナ。
コロンビーナ:
うん。
旅人:
もし機会があったら、またみんなの様子を見に帰ってきてね!
コロンビーナ:
ふふっ、もちろんだよ。
旅人:
この星にはコロンビーナを想ってる友達がいることを忘れないで。
コロンビーナ:
うん、忘れないよ。みんな、私のためにいろいろしてくれてありがとう。
コロンビーナ:
あと、これも覚えておいてほしいな———「昼も夜も、月光が我らを結ばん」。
コロンビーナ:
ふぅ…じゃあ…さようなら、みんな。
movie
コロンビーナは「ヒュペルボレイア」の遺跡の光に触れたが、月へ帰ることはなく、ファデュイの執行官「ドットーレ」に囚われてしまった。コロンビーナを操り、三月の力を手中に収めた「ドットーレ」がその力で時を止めたことで、あなたを除き、全員が動けなくなってしまった。
コロンビーナを救うため、「博士」と戦いを繰り広げたが、「博士」の防御を突破できず、むしろ圧倒的な力で制圧されてしまった。危機的状況の中、コロンビーナはある決断を下した——「月の扉」を開き、「月の影」へと身を投じたのだ。
コロンビーナが「月の扉」に落ちた後、「博士」が掌握していた三月の力に綻びが生じ、彼は撤退せざるを得なくなった…
仲間たちと対策を話し合う
ラウマ:
どうだ?傷口は痛むか?
旅人:
……
ネフェル:
使えそうな薬を用意してもらった。必要なら飲むといい。
ドゥリン:
あのあと、アリスさんとこんな通話をしたんだ——
アリス:
ドットーレのやつ…魔女会の意識をよそに向けるために、テイワットの境界で大きな騒ぎを起こしたみたい。
アリス:
私はてっきり、世界の外から来たアビスの力がまたテイワットに干渉してるのかと思ったんだけど…
アリス:
でも、ドゥリンちゃんたちがナド・クライの虚影に干渉できたことを知って、それがテイワットの内側から来たものだって気づいたの。
ドゥリン:
それでも結局、ボクたちは虚影の運命を変えられなかった…
アリス:
たしかに、あなたたちはあの虚影の結末を変えられなかったけど、ある「変数」があなたに蓄積されたのよ。
{REALNAME[ID(1)|HOSTONLY(true)]}:
「変数」?
アリス:
そう。たとえば、本来は知るはずもなかった情報を手に入れたり、普段は思いつかない考えが湧いたりすることも「変数」の一種なの。
アリス:
もちろん、無数の可能性を前にしたら、それは些細なものかもしれない。でも意図的に「変数」を積み重ねれば、話は変わってくる。
アリス:
その大量の「変数」が、この夜、旅人たちが転移の扉を開けたときに、ドットーレが陰謀を実行するための必要な条件になっていたの。
ニコ:
けれど、ドットーレがいったい何をしたのかは、あたしたちにも分からないわ。
ファルカ:
ああ。俺たちはコロンビーナの現状を把握する必要がある。
ドゥリン:
——こんな話をしたんだ。
「召使」:
ドットーレは姿を消したが、少なくともコロンビーナは彼の手中に落ちていない。
旅人:
状況はみんなが思ってるより悪いかも…
パイモン:
えっ…
パイモン:
なんだって!?
旅人:
飛び込んだところを誰も見てないの?
パイモン:
オイラたちは「博士」がなにか力を使ったあと、コロンビーナと同時に消えたところしか見てないぞ。あと、おまえが空から海に落っこちてくるところだな…
旅人:
(そっか…「博士」が時間を止めたとき、俺だけが自由に動けてたから——)
旅人:
(みんなにとって、あの戦いとコロンビーナの決断は一瞬のことでしかないんだ。)
旅人:
(あれが「三つの月」の権能…?俺が影響を受けなかったのは…「降臨者」だから?)
ネフェル:
つまり、コロンビーナは自ら「月の扉」を開き、レリルとソリンディスがかつて足を踏み入れた謎の空間に落ちた…ってことかい?
ファルカ:
厄介なことになったな…
「召使」:
……
アルベド:
ということは「三月の出現」も、月の狩人の出現も…ドットーレが裏で操っていたということだね。
アルベド:
アリスさんの話によると、彼は自分の運命を超えて、神にしか成し得ない実験をしようとしているらしい。
「召使」:
…狂気の沙汰としか言いようがない。
パイモン:
そういえば、笠っちはどこいったんだ?
ドゥリン:
アリスさんと連絡を取った後、心当たりがあるって言って、ドド通話機を持って一人で調査に出かけたよ。
ドゥリン:
出かけるとき、すごく怖い顔をしてた…笠っちがあんな顔してるところ、ボクは見たことない…
旅人:
(怒りと悔しさのせいかな。ドットーレを十二分に警戒してたのに、結局いいようにやられてしまったから。)
旅人:
(そういう意味では、俺も同じだ…)
{REALNAME[ID(1)|HOSTONLY(true)]}:
戻ったよ。
ドゥリン:
笠っち!
{REALNAME[ID(1)|HOSTONLY(true)]}:
ヒュペルボレイアの虚影ともう一度話して、ようやくはっきりした。
{REALNAME[ID(1)|HOSTONLY(true)]}:
あいつらに、通話機の向こうにいるニコと歴史の解釈が一致しているか試させたんだ。そしたら、案の定あいつらの語る歴史は、ニコの記憶と違っていた。
パイモン:
どうなってんだ?ニコが間違って覚えてるわけないよな…
{REALNAME[ID(1)|HOSTONLY(true)]}:
あの虚影たちが騙されているからさ。あいつらの歴史には、存在しないはずの救世主がいる。
{REALNAME[ID(1)|HOSTONLY(true)]}:
その救世主は、そいつらのために偽りの空に新たな月を作り、月神を連れ帰ると約束した。
{REALNAME[ID(1)|HOSTONLY(true)]}:
そしてやつらは愚かなことに、救世主が必要とする月に関する知識を、すべて洗いざらい教えてしまったんだ。
{REALNAME[ID(1)|HOSTONLY(true)]}:
明らかにドットーレの仕業だろう。
ラウマ:
ヒュペルボレイアの遺跡で、虚影が歴史について語るのを聞いたが、ニコさんはその中に誤りがあると言っておった…
パイモン:
でも、ドットーレはあの扉の中に入れないはずだぞ!
{REALNAME[ID(1)|HOSTONLY(true)]}:
そう、あいつは中に入っていない。ニコが言うには、これは同じ時代の虚影の因果に干渉したことで引き起こされた異常事態らしい。
{REALNAME[ID(1)|HOSTONLY(true)]}:
つまりドットーレが積み重ねた「変数」は、あいつと会ったことのない虚影にも影響を与えられるほど巨大なものなのさ。
ネフェル:
記憶違いじゃなく、改ざんされていたってことか。
{REALNAME[ID(1)|HOSTONLY(true)]}:
これこそドットーレがあらゆる手段を使って築き上げた「可能性」だ。あいつは変数を知識に変え、その身に積み重ねた。
{REALNAME[ID(1)|HOSTONLY(true)]}:
そして、祈月の夜の当日…あいつはその知識を使って、本当に「偽物の月」を作り出したんだ。
パイモン:
そんなことできるもんなのか?
{REALNAME[ID(1)|HOSTONLY(true)]}:
正確には月そのものを作ったんじゃなく、術式の感知を騙したんだ。
{REALNAME[ID(1)|HOSTONLY(true)]}:
術式はクーヴァキで月の位置を感知する。「偽物の月」が天外の霜月よりもさらに月らしいものであれば…
{REALNAME[ID(1)|HOSTONLY(true)]}:
ゲートはコロンビーナを「偽物の月」に送る——つまり、ドットーレの元に送るんだ!
{REALNAME[ID(1)|HOSTONLY(true)]}:
ドットーレがコロンビーナを制御下に置いた後も、転送の術は維持されたままだった。そしてあいつは少女の力を操り、二つの月髄を奪ったのさ。
ラウマ:
あの時、月髄は私たちの目の前で忽然と消えた…遺跡を出たときにはもう手遅れであった。
「召使」:
そうして、ドットーレは三つの月の力をすべて集めたのだな。
パイモン:
オイラたち…これからどうすればいいんだ…
「召使」:
前に女皇陛下に伝えた懸念がやはり現実のものとなったか。陛下の判断を仰ぎたいところだが、それをただ待つだけでは遅い…
「召使」:
私たちを友人と見なしてくれたのは、ファデュイ執行官の「少女」ではなく、コロンビーナ・ハイポセレニアだ。
「召使」:
このような一刻を争う状況で、女皇陛下がなおも執行官同士の戦いを禁じるというのなら…
「召使」:
私は自身の心に従い、「ペルヴェーレ」として戦おう。
パイモン:
アルレッキーノ…
「召使」:
時間が惜しい。先に失礼させていただく。
パイモン:
アルレッキーノも冷静でいられなくなってるみたいだな…
旅人:
(こうなったのは、自分の責任だと思ってるのかも。それは俺も同じだ…)
{REALNAME[ID(1)|HOSTONLY(true)]}:
……
ドゥリン:
……
ファルカ:
おいおい、揃いも揃ってそんな暗くなってどうする。いいか、一つ言っておきたいことがある。
ファルカ:
たしかに事態は最悪だ。
ファルカ:
ドットーレは騎士なら誰もが忌み嫌うような方法で、一時的な勝利を掴んだ。
ファルカ:
魔女ですら、あいつが「変数」を使って運命を変えたって言う。はっはっは、だがな、俺はそう思っちゃいない。
ファルカ:
テイワットの運命は決まってると、いろんな人から聞いてきた。それは確かに事実らしい。だが、どうしてドットーレの運命だけが特別だって言える?
ファルカ:
あいつが「変数」を積み重ねられるなら、俺たちにだってできるはずだろう?
ファルカ:
お前までそんな落ち込んでどうする——遠路はるばる訪れた旅人。
ファルカ:
まだ終わっちゃいない。
ファルカ:
お前は一人じゃない。ここにいる全員が自分を責めてる。しゃべってるやつも、黙ってるやつもな。
ファルカ:
だが、そのまま肘掛椅子に座って日向ぼっこできるようなやつは、この中にいない。
ファルカ:
倒れてもすぐに立ち上がる。これぞ騎士道だ!栄誉騎士、お前は立派なモンドの騎士だろう!
旅人:
うん…
パイモン:
ファルカの言う通りだ!まだ終わってないぞ!
パイモン:
ドットーレをボコボコにしてやろうぜ!今まで受けた仕打ちをまとめて返してやる!
ファルカ:
その意気だ。
ファルカ:
他のやつらはどう思う?
ラウマ:
私はクーヴァキでコロンビーナさんの行方を調べよう。ここで諦めるつもりはない。
ネフェル:
ナド・クライで起きたことなら、秘聞の館はなんだって知れる。情報の提供は任しとくれ。
イネファ:
カチャカチャ・クルムカケ工房も全力で支援します。私とアイノは、ドットーレの今回の作戦を分析して、突破口を調べるつもりです。
ドゥリン:
アリスさんとニコさんは、テイワットの境界で突然起きた災害を解決しないといけないから、しばらく帰ってこれないけど…
ドゥリン:
二人ともすごく怒ってたよ。ボクとアルベドは魔女会の代理人として、ドットーレに対抗するよう言いつけられた。
アルベド:
準備はいいかい?いろいろと調査が必要だ。さっそく行動に移ろう。
ドゥリン:
頑張るよ。
{REALNAME[ID(1)|HOSTONLY(true)]}:
僕はドットーレの手口を知っているから、彼の次の行動を予測してみよう。調査も手伝うつもりだ。
ファルカ:
よし、一応の役割分担は決まったな。
ファルカ:
俺はフリンズとイルーガに連絡して、ライトキーパーに味方になってもらえるよう、マスター・ライトキーパーを説得してほしいと伝える。
ファルカ:
同時に、ナド・クライの西風騎士にも指示を出す。ライトキーパーや他の組織と連携して、ここの住民の安全を守ろう。
パイモン:
そうだそうだ!どんとこい、だぞ!
ファルカ:
よし。いっちょ気合い入れていくぞ、お前ら。
外に出て月を眺める
旅人:
(コロンビーナ…)
コロンビーナ:
……