arrow_back 原神 クエスト
デートイベント·鹿野院平蔵 第一幕
嵐捕物帳
万端珊瑚探偵所から奇妙な依頼が届いた。探偵所でも解決できない事件とはいったい…?
行方不明
龍二:
もしあの旅人も時間がなかったら、どうしよう…
珊瑚:
あんな面倒ごとを勝手に引き受ける君が悪いのよ。
珊瑚:
あら、でも運がいいわね。救世主のお出ましだよ。
龍二:
えっ?本当だ!旅人、来てくださったんですね?
旅人:
安心して、俺は暇だから。
珊瑚:
これが「噂をすれば」ってやつね、暇人さん。
龍二:
所長!
龍二:
旅人と比べれば、所長の方が暇人じゃないですか?
珊瑚:
いいえ、私はとても忙しいの。一日中ここに立っているから…大変なのよ。
龍二:
どんなに引き受けたくない依頼だとしても、その言い訳はあまりにも適当すぎますよ。
旅人:
引き受けたくない依頼?
龍二:
そうです…それが旅人にわざわざ来ていただいた理由なんです。詳しく説明させてください。
龍二:
最近、天領奉行の重要人物が失踪したのですが、まったく行方が分からず、連絡できる手段もないのです。
龍二:
ですが諸般の事情により、天領奉行が大々的に捜索するのは不都合ということで、この人物の捜索を内密に私たちに託したのです。
龍二:
その人物の名は…
珊瑚:
九条裟羅よ、大将である彼女がいなくなったの。
龍二:
…もし実際にあの大将が行方不明なら、稲妻全土を徹底的に捜査するべきですし…私たちだけに依頼するわけがないでしょう。
龍二:
旅人、所長の冗談は無視してください。失踪者の名前は、「鹿野院平蔵」と言うんです。
龍二:
彼は奉行所の特別探偵で、階級はただの同心なのですがその実力は侮れず、奉行所からも高く評価されています。
珊瑚:
あら?私以上の実力者なのかしら?
龍二:
所長、手助けは望んでいませんから、せめて邪魔しないでくださいよ。
龍二:
旅人、申し訳ないのですが、私はこの依頼を引き受けたものの…
龍二:
見ての通り…所長は手伝いたくないようで。
旅人:
報酬が少ないから?
旅人:
手がかりが少ないから?
珊瑚:
どっちも不正解!零点よ!
珊瑚:
正直、あのガキとは関わりたくないのよ。それが手伝いたくない理由。
珊瑚:
もし「鹿野院が行方不明」よりも喜ばしいことがあるとすれば…「鹿野院が百年間行方不明」!これしかないわ。
龍二:
コホン…つまり、珊瑚所長と平蔵さんは、過去のことでちょっと不仲でして。
旅人:
なるほど…同業者は揉めやすいからね。
龍二:
コホン…それが、実際はそういうことよりも深刻でして…
龍二:
平蔵さんは真実の聖域に向かうための足かせになると、所長は言っていました…
珊瑚:
あんなやつ、ただの犬っころだわ!
龍二:
はぁ…平蔵さんはなんて言うか…とても個性的で…でも、間違いなくいい人です。昔は色々と教えてくれたりもして…
龍二:
だから所長に助ける気がなくとも、私は無視するわけにいきません。少なくとも依頼を信頼できる人物、例えば旅人のような凄腕の人に任せたいのです!
旅人:
つまり、俺は下請け業者ってことだね。
旅人:
分かった、君は中抜きするわけだ。
龍二:
え…そ、そんなことないですよ!その…もちろん天領奉行からの報酬は全て差し上げますし、私個人からも少しお渡しします。
龍二:
ですからどうか、この依頼を引き受けてほしいのです。
龍二:
もし平蔵さんが事件に巻き込まれているとしても、あなたがいれば安心ですから。
旅人:
彼のことをよく知っているの?
龍二:
実はとっても仲がいいんです。ただ珊瑚所長からは彼とは距離を置くよう言われていて、公の場で親しげに振る舞うことは許されていません。
龍二:
だから人に聞かれたときは、平蔵さんとは何度かお会いしているとしか答えないんです。今日だって、この件がなければ…
龍二:
コホン…話はこれくらいにしておきましょう。その、彼を探してきてくださいませんか?
旅人:
いいけど、もうちょっと情報が欲しい。
龍二:
ありがとうございます!確か平蔵さんは失踪する前、海祇島に興味を持たれていたはずです。
龍二:
戦時中は海祇島で任務に就いていて、戦後も頻繁に島を行き来していたみたいですよ。
龍二:
あなたは珊瑚宮と長い付き合いだそうですし、そこを捜査の起点とするのがいいと思います。
旅人:
分かった、すぐに出発する。
龍二:
はい、私が伝えられる情報はこれくらいです。奉行所の依頼書をお渡ししますので、平蔵さんを見つけたら直接奉行所にご報告願います。
行方不明
龍二:
旅人、早めに出発してくださいね。平蔵さんが危険に遭っていないことを祈ります。
旅人:
鹿野院平蔵について詳しく教えて。
龍二:
平蔵さんですか?活力に満ちた人ですよ!お喋り好きで、明るくてとても元気で、前向きに突き進む姿しか見たことがありません。
龍二:
所長はいつも彼のことをブンブン飛ぶハエのようだと言っていました。きっと、卵の割れ目を見つけるハエのように目ざとく、小さな痕跡を正確に見つけることができるからでしょう。
龍二:
つまり、平蔵さんは普通のハエじゃなく、天才的なハエなのかもしれませんね!
龍二:
たとえ嗅覚や視覚、そして聴覚を遮ったとしても、卵の割れ目をちゃんと見つけられるでしょう。
龍二:
不思議ですよね。まるで五感以外の第六感を頼りにしているようです。勘?それとも神の救いの手?それとも他の何か…
旅人:
斬新だけど、その例えはもういいや。
龍二:
あ、所長にいつも説明が下手と言われるのですが、やっぱりそうなんでしょうか…
旅人:
変な例えだね、でももっと聞きたい。
龍二:
コホン…またの機会にしましょう…所長がこっちを睨んでいるので…
行方不明
珊瑚:
ん、まだ出発しないの?もしかして気が変わった?行かないほうがいいよ、あいつと関わるのは賢明じゃないから。
旅人:
彼と何かあったの?
珊瑚:
もし彼が永遠に消えてくれれば、とっても喜ぶわ。
旅人:
(微笑って返しておこう。)
珊瑚:
ははっ、そんな目で見ないでよ。気に食わない人ぐらい、誰にだっているでしょ。
珊瑚:
とにかく、早めに出た方がいいわ。鹿野院が大事件を起こさないうちにね。
珊瑚:
そうだ、もし偶然やつの遺品を見つけたりしたら、絶対私に教えて喜ばせてね。
行方不明
柴田:
あっ、君は…メカジキ二番隊の隊長!俺は柴田、ここの見張りを任されたんだ。何かご用かい、隊長?
旅人:
人を探している。
人探しの依頼について、柴田に説明した。
柴田:
あの探偵の兄ちゃん、鹿野院平蔵って名だったのか。知ってるよ、前はこの辺りをよくうろうろしてた。
柴田:
当時珊瑚宮様は、彼が何か悪いことをするつもりじゃないかと、俺に監視させたんだ。だが、彼は何というか、旅をしてるようでな。
柴田:
そういえば、最近も珊瑚宮の東側で見かけたやつがいるらしいぞ。必要なら、そっちを探してみたらどうだ。
行方不明
柴田:
あの兄ちゃんなら、珊瑚宮の東側で探してみなよ。
行方不明
珊瑚:
あれ?鹿野院を探しに行ったんじゃないの?
珊瑚:
調査?どうして私が彼を調べなきゃならないのよ、ふんっ!私はただ街にいるのが退屈で、散歩しに来ただけ。
珊瑚:
私のことはいいから、早く行きなさい。色々と忙しいんでしょ。
これまで行方不明であった探偵の少年が、実は海祇島で奇妙な事件を捜査していたことが判明した。彼は島には大切なものが欠けているというが…果たして何のことを指しているのだろう?
欠け落ちた大切なもの
ゴロー:
離島に行くときは気を付けろよ。予期せぬ危険に遭遇したときは、とりあえず退却してくれ。身の安全の方が大事だからな。
これまで行方不明であった探偵の少年が、実は海祇島で奇妙な事件を捜査していたことが判明した。彼は島には大切なものが欠けているというが…果たして何のことを指しているのだろう?
欠け落ちた大切なもの
ゴロー:
すまなかったな。本当のことを言えなくて、申し訳ないと思ってる。だが…そうせざるを得なかったんだ。
旅人:
理解してるよ。
旅人:
ところで、心海はこのことを知ってるの?
ゴロー:
珊瑚宮様は…今言えるのは、戦争は多くの悪いことをもたらしたが、俺たちを大きく成長させたということだ。
パイモン:
だから、心海は知っていたのか、どうなんだよ?
ゴロー:
それは…お前たちは法案を推したのは誰か、気にならないか?勘定奉行は得をしないし、手を貸す者がいなけりゃあり得ないだろう。
パイモン:
確かになんだか、神の救いの手が突然現れたような感じだよな。
ゴロー:
ははっ、神か…
ゴロー:
少し前、鳴神島で容彩祭が開催されたとき、俺と珊瑚宮様も招待された。
ゴロー:
その時、俺は市場で待っていたが、珊瑚宮様は…
欠け落ちた大切なもの
パイモン:
この箱、厳重に梱包されているな。中にはなにが入ってるんだろう…
パイモン:
あれ?この花や植物はなんだろう?初めて見るぞ…んん、小さな紙切れがある。
破けた請求書:
(破けた請求書。「一般客向け商会」という文字がぼんやりと読める以外、水に浸かっていて字が識別できない。)
欠け落ちた大切なもの
パイモン:
うわぁ!これ全部清心だぞ!珊瑚真珠かと思った…
欠け落ちた大切なもの
パイモン:
琉璃百合だ!晶化骨髄とかだとばかり…いったいなにに使うんだ?
欠け落ちた大切なもの
七尾:
若旦那、俺たちこんなに協力したんだぜ。官兵の前でちょっと褒めてくれよな!
欠け落ちた大切なもの
徳田:
轟さんの情報は正しかった。俺たちが到着したとき、野伏衆たちはまだ寝ていたぜ、ははっ。
徳田:
品物も全部回収できた、正に一網打尽ってやつだ。
轟:
よし、数えてみよう…うん…問題ない、ご苦労だった。
徳田:
とんでもない。轟さんの商隊が頑張ってくれたおかげで、村じゃ食糧の値が下がったんだぜ。
将司:
その通り。特に俺たちみたいなよく負傷する連中は、戦争の後遺症がこんなにひどいとは思わなかった。幸い、轟さんが持ち帰って来てくれた薬のおかげで救われてるよ。
轟:
上からの支援のおかげで、状況はよくなって来てるんだ。そうだ、村の在庫状況はどうだ?
轟:
今夜中に確認してくれ。明日の朝、珊瑚宮でゴロー様の許可を得たら、すぐに出発するからな。
将司:
心配ない、リストは整理してある。俺たちと一緒に来てくれ。
欠け落ちた大切なもの
鹿野院平蔵:
どれどれ、何があるかな。
欠け落ちた大切なもの
旅人:
神子に会いに行ったよね。
ゴロー:
その通り。
ゴロー:
彼女は勘定奉行に行き、あの宮司の八重神子と会談を行った。名目上は娯楽小説の鑑賞会だったが、その内容は公開されていない…
ゴロー:
珊瑚宮様は帰ってすぐに貿易や通商の促進施策を始め、鳴神島ではすぐに新しい法案を推し進めることになった…
ゴロー:
それで…珊瑚宮様はこのことをご存知ないと思うか?
欠け落ちた大切なもの
旅人:
何をしてたか忘れた。
行方不明だった探偵の少年がようやく見つかったので、報告のため奉行所に連れ戻すことにした…
報告
鹿野院平蔵:
誰からの苦情なのかな…
報告
上杉:
おかしいですね。平蔵先輩まで苦情を受けるなんて、同心ってやりづらいですよ。
報告
大和田:
これは面白い。鹿野院同心が苦情を受ける日が来るなんて。
報告
「鹿野院の詐欺防止劇場」の同意承認について:
奉行所:「鹿野院の詐欺防止劇場」宣伝計画について。検討の結果、鹿野院同心によって主催する旨に同意する——天領奉行。
パイモン:
「鹿野院の詐欺防止劇場」ってなんだ?なんだか面白そうだな。
報告
「花見坂の混世魔王」:
花見坂に自称「混世魔王」の閑人が出没中。調査によると、オニカブトムシや七聖召喚カードの盗難被害に遭う児童が多発している。
パイモン:
えっ、まさか、またあいつじゃないよな…
平蔵は「鹿野院の詐欺防止劇場」という活動を企画している。まずは出演者を探さなければ…
「鹿野院の詐欺防止劇場」
悦:
先ほどは失礼なことを言ってしまい、申し訳ございません。
悦:
あら、平蔵さんについて知りたいのですか?彼は私みたいな人間を嫌っているのでしょうね。
悦:
あまり表には出さず、友好的に話しはしますが、詐欺師に対する態度は他の罪状の時とかなり違います…何だか、詐欺師を特に嫌っているみたい…
悦:
もしかしたら彼も騙された経験があるのでしょうか?信じられないわ、平蔵さんを騙せる人がいるなんて…
「鹿野院の詐欺防止劇場」
鹿野奈々:
旅人さん、こんにちは。平蔵が迷惑をかけたようですが、大目に見てやってください。ちょっと癖が強いけど、悪意はないんですよ。
鹿野奈々:
もしあなたを怒らせたりしたら、遠慮なく叱ってやってください。口答えをされたら、私がそうお願いしたと言っていいですから。
「鹿野院の詐欺防止劇場」
伊庭:
あの平蔵って子は相当手ごわいぞ。
伊庭:
おや?お前たちはワシの過去のことについて知りたいのか?大した話じゃないがな。
伊庭:
あの時は平蔵が調査していると聞いて、もうダメだとあきらめて、全て吐いたのじゃ。何しろ、相手はあの「嵐」だからのう。
旅人:
「嵐」?
伊庭:
平蔵の別名じゃ、聞いたことがないのか?牢屋の囚人たちはみなそう呼ぶ。
伊庭:
逃げるのも隠れるのも不可能。犯罪者にとって、平蔵は嵐のような災害なんじゃ。
伊庭:
はぁ、こんな結果になると知っていれば、あの時は…
少年探偵のもとに苦情の手紙が届いた。送り主はいったい何のためにこれを送ったのだろう…
封じられた謎
珊瑚:
旅人、君ならきっと真実を見つけることができると信じてるわ。間違いなく鹿野院は何か細工したはず。
龍二:
はぁ…所長も平蔵さんもいい人なんですが、二人一緒になると良いことが起こったためしがありません。
珊瑚:
龍二、ちょっとは大人になりなさい。
封じられた謎
上杉:
旅人さん、調査は大変でしょう。僕の分析を信じてください。
旅人:
珊瑚所長について…
上杉:
あれから大変なんですよ!鷹司家は本当にすごい探偵を雇ったものです。
上杉:
もうしょっちゅう「龍二事件」の再調査依頼を出しに来るんです。その度に平蔵先輩に止められていましたが、まさか今回は苦情の手紙まで出してくるとは。
上杉:
平蔵先輩はきっと珊瑚所長を危険に晒したくなくて再調査を止めていたんでしょう。何しろ大物に関する事件ですから、色々と複雑で…
上杉:
珊瑚は探偵所の所長といっても、結局は普通の人なのです。
旅人:
二人は仲がいいの?
上杉:
いえ…会うたびに口喧嘩しているのを見かけますから、いいとは言えません。でも、平蔵先輩は珊瑚と一緒に仕事をしていたらしいのですが、まだ昔の誼を忘れていないようです。
上杉:
探偵所の収入を増やしてあげるためなのか、取るに足らない事件をあそこに依頼するよう、時々お願いされるんです。
上杉:
平蔵先輩は紛れもなく、いい人ですよ。
封じられた謎
大和田:
上杉の話は真に受けないでくれ。
旅人:
鷹司勇と龍二について…
大和田:
あの二人のこと?そうだな…
大和田:
龍二が勇のことを義理の父親のように思っているのは確かだ。だが勇が龍二を引き取ったことに関しては、利益のためなのか本当に情があったのかは分からない。
大和田:
何しろ勇も雑輩じゃないし、龍二のような単純で純朴な男を官僚ではなく、部下や忠犬として使うことぐらい簡単にできた。
大和田:
彼には子供がいたが、残念ながら生まれる前に勇が殺されてしまったから、会うこともなかった…
大和田:
はぁ…こんな話はやめよう。君たち、まだ調査しないといけないんだろ?行ってきなよ。
封じられた謎
鷹司勇の検死報告書:
被害者鷹司勇、41歳、奉行所管理人。
鷹司勇の検死報告書:
発見時は全身着衣の状態で死亡。外傷や争った形跡もなし。咽頭にうっ血·赤い腫れがみられたが、風邪によるものだと思われる。
鷹司勇の検死報告書:
胃と腸に局所的な潰瘍があり、胃内容物から発見された新型の毒物によるものとみられる。その他内容物は、消化しきれなかった米の残渣、…
鷹司勇の検死報告書:
…主成分は、貴重な滋養物である肝油を高濃度に含む肝油膠嚢の残渣が少量、…
鷹司勇の検死報告書:
…法医が特別に調合した、酸性の青果から採取された成分を多量に含む液体風邪薬が少量、…
鷹司勇の検死報告書:
…新型毒の残留物を少量抽出し、龍二と城山の自宅から押収した毒と比較したところ、両者が一致。死因:新型毒物による腹部の粘膜病変と急性呼吸·循環不全による。
パイモン:
げっ…色んなものを食べてたんだな。
封じられた謎
容疑者龍二の有罪裁定:
龍二容疑者、二十歳。奉行所にて同心を務め、被害者である鷹司勇の部下であった。
容疑者龍二の有罪裁定:
上司鷹司勇と仕事上で揉め、恨みから密かに毒を手に入れ、鷹司勇を殺害した疑い。
容疑者龍二の有罪裁定:
その後、彼の自宅から未使用の毒物が発見された。龍二容疑者は殺人の罪で吟味を行う。詮議待ちのため、仮に牢屋にて勾留とする。
容疑者龍二の有罪裁定:
署名:九条裟羅
パイモン:
うわぁ、龍二の有罪裁定に署名したのは本当に裟羅だったんだな…でも今考えてみたら、この内容って間違ってたんだろ。
封じられた謎
容疑者城山の有罪裁定:
城山容疑者、二十二歳。奉行所の法医を務め、亡くなった鷹司勇の部下であった。
容疑者城山の有罪裁定:
上司の鷹司勇と勤め上での揉め事があり、憎しみのあまり毒薬をひそかに手に入れ、害する。
容疑者城山の有罪裁定:
その後、城山の作業現場から、中身の残る毒薬を発見。龍二の家で見つかった毒薬は仕組んだものであると、本人が遺書にて告白している。
容疑者城山の有罪裁定:
悪意を持って他の者を殺めた罪により城山には死罪を言い渡す。しかし罪に問われることを恐れて自害してしまった故、刑を執行できず、資料のみを証拠として残す。
容疑者城山の有罪裁定:
署名:九条裟羅
パイモン:
あれ?城山の有罪裁定も九条裟羅がサインしてるぞ…龍二のと同じなのか?
封じられた謎
毒物の調査報告:
以下は鷹司勇の死因となった毒薬の分析結果である。
毒物の調査報告:
無味無臭で安定しており、液体に溶けるが他の物質には溶けない。合成毒の特徴を持つ。通常の状態では白い霜の粉のようであることから、とりあえず「白霜」と命名。
毒物の調査報告:
稲妻にあるすべての商会の帳簿を調査したが、このいくらかの期間に、このような毒薬の流通記録はなかった。
パイモン:
合成毒?どういう意味なんだ?
封じられた謎
龍二の証言:
「事件の一週間前、勇様は風邪を引いて食欲がなくなり、白米しか食べられなくなったので、ずっと特製の液体風邪薬を服用していました。」
龍二の証言:
「事件の前夜、勇様はまだ風邪が治らず仕事に追われていました。私は勇様の体調が心配で、城山先生が薬液を届けに来られた際に滋養のある食べ物について聞いてみました。」
龍二の証言:
「そこで抵抗力を高める肝油膠嚢を勧められたので、私は法医室までそれを取りに行き、鷹司様に飲ませました…」
龍二の証言:
「ですがその次の日…勇様には恩があります。殺人なんて真似は決してしていません!」
パイモン:
城山は法医担当だから、手を出した可能性は十分にあるな。
封じられた謎
城山の遺書:
「鷹司勇は、俺が液体風邪薬に投毒して殺めた。」
城山の遺書:
「あいつは表向きはまともな人間だが、裏で自分に逆らう人間をこっそり排除するため、新しい毒薬を作るよう頼んできた。」
城山の遺書:
「言う通りにしないと、でっち上げた罪で俺を牢屋送りにするなどと言って、俺の家族まで使って脅迫してきた。」
城山の遺書:
「仕方なく、人に頼んで万国商会で買った新型の毒で彼を…そして自分を守るため、同僚の龍二のところに毒を仕込んだ。」
城山の遺書:
「今や、あの探偵が事を明らかにするのは時間の問題だ。大きな過ちを犯してしまったと分かっているが、避けられはしない。いっそのこと死んでやろうと思う。家族に迷惑がかからないといいが。」
パイモン:
あいつの言うことが本当なら、これは犯人が城山であることを証明する鍵になるんだよな?
封じられた謎
鷹司勇の伝言:
城山の遺書の隣にあった紙切れ。筆跡を調べたところ、亡くなった鷹司勇が残したものだと判明している。
鷹司勇の伝言:
「城山、久しぶりですね。頼んだものは準備できましたか?」
鷹司勇の伝言:
「今日伺った時、あなたはご不在でしたが、奥様がもてなしてくれましたよ。素敵な女性だ、お似合いですね。」
鷹司勇の伝言:
「そういえば、お子さんはもう四、五か月でしたか?うちの子とほとんど同じですよ。」
鷹司勇の伝言:
「特別に滋養のある食べ物を持ってきまして、食べさせてあげましたよ。彼女も、とても喜んでくれました。」
鷹司勇の伝言:
「ほう、感謝してくれるのですか?でしたら、あまり待たせないでくださいね。」
パイモン:
どうやら、鷹司勇はいい人みたいだぞ。ただ、なんだか引っかかる口調だな…
封じられた謎
珊瑚:
今は何て言えばいいのか…とりあえず私を一人にさせて。
封じられた謎
珊瑚:
龍二に会いに行かないの?
旅人:
平蔵が当時何を言ったのかをまず知りたい。
珊瑚:
ははっ、今思えば、あれはかなり強めの平手打ちだったのね。
珊瑚:
「もっとも重要なものは、いつも真実の外側にある。」って言われたわ。