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流灰の国の迷える旅人・第三章

震える天蛇


空の向こう側
幾重もの雲海を乗り越えて、ついに伝説の天蛇の船にたどり着いた…
パイモン:
ふぅ…い、生きてる…!よかった…この地に足のついた感じ、安心するぜ…
旅人:
パイモンはずっと浮いてるでしょ?
パイモン:
そうはいっても、地面の近くで浮いてるのと、空で飛ばされまくるのは大違いだぞ!
旅人:
ここもあんまり頑丈には見えないけどね。
パイモン:
ええっ?脅かすなよ。落っこちても、オイラ一人じゃおまえと{REALNAME[ID(2)|SHOWHOST(true)]}を助けきれないからな!
「ココウィク」:
チチ…
パイモン:
あれが天蛇の船か?やったぜ!
{REALNAME[ID(2)|SHOWHOST(true)]}:
キュイッ!
パイモン:
船っていうより、でっかい環っかにしか見えないぞ!うねうねしてて、蛇っぽいとも言えなくはないか。
パイモン:
なんとかしてあそこに行こうぜ。少なくともこっちよりは安全そうだし…うぅ、でもポーナはどこに飛ばされたんだろうな…
パイモン:
飛行経験は豊富だって言ってたけど、それでもちょっと心配だぞ…
旅人:
風向きから考えると…
パイモン:
うーん、確かに…風向きで考えたら、きっとこの近くに落ちてるよな。
旅人:
ここでじっとしてても仕方ない。
パイモン:
うーん、確かに。ここで思い悩んでもしょうがないよな。もしかしたら、もう天蛇の船でオイラたちを待ってるかもしれないぞ。
パイモン:
それじゃ行ってみようぜ!
パイモン:
これはなんだ?見た目は炎燐石に似てるけど、光ってるし燃えてるぞ。ポーナのよりすごいみたいだな。
パイモン:
もしかして、これが炎燐石の本来の姿なのか?
旅人:
熱っ!
パイモン:
Traveler!なにか見つけるたびに手を出すの、やめろよな!
旅人:
ごめん、つい…
旅人:
パイモンに言われたくない。
{REALNAME[ID(2)|SHOWHOST(true)]}:
キュイッ!キュイッ!
パイモン:
ん?{REALNAME[ID(2)|SHOWHOST(true)]}はなにかわかったか?
パイモン:
おおっ、すごいぞ、{REALNAME[ID(2)|SHOWHOST(true)]}。おまえはここで大活躍できるかもしれないな。
パイモン:
次になにか熱いお宝があったら、{REALNAME[ID(2)|SHOWHOST(true)]}に任せたぞ!
{REALNAME[ID(2)|SHOWHOST(true)]}:
クルルッ、キュウ!
ポーナ:
やっほー!こっちこっち!
パイモン:
おおっ、ポーナじゃないか!
パイモン:
でも、なんであんな場所に?落っこちたのかな…とにかく合流しようぜ!
ポーナ:
やっと見つけた!Traveler、パイモン、それに{REALNAME[ID(2)|SHOWHOST(true)]}。
パイモン:
へへっ、ポーナ、無事でよかったぜ!
{REALNAME[ID(2)|SHOWHOST(true)]}:
キュイッ!
ポーナ:
ん?パイモン、心配してくれてたの?あたしは花翼の集のエース冒険者なんだから、簡単には死なないって。安心してよ。
旅人:
無事でよかった。
ポーナ:
へへっ、君のおかげかもね。君に出会ってから、ずっと運がいいんだよ!
ポーナ:
さっき雲の中ではぐれちゃってから、浮いてる石に飛ばされて気絶してたの。どれくらい経ったかは分からなかったけど、起きたらここにいたよ。
旅人:
どうしてここに?
ポーナ:
それが…さっき雲の中ではぐれちゃってから、浮いてる石に飛ばされて気絶してたの。どれくらい経ったかは分からなかったけど、起きたらここにいたんだ。
ポーナ:
目が覚めてから、ずっとここを探し回ってたんだけど、君たちが見つからなかったから、あたし、てっきり…でもやっぱり、君たちも運がいいんだよね!
パイモン:
どうやってここまで来たのかちょうど聞こうと思ってたぜ。お互いに繋がってない島だし、まさか飛んできたのかと…
ポーナ:
へへっ、それはまた後で話そう。とにかく、ここがあたしたちが探してた天蛇の船だね。やったー!
パイモン:
うーん、でも見る感じ、伝説みたいに宝物がいっぱいあるとは思えないな。まさかもう誰かに持っていかれた後なのか?
ポーナ:
んー、宝物が天蛇の船に隠されたって話は、部族の語り部の作り話って可能性のほうが高いと思うよ!
パイモン:
えっ?そんな…だったらオイラたち、無駄足じゃないか!
ポーナ:
でも、たとえ財宝の話が嘘だとしても、「返還の玉」が絶対に存在しないってことにはならないでしょ。希望を捨てちゃダメだよ。
ポーナ:
それに、上を見て!
ポーナ:
あそこ、何かありそうじゃない?さっき君たちは統律の心で炎燐石を見つけたんだし…
ポーナ:
冒険者の経験からすると…もしかしたらあそこに「返還の玉」が隠されてるのかも。
パイモン:
そしたら、上に行ってあれを壊せばいいんだな!
旅人:
任せて。
ポーナ:
ちょっと、そう簡単にはいかないよ。さっきすでに試してみたんだけど、力で壊せるものじゃなかった。
旅人:
そう簡単にはいかない気がする。
ポーナ:
うん、力ずくで壊せるものじゃなかったみたいだからね。
ポーナ:
冒険者の経験からすれば、きっと炎燐石を手に入れたときみたいに、近くに何かの装置があるはずだよ。
ポーナ:
装置といえば、目の前のこれだけど…前に見た源火の祭壇とそっくりだよね!
ポーナ:
偶然…?ううん、きっとそうじゃない。何かの手がかりに違いないよ!
パイモン:
それなら、炎燐石を使って…うぅ、もう炎燐石はないんだったぜ。
旅人:
{REALNAME[ID(2)|SHOWHOST(true)]}が…
パイモン:
あっ、そうだったな。来る途中で一つ拾ったんだ!
ポーナ:
そう来なくっちゃ。ねえ、「冒険者のカギ」って法則は知ってる?冒険の序盤で手に入れたものは、必ず終盤のキーアイテムになるってやつ。
パイモン:
なんだそれ、めちゃくちゃだな。だいたい、これを手に入れたのはついさっきだろ?まあ、確かに炎燐石に似てるけど…
パイモン:
っていうか、メラメラ燃えてるところ以外、そっくりだよな!
ポーナ:
本当だね、さすがパイモン。言われるまで全然気がつかなかったよ。
パイモン:
だってどうみてもそうだろ!とにかく、それなら、あの石を集めればいいんだな?
ポーナ:
うん、こういう炎石が、天蛇の船には全部で四個ある。たとえば、向こうの島にも一個あるはずだよ。
パイモン:
なるほど…って待てよ、ポーナはなんでそんなに詳しい?まるでここに来たことがあるみたいじゃないか…冒険者の経験なんて説明、通用しないだろ。
ポーナ:
んー、じゃあなんていえばいいのかな…冒険者の勘?どうしてかは分からないけど、この祭壇を見た瞬間ピンと来たの。
ポーナ:
それに君たちと合流する前に、こっちも色々調べてたんだよ。優秀な冒険者にとって、十分な下調べは必要不可欠だからね。
旅人:
なるほど、勉強になった。
ポーナ:
えっ、まさかTravelerはずっと力ずくで壊してきたの…?強いね。
旅人:
力ずくで壊してきた。
ポーナ:
えっと、Travelerは例外だよ、例外。
パイモン:
ところで、どうやって行けばいいんだろうな?さすがのTravelerでもちょっと難しいと思うぞ…
ポーナ:
へへっ、さっきどうやってここまで来たのか、聞きたがってたでしょ?見せてあげるよ。
ポーナ:
ほら?この装置を利用すれば、浮いてる島を自由に行き来できるんだよ。
ポーナ:
炎石探しは君たちに任せたよ。もし他の島に行って戻れなくなったら、声をかけて。
パイモン:
よし、炎石を取り出す作業は{REALNAME[ID(2)|SHOWHOST(true)]}に任せたぞ。さっそく出発しようぜ。
{REALNAME[ID(2)|SHOWHOST(true)]}:
キュー!
ポーナ:
はぁ、せっかく天蛇の船に着いたっていうのに、また石を探さなきゃいけないなんて。もっとスリリングな冒険になるかと思ったのにね…
ポーナ:
とにかく、炎石探しは君たちに任せたよ。何かあったら、いつでも声をかけてね。
パイモン:
おおっ、できたぞ!でも、なんでまた「光の刻印」が出てきたんだ?これが伝説の「返還の玉」なのか?
パイモン:
待てよ、よく見たら、これって「通牒の金盤」じゃないか!前に手に入れたやつとそっくりだな。
{REALNAME[ID(2)|SHOWHOST(true)]}:
キュウ…
旅人:
なるほど、そうだったんだ!
パイモン:
アビスを封印する秘宝と、呪いや災厄を祓う象徴物——確かに似てるよな。
旅人:
今さら気づいたの?
パイモン:
なんだよ、気付いてたんなら、早く教えてくれよな!って、おまえはなんで気づいたんだ?まさかおまえまで「冒険者の経験」とか言わないよな?
パイモン:
アビスを封印する秘宝と、呪いや災厄を祓う象徴物——確かに似てるよな。
パイモン:
でもこんなもので、本当にオシカ・ナタのアビスの穢れを抑えられるのか?龍の遺物研究会の人もそんなこと言ってなかったぞ…
パイモン:
「返還の玉」が「通牒の金盤」だったってことは、まさかあの悪龍がオイラたちを狙ったのって、これが理由だったのか?
パイモン:
オイラが食べたブレイズ・ミートシチューのせいじゃなかったんだ…
旅人:
すべてが繋がった。
旅人:
本当に伏線だったんだね。
パイモン:
うーん、でもポーナは「通牒の金盤」のことを知らないはずだよな…ポーナ?
ポーナ:
ううん…あたし、ここに来たことがある。この天蛇の船、そして「返還の玉」は…
ポーナ:
そうだ、壊さなくちゃ…「あの人」の手に渡っちゃいけない…
パイモン:
おい、ポーナ、どうしたんだよ?
ポーナ:
ポーナ?違う…ポーナもういないはず。ならあたしはどうしてここに…
ポーナ:
なるほど、そういうことか…気を付けて!Traveler、パイモン、来ないで。これは罠だよ…
パイモン:
えっ?
パイモン:
おお、やったな。これが噂の「返還の玉」なのか?
パイモン:
でもこんなもので、本当にオシカ・ナタのアビスの穢れを抑えられるのか?
パイモン:
なんか食べ物の容器みたいだな。
旅人:
また食べ物の話してる。
旅人:
そういえば、パイモンの朝ごはんって…
パイモン:
ブレイズ・ミートシチューがどうしたんだ?どうでもいいだろ。どうしたんだよ急に?
パイモン:
ずっと走り回ってたから、お腹が空いたのか。まあ、これでポーナは天蛇の船を見つけたし、「返還の玉」も手に入れた。一件落着ってとこだな。
ポーナ:
ううん…あたし、ここに来たことがある。この天蛇の船、そして「返還の玉」は…
ポーナ:
そうだ、壊さなくちゃ…「あの人」の手に渡っちゃいけない…
パイモン:
おい、ポーナ、どうしたんだよ?
ポーナ:
ポーナ?違う…ポーナもういないはず。ならあたしはどうしてここに…
ポーナ:
なるほど、そういうことか…気を付けて!Traveler、パイモン、来ないで。これは罠だよ…
パイモン:
えっ?
ポーナ:
よし、これで一個目。いい感じだね。次はもっとうまくいくはず!
ポーナ:
とにかく、炎石探しは君たちに任せたよ。何かあったら、いつでも声をかけてね。
ポーナ:
やるじゃん。もう半分集まったね。もうひと踏ん張り!
ポーナ:
とにかく、炎石探しは君たちに任せたよ。何かあったら、いつでも声をかけてね。
ポーナ:
あと一個、勝利は目の前だよ!
ポーナ:
とにかく、炎石探しは君たちに任せたよ。何かあったら、いつでも声をかけてね。
ポーナ:
……
ポーナ:
あとは奉納すれば…
ポーナ:
あれ?君たちのテペトル竜は?一緒じゃないの?
ポーナ:
仲間を見捨てたりしないでよ!

夢から醒める時
「返還の玉」を取り戻すため、悪龍を追ってさらに下へ向かった…
パイモン:
ふん、やっと捕まえたぞ!
パイモン:
悪龍め、手間かけさせやがって…早くオイラたちのものを返してくれよ!
旅人:
さもなくば、容赦しない!
旅人:
時間稼ぎはやめて!
「ココウィク」:
チ…チチー!
パイモン:
そうそう…って、ココウィクはなんて言ってるんだ?
「ココウィク」:
…遠くから来た異邦の旅人よ、ここまで連れてきてくれたこと、感謝する…
「ココウィク」:
迷える王よ…残酷な夜はじきに終わり、龍に選ばれし者が黎明をもたらす。悪夢から目覚めたまえ…
旅人:
君は?
パイモン:
ん?Traveler、誰と話してるんだ?
旅人:
ココウィク、君が話してるの?
パイモン:
えっ?ココウィクはずっとチュンチュン言ってるだけじゃないのか?…Traveler、おまえにはわかるのか?
「ココウィク」:
我が名は…オチカン…かつてナタに君臨した王が、この都市に残した意志だ…
「ココウィク」:
オシカ・ナタの終末が訪れた時、私は猛毒の果実を吞み込んだ…その毒に魂を呑み込まれ、暴走した悪龍と化したのだ…
「ココウィク」:
しかし…それも終わりだ。ようやく、魂が救われる…チャンスを…掴んだ…
旅人:
どうするつもり?
「ココウィク」:
毒を…毒をすべて排出する…そして…汝が…
パイモン:
おい、ココウィク、行くな!
オチカン:
長い年月を経て、ようやく目覚めた…
パイモン:
えっ!?誰だ?まさかココウィクが喋ってるのか?
オチカン:
長い旅だった。Traveler、それにパイモン…会えてよかった。
パイモン:
オイラたちを知ってるのか?よかったぜ!それで、おまえは一体誰なんだ?ココウィクって呼んでいいのか…?
旅人:
君はオチカン?
パイモン:
えっ?こいつがオシカ・ナタを統治してたあの蛇王なのか?
パイモン:
ココウィクじゃないのかよ?オイラたちのこともわかってるみたいだし。それとも今まで一緒に冒険してきたココウィクって、実は…
オチカン:
ココウィクか…あの女子が付けてくれた名前だ。彼女が統律の心で私を呼び覚ましたのだが、結局彼女を助けられなかった。
オチカン:
数百年が過ぎ、ようやく体を取り戻せた。
旅人:
ココウィク…
オチカン:
ココウィクか…あの女子が付けてくれた名前だ。彼女が統律の心で私を呼び覚ましたのだが、結局彼女を助けられなかった。
オチカン:
数百年が過ぎ、ようやく体を取り戻せた。
オチカン:
——オチカンと呼んでくれ。
パイモン:
えっ?おまえがオシカ・ナタを統治してたあの蛇王なのか?ココウィクじゃないのかよ?オイラたちのこともわかってるみたいだし。それとも今まで一緒に冒険してきたココウィクって、実は…
パイモン:
いや待て、ってことは、おまえがポーナに起こされたのって数百年前のことなのか?
パイモン:
…ありえないだろ。だってオイラたち、ポーナとはずっと一緒に冒険してきたんだぞ。まさか、ポーナは数百年も生きてるのか?
オチカン:
ふむ、私の間違いかもしれんな…様々な記憶が脳内に入っているのだ。「ココウィク」としての冒険の日々よりも、昔のことのほうがはっきりと覚えている…
旅人:
俺たちってまだ仲間?
オチカン:
ああ、汝らさえよければ。オシカ・ナタの民を守るために、私は精神の一部を切り離した…
オチカン:
だがまさか、その魂と体がアビスに吞み込まれ、あやつに利用され…数多の恐ろしい罪を犯すとは…
オチカン:
私の罪はアビスの泥のように浄化することはできない。だが、汝らのおかげで、この悪夢がようやく終わった。
旅人:
敵じゃないよね?
オチカン:
ああ、汝らさえよければ。オシカ・ナタの民を守るために、私は精神の一部を切り離した…
オチカン:
だがまさか、その魂と体がアビスに吞み込まれ、あやつに利用され…数多の恐ろしい罪を犯すとは…
オチカン:
私の罪はアビスの泥のように浄化することはできない。だが、汝らのおかげで、この悪夢がようやく終わった。
パイモン:
「あやつ」って誰だ?さっき天蛇の船にいたとき、ポーナも「あの人」って言ってたよな。まさか、まだオイラたちの知らない黒幕でもいるのか?
オチカン:
ハハッ、ここまできたということは、もう汝らは「あやつ」に会ったのだろう?汝らは「通牒の金盤」を持っているのだから。
パイモン:
そうか。あの悪龍に「通牒の金盤」をとられたから、オイラたちはここまで追ってきたんだったよな…待てよ、ってことは、もう悪龍じゃないってことか?
旅人:
本人は気にしてないみたい。
旅人:
どうして象徴物を奪ったの、悪龍さん?
パイモン:
よくやってくれたな!
オチカン:
「通牒の金盤」は…非常に大事なものだ。
パイモン:
そりゃそうだぞ。あれは{REALNAME[ID(2)|SHOWHOST(true)]}を助けるための象徴物だって、マンクが言ってたからな。でもポーナは、アビスを封印するためのものだって言ってたけど…
オチカン:
彼女の言う通りだ。あれは確かにナタのアビスの穢れを抑えられる…だが汝らが想像するような使い方をするものではない…それゆえ、船に持ってきて隠したのだ…
パイモン:
えっ、どういう意味だ?危ないから、気軽に使っちゃいけないってことか…?じゃあ、これからどうすればいいんだ?
オチカン:
汝らのテペトル竜の仲間は…
パイモン:
{REALNAME[ID(2)|SHOWHOST(true)]}のことか?
オチカン:
ああ。{REALNAME[ID(2)|SHOWHOST(true)]}は…私に似ている…
パイモン:
えっ…どこがだ?見た目はだいぶ違うみたいだけど…
オチカン:
我らが血脈には「焔の主の祝福」が刻まれている…
オチカン:
あやつなら、正しい選択をしてくれると信じている…「通牒の金盤」は大事だが、同時に危険なものだ。ゆえに聖山に持って行ってほしいのだ…そしてあやつを…
パイモン:
「あやつ」を?
オチカン:
あやつを…どうすればよいのだろう。思い出せない。様々なことを思い出したが、うまく言えないのだ…
オチカン:
長い間悪夢を見ていたからか…いや、きっとあやつの仕業なのだろう。
旅人:
年を取るとそうなっちゃうよね。
旅人:
とりあえず休んでて。
パイモン:
えっと、わかったぞ。つまり、二つの象徴物を持って火山に行けばいいんだな?
パイモン:
残りの謎は{REALNAME[ID(2)|SHOWHOST(true)]}と一緒に火山に行かないと解き明かせないみたいだ。
オチカン:
すまない。色々と助けてもらったが、汝らの質問には答えられない…しかし、答えを見つけられる方法が一つだけある…
オチカン:
私の記憶に入ってくれ。
パイモン:
えっ?そんな方法があるのか?
オチカン:
夢の中で私は迷っていたが、ここで起きたことはすべて、この濁った双眸に記録してきた。
オチカン:
「ココウィク」の力を感知できるのなら、我が記憶も感知できるはずだ。これも汝らへの恩返しだと言えるだろう。
旅人:
じゃあ、お願い。
オチカン:
長い年月を経て、ようやく目覚めた…
パイモン:
えっ!?誰だ?まさかココウィクが喋ってるのか?
オチカン:
長い旅だった。Traveler、それにパイモン…会えてよかった。
パイモン:
オイラたちを知ってるのか?よかったぜ!それで、おまえは一体誰なんだ?ココウィクって呼んでいいのか…?
旅人:
君はオチカン?
パイモン:
えっ?こいつがオシカ・ナタを統治してたあの蛇王なのか?
パイモン:
ココウィクじゃないのかよ?オイラたちのこともわかってるみたいだし。それとも今まで一緒に冒険してきたココウィクって、実は…
オチカン:
ココウィクか…あの女子が付けてくれた名前だ。彼女が統律の心で私を呼び覚ましたのだが、結局彼女を助けられなかった。
オチカン:
数百年が過ぎ、ようやく体を取り戻せた。
旅人:
ココウィク…
オチカン:
ココウィクか…あの女子が付けてくれた名前だ。彼女が統律の心で私を呼び覚ましたのだが、結局彼女を助けられなかった。
オチカン:
数百年が過ぎ、ようやく体を取り戻せた。
オチカン:
——オチカンと呼んでくれ。
パイモン:
えっ?おまえがオシカ・ナタを統治してたあの蛇王なのか?ココウィクじゃないのかよ?オイラたちのこともわかってるみたいだし。それとも今まで一緒に冒険してきたココウィクって、実は…
パイモン:
いや待て、ってことは、おまえがポーナに起こされたのって数百年前のことなのか?
パイモン:
…ありえないだろ。だってオイラたち、ポーナとはずっと一緒に冒険してきたんだぞ。まさか、ポーナは数百年も生きてるのか?
オチカン:
ふむ、私の間違いかもしれんな…様々な記憶が脳内に入っているのだ。「ココウィク」としての冒険の日々よりも、昔のことのほうがはっきりと覚えている…
旅人:
俺たちってまだ仲間?
オチカン:
ああ、汝らさえよければ。オシカ・ナタの民を守るために、私は精神の一部を切り離した…
オチカン:
だがまさか、その魂と体がアビスに吞み込まれ、あやつに利用され…数多の恐ろしい罪を犯すとは…
オチカン:
私の罪はアビスの泥のように浄化することはできない。だが、汝らのおかげで、この悪夢がようやく終わった。
旅人:
敵じゃないよね?
オチカン:
ああ、汝らさえよければ。オシカ・ナタの民を守るために、私は精神の一部を切り離した…
オチカン:
だがまさか、その魂と体がアビスに吞み込まれ、あやつに利用され…数多の恐ろしい罪を犯すとは…
オチカン:
私の罪はアビスの泥のように浄化することはできない。だが、汝らのおかげで、この悪夢がようやく終わった。
パイモン:
「あやつ」って誰だ?さっき天蛇の船にいたとき、ポーナも「あの人」って言ってたよな。まさか、まだオイラたちの知らない黒幕でもいるのか?
オチカン:
ハハッ、汝らがここまできたということは、もう「あやつ」に会ったのだろう。汝らは「通牒の金盤」の謎を解いたのだから。
パイモン:
「通牒の金盤」って、この「返還の玉」のことか?
パイモン:
そうか。あの悪龍にこれをとられたから、オイラたちはここまで追ってきたんだったよな…待てよ、ってことは、もう悪龍じゃないってことか?
旅人:
本人は気にしてないみたい。
旅人:
どうして象徴物を奪ったの、悪龍さん?
パイモン:
よくやってくれたな!
オチカン:
「通牒の金盤」は…非常に大事なものだ。
パイモン:
そりゃそうだぞ。ポーナはアビスを封印するためのものだって言ってたしな…
オチカン:
彼女の言う通りだ。あれは確かにナタのアビスの穢れを抑えられる…だが汝らが想像するような使い方をするものではない…それゆえ、船に持ってきて隠したのだ…
パイモン:
えっ、どういう意味だ?危ないから、気軽に使っちゃいけないってことか…?じゃあ、これからどうすればいいんだ?
オチカン:
汝らのテペトル竜の仲間は…
オチカン:
ああ。{REALNAME[ID(2)|SHOWHOST(true)]}は…私に似ている…
パイモン:
えっ…どこがだ?見た目はだいぶ違うみたいだけど…
オチカン:
我らが血脈には「焔の主の祝福」が刻まれている…それは祝福であり、呪いでもある。もう一つの「通牒の金盤」を見つけ、それらを火山に持って行ってくれ…さすれば…
パイモン:
そうしないと「焔の主の祝福」を取り除けないのか?ちびのやつ、かわいそうに…
オチカン:
もう一つの「通牒の金盤」は、今もなお誓いの間にあるだろう…並の者が手に入れることはできない。しかしあやつなら、正しい選択をしてくれると信じている…
オチカン:
「通牒の金盤」は大事だが、同時に危険なものだ。ゆえに聖山に持って行ってほしいのだ…そこで初めて、金盤は己が役割を果たせるだろう。そして…
パイモン:
そして?
オチカン:
そして…どうすればよいのだろう。思い出せない。様々なことを思い出したが、うまく言えないのだ…
オチカン:
長い間悪夢を見ていたからか…それとも、進化の術を掌握したという「あやつ」の仕業なのか…
旅人:
年を取るとそうなっちゃうよね。
旅人:
とりあえず休んでて。
パイモン:
えっと、わかったぞ。つまり、二つの象徴物を持って火山に行けばいいんだな?
パイモン:
残りの謎は{REALNAME[ID(2)|SHOWHOST(true)]}と一緒に火山に行かないと解き明かせないみたいだ。
オチカン:
すまない。色々と助けてもらったが、汝らの質問には答えられない…しかし、答えを見つけられる方法が一つだけある…
オチカン:
私の記憶に入ってくれ。
パイモン:
えっ?そんな方法があるのか?
オチカン:
夢の中で私は迷っていたが、ここで起きたことはすべて、この濁った双眸に記録してきた。
オチカン:
「ココウィク」の力を感知できるのなら、我が記憶も感知できるはずだ。これも汝らへの恩返しだと言えるだろう。
旅人:
じゃあ、お願い。
コパン:
ここまで辿りつけるとはな。ここが探していた源火の祭壇か。先に進めば、天蛇の船に辿り着ける…
コパン:
ハハッ、こんな寄せ集めの冒険者チーム、頂上にたどり着く前に全滅すると思ってたんだがな。
ティトゥ:
これも我らが「勇者」、花翼の集エース冒険者のおかげじゃないか?
ティトゥ:
あいつがオシカ・ナタの設計図を見つけてなかったら、私たちは今も下水道をぐるぐる彷徨っていたかもしれないな。
コパン:
その話はもうよしてくれ。俺のあらゆる現在地特定魔法が一切きかなくなるなんて、思わなかったぜ。
レグバ:
ところで、召霊師のリリムはどこに行ったんだ?今朝は見なかったが…
レグバ:
途中加入とはいえ、ここまで共に旅してくれたんだから、仲間だろう?放っておくわけにはいかないぞ。
ティトゥ:
心配する必要はない。彼女は怖くて隠れてるだけだ。
ティトゥ:
昨日の夜、見張りの時にちょうど彼女とばったり会ってな。これから何が起こるか分からないから、身の安全のために隠れたほうがいいかもしれないと、言っておいたんだ。
ティトゥ:
私たちと違って、彼女は冒険の経験が浅い。だから、安全な塔を見つけて彼女を置いてきたのさ。
ティトゥ:
すべてが終わったら、迎えに行こう。まあ、無事に戻れたらの話だがな、ハハッ…
レグバ:
ハハッ、それもそうか。何しろ、己の私欲のため、国をアビスに落とした暴君が作った仕掛けだからな。どんな罠が待ち構えてるか分からない。
レグバ:
それにあの悪龍も、どこかに潜んで、襲ってやろうと企んでるのかもしれない…用心するに越したことはないな。
レグバ:
だが喜ばしいことに、もし「返還の玉」の伝説が本当なら、あれさえ手に入れればアビスの災いを抑えられる。それでみんなもようやく一息付けるだろう。
レグバ:
はぁ、十年前、テイワット全土を巻き込んだあの災いで、炎神までもが犠牲になってしまった…だから、もし本当にアビスを一網打尽にできる宝物を見つけられるなら、願ったり叶ったりだ。
コパン:
あまり期待しない方がいい。もし蛇王オチカンが本当にそんな宝物を持ってたんなら、ここがこんな風になるはずがないんだからな。
コパン:
おう、「勇者」が戻ってきたのか。
旅人:
……
コパン:
炎燐石をその上に置けば、ガイドの妖精を召喚できるだろう。
コパン:
この冒険が終わったら、みんなで花翼の集に戻って、君の赤子を見に行こう。ちゃんと祝ってやらないとな!
コパン:
確か「ポーナ」だったか?ハハッ、可愛い名前だ。将来は君よりもすごい冒険者になるかもしれないぞ。
「しかし、闇の脅威を一網打尽にするなど所詮妄想に過ぎなかった。何事にも代価はつきものなのだから…だが、間違っていたのは期待した人々ではなく、それを利用しようとした者たちであった…」
少し変わった「人」:
この私と向き合う時でさえ、その仮面をかぶるというのか、オチカン。
少し変わった「人」:
そろそろ決着をつける時だ。お前が同胞だと思い込んでいた民の恨みを見ただろう。
少し変わった「人」:
あやつらからすれば、お前はかつてナタを統治していた残忍で愚かな悪龍と何ら変わりはない。新たな炎神にお前を斬ってもらおうと企んでいるのだ。
旅人:
彼らはただ分かっていないだけだ…
少し変わった「人」:
そうか。分かっていないのはお前のほうだと思うがな。人間だけの国を創ろうなどというのは、お前の独り善がりだ。
少し変わった「人」:
夜神もヴィシャップの子孫も、契約によりこの国から切り離せない一部になった。お前も己の生きる世界を受け入れる覚悟をしておけ。
少し変わった「人」:
それに、お前には「焔の主」の血が流れている。お前は私とシュバランケの約束を裏切ってまで、私の一族を滅ぼそうとしたが…結局影に潜みし敵に隙を突かれてしまった。
少し変わった「人」:
なんと皮肉なことだろうな。竜を滅ぼそうとした人の王が、実は源火の国で最後の、古龍の血を引いた竜だというのは。お前を動かしているのは憎しみか?それとも恐怖か。
旅人:
やめてくれ…
少し変わった「人」:
何だ、認めたくないのか?我が愛し子よ。
少し変わった「人」:
お前が「焔の主の祝福」を受け継いだ者でなければ、龍の都であるこの統律の心に入り、龍の秘源の術を盗むこともできなかっただろう?
少し変わった「人」:
長きにわたり、お前は己を騙してきた。
少し変わった「人」:
実に失望した。炎龍を倒し、ナタの玉座に座るのはお前だと思っていた。お前は龍の、そして人間の新たな時代を切り開くものだと…
旅人:
あなたの想像した世界に、人はいない。
少し変わった「人」:
それは人をどう定義するかによるだろう。個体に執着しすぎるのが、人類の欠点だ。お前が狂気のために手を染めた愚行と同じく、「進化」しきれていない証拠だ。
少し変わった「人」:
世界の境界が崩れている。ここから、ナタの隅々までに広がっていく。やがて、テイワット全土は漆黒の長夜に呑み込まれるだろう。
少し変わった「人」:
お前は失敗し、人も失敗する。唯一の解決策は、私とシュバランケの約束通り、私たちの持っている「通牒の金盤」を一つにし、「ウィツィロポチトリ」を起動することだ。
少し変わった「人」:
お前の民、あの人間たちはこの災いを生き残れないだろう。だが劫火が燃え尽きた後、龍を、人類を超えた文明が誕生するかもしれない。
旅人:
「通牒の金盤」はもうここにはない。
少し変わった「人」:
何?おもちゃの船に忘れてきただと?思い切ったことをする。お前の妄想のために、世界を道連れにするつもりか?
旅人:
諦めろ、愚かな龍よ。
旅人:
戦っている人々を裏切ったりはしない…
旅人:
人のいない世界など無意味だ。
少し変わった「人」:
なんと…愚かな生き物よ。一体何のためにそんなことを?儚い「希望」とやらのためか?
旅人:
ああ、生きていれば希望はある。
少し変わった「人」:
それでも苦しみ、もがいて生きようとするところ…まさに私が人を理解できぬ所以だ。
少し変わった「人」:
希望のために龍を倒し、希望のために終わらぬ戦に出る…
少し変わった「人」:
ククッ、お前はもうすっかり本物の人間になってしまったようだ。
少し変わった「人」:
よかろう。会うのはこれが最後だ。お前の結末は予言できないが、我が実験の一部として、いつかお前の魂を回収しに来るとしよう。
旅人:
好きにしてくれ。
旅人:
まだ贖わなければならない罪がある。
「民を救うため、私は精神を統律の心に封印し、民と共に戦った…しかし、そのせいで我が魂と肉体が我が敵となり、さらに多くの人々を傷つけるとは思ってもみなかった…」
ポーナ:
なるほどね。どうやらあたしの予想通りだったみたい。
旅人:
……
ポーナ:
アビスを封印する秘宝じゃないどころか、銘文によると、絶対に出してはいけない危険なものらしいよ。
ポーナ:
地下の国からの災いが世に広がり、人々が不安な気持ちでいっぱいだったときにこんな伝説をでっち上げるなんて…
ポーナ:
宝物が積まれた天蛇の船、穢れを取り除く「返還の玉」…全部ウソだったんだね。こんなもののために、多くの冒険者が犠牲になったなんて。父さんもその一人だった…
旅人:
チィ…チー!
ポーナ:
慰めてくれるの、ココウィク?
ポーナ:
大丈夫、分かってるよ、ココウィク。
ポーナ:
たとえ偽りの聖杯のためとはいえ、旅に出た者は本物の英雄だよね。
ポーナ:
それに、本物の魔王はまだここにいるみたいだから!
ポーナ:
後ろに隠れてる君!君が誰だか分からないし、みんなをここに誘い込んだ目的が何なのかも分からない…
ポーナ:
でも、ここまでだよ!
ポーナ:
歴史に名を残すような冒険者にはなれないかもしれないけど…
ポーナ:
あたしはココウィクと一緒に、この暗い歴史に終止符を打つ!
「結局、女の子は何も止めることができなかった。私も彼女を救えなかった…だが、彼女に呼び覚まされた私は種となり、無数の輪廻を経た後、汝らと出会った…」
少し変わった「人」:
悪夢は愚昧な過去を再現し…
少し変わった「人」:
焦土は新生の未来を告げる。
少し変わった「人」:
龍に選ばれし者よ、ようやく来てくれたか。ずっと待っていたのだ。
旅人:
君は?
少し変わった「人」:
——いや、それは重要ではない。重要なのは、ここでは誰にも邪魔されないということだ。
少し変わった「人」:
どうだ?美しいだろう、この壁画。お前は何を見た?
少し変わった「人」:
どこかの武道大会だと…?コホン、これは進化の階段だ。
少し変わった「人」:
原始的な元素生物から龍に進化し、そして少しずつ人間になり、天へと繋がる階段を登る…幼稚きわまりない。
少し変わった「人」:
自己欺瞞の妄想で、龍をテイワットの歴史から消すことができるとでも思っていたのか。
少し変わった「人」:
進化は、龍にしかない概念だった。
少し変わった「人」:
より逞しくなり、より強い力を求めるために、龍は環境に適応し、自身を変え続けてきた。これが龍の生きる道だ。
少し変わった「人」:
だが、人はその逆だ。人の多くは元素力を使えない。彼らは降臨者によりテイワットに放され、環境を自分の好きなように創り変える。
少し変わった「人」:
しかし、そんなか弱い人間が、最終的にはナタを、世界を統治するようになり…
少し変わった「人」:
偉大な文明を作り出した龍は、獣や家畜に成り下がった。その理由を知っているか?
旅人:
人間には魔神がついてたから?
少し変わった「人」:
ふんっ、私が経験した天空との戦いと比べれば、俗世の僭主など大したものではない。それに今も、この地には僭主に匹敵するほどの龍がまだ生きている。
少し変わった「人」:
私はその逆だと思っている。龍の力が強すぎたのだ。私たち龍は「力」に囚われる種族。弱者が強者に憧れ、子が父に従い、民が王に奉仕する。
少し変わった「人」:
強さを求める性を持つ種族は、力の序列に執着するあまり、逆に力に縛られたのだ。
少し変わった「人」:
炎龍が仮死状態に入った後、古龍の末裔は玉座にひれ伏したまま、私たちの文明が日に日に衰えていき、戻れない渦に呑み込まれるのを見ているしかなかった。シウコアトル
少し変わった「人」:
私たちの種族は歩みを止めたが、私は人の中に新たな希望を見つけた。
少し変わった「人」:
未知に対する好奇心、同族に対する憐れみ、そしてそこから生まれた、自分より遥かに強いものに挑む勇気。
少し変わった「人」:
あの頃は龍の影で生きる、いつ消えてもおかしくない部族だったが…いつかは偉大な文明を築けるだろうと知っていた。
旅人:
人間はすごいから…
少し変わった「人」:
ああ——だから私は人が好きなのだ。人を理解するには、観察だけでは足りない。彼らと共に暮らしていかなければならない。人間に私たちの種族を救ってほしいと思っていたのだ。
少し変わった「人」:
それで私は息子を作った。人間と龍の魂を融合した、人の部族で育った「龍」を。やつはやがて衰えた炎龍を倒し、龍の新たな王になる。
少し変わった「人」:
だが、あの男が…シュバランケが、そして我が子が裏切るとは思わなかった。
少し変わった「人」:
儚い希望を求める人間の勇気は、恐ろしい不確定性をももたらした。まるで「返還の玉」のように…
旅人:
「返還の玉」って、一体何なの?
少し変わった「人」:
ああ、たとえるなら、ナタで獅子を捕まえるためのトラバサミのような。
旅人:
獅子?獅子って何?
少し変わった「人」:
ん?ふむ…あれは気高き獣の王だ。だが、そんなことはどうでもよい。
少し変わった「人」:
ナタには獅子などおらず、「返還の玉」もない。人間はいつも存在しないものを追い求めてしまう。だから私は伝説を作り上げたのだ。
少し変わった「人」:
伝説の効果を確かめるために、私は仮面をかぶり、様々な身分で世間を渡り歩いた。実を言うと、これは初対面ではない。
少し変わった「人」:
もちろん、我が貪欲な子がたくさんの魂を呑み込んだおかげで、私は数多くの仮面を得た。興味深いと思わないか?
旅人:
ひどい…
少し変わった「人」:
…そうか。オチカンが裏切ったおかげで、人をまだ理解していないと思い知らされた。だから実験は必要だと思ったのだ。
少し変わった「人」:
しかし今はもうあの時のような余裕はない。もうじきこの地は闇に呑み込まれてしまう…オチカンはあの賭けに勝ったのだ。では、龍と人間は賭けを続けなければならないのか?
少し変わった「人」:
人間も、夜神も、影の敵には抗えなかった。だからこそ、世界は何度もこのような危機に陥るのだろう。
少し変わった「人」:
龍に選ばれし者よ、お前は希望を背負っている。ここは終着点ではない。誓いの象徴物を持って、聖山に向かってくれ。
少し変わった「人」:
私たちは終着点で再会する。その時が来たら、お前の道を選べ、{REALNAME[ID(2)|SHOWHOST(true)]}。
「お前にとって、ここは終着点ではない。私の分まで背負い、旅に出てくれ。」
「そして旅の最後——お前も自分の答えを見つけられるだろう。」
パイモン:
うぅ…やっと戻ってきたのか。
パイモン:
Travelerは目覚めてくれたけど、ココウィク…オチカンが全然動かないんだ…
旅人:
疲れてるから、長い休みが必要なんだよ。
パイモン:
……
パイモン:
そうか。歳を取ると疲れが溜まりやすくなるもんな。これでやっと、ぐっすり眠れる…
パイモン:
…そうだよな。
旅人:
うん。
パイモン:
さっき、Travelerは記憶の中でなにを見たんだ?
オチカンの意識の中で見た記憶を、なるべく分かりやすくパイモンに伝えた…
パイモン:
えっ!?{REALNAME[ID(2)|SHOWHOST(true)]}と変なやつが一緒に天蛇の船に乗ってたのか?
パイモン:
うぅ、それって記憶じゃなくて、今起こってることな気がするぞ…!{REALNAME[ID(2)|SHOWHOST(true)]}が危ない目に遭ってるのかもな…
パイモン:
変なことばっかり言ってるだけのような気もするけど、やっぱりちょっと心配だ。早く天蛇の船に戻ろうぜ。
旅人:
でもその前に…
パイモン:
そうだ、「通牒の金盤」が…
パイモン:
オチカンの話だと、これはすごいものだけど、危ないものでもあるってことだよな。気軽に使えないぜ…ポーナにも教えてやらないと。
パイモン:
でも、これだとポーナには渡せないよな。{REALNAME[ID(2)|SHOWHOST(true)]}と一緒に火山に持って行くか?火山に着いた後、どうすればいいかはわからないけど…
旅人:
ポーナについて…
パイモン:
そうか。おまえは記憶の中でポーナを見たのか。オチカンの話だと、ポーナは数百年前の人なんだよな?
パイモン:
あいつはどうやって今まで生きてきたんだ?今までの冒険は本当に初めてみたいだったし、オイラたちを騙したようにも思えないぞ。もしかして、ポーナは…
旅人:
とりあえず天蛇の船に戻ろう。
パイモン:
そうか。とにかく、オイラたちは天蛇の船を見つけたわけだから、ポーナとそのお父さんのことが作り話にされることもないだろう。
パイモン:
それに「返還の玉」も手に入れたし…これがなんであれ、きっと大事なものだと思うぞ。
パイモン:
今回の冒険も大収穫だな。
旅人:
キュイッ!
パイモン:
おい、{REALNAME[ID(2)|SHOWHOST(true)]}がいないからって勝手にセリフを奪うなよな!

流れ燃える源火
ポーナによると、「返還の玉」を探すには、燃えている炎石を集め、それを源火の祭壇に奉納する必要があるらしい…

流れ燃える源火
ポーナによると、「返還の玉」を探すには、燃えている炎石を集め、それを源火の祭壇に奉納する必要があるらしい…

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