arrow_back 原神 クエスト
キャンディと薔薇の歌 プレゼント1
彼女にサプライズを
任務一覧
スメールで花神誕祭が開催されていると聞いて訪れると、たくさんの友人に再会した…
パイモン:
あれ?あそこにいるのって、ティナリとコレイじゃないか?ディシアとキャンディスもいるぞ!
パイモン:
みんなに挨拶しようぜ!
ティナリ:
…各自の担当は覚えたね?じゃ、手分けして行動しよう。
ティナリ:
もう一回念を押すけど、絶対にあの方に気づかれないよう、気をつけてね。
ディシア:
心配すんなって。あたしたち傭兵は、秘密を守ることを命よりも大切にしてるからな。
キャンディス:
おそらく、そのような事態にはならないかと。
ディシア:
ただの例え話だよ。あたしの言いたいことは分かるだろ?
コレイ:
うぅ…やっぱりちょっと心配だな。絶対に口を滑らせはしないけど、もし何の前触れもなく背後に現れて、もしそれに気づけなかったら…
パイモン:
よう、みんなここでなにしてるんだ?
コレイ:
うわああっ!あ、あたし何も知らないし、何も話してない。秘密を隠したりなんか、絶対にしてないから!
ティナリ:
…落ち着いて、コレイ。まずは誰が来たのかくらい確かめないと。
ディシア:
おっ、旅人にパイモン!ここで会えるなんてな!
旅人:
俺もみんなに会えて嬉しい。
コレイ:
へっ?なんだ、お前たちだったのか、ふぅ…びっくりした。授業中にぼーっとしてたら、後ろに師匠が立ってたときよりも焦ったよ…
キャンディス:
花神誕祭に参加するため、スメールに戻ってきたのですか?
パイモン:
おう!お祭りの間は盛り上がるだろうし、せっかくなら、友達と一緒に過ごしたいなって。
ティナリ:
うん、教令院でもいろんな準備を進めてるって先生から聞いたよ。今年はクラクサナリデビ様の誕生日を盛大に祝ってあげようとしてるみたい。
ティナリ:
かつて教令院が犯した過ちに対する、ささやかな償いって意味もあるんだろうね。
パイモン:
へへ、オイラたち、タイミングばっちりだな。楽しいものをたくさん見て、美味しいものをたらふく食べられそうだぜ。
パイモン:
それはそうと、さっきはなんの話をしてたんだ?秘密とかなんとか、こそこそ話してたけど。
ティナリ:
近くに——いい?誰にも言わないでね。
ティナリ:
実はクラクサナリデビ様のためにサプライズを用意しようと考えてるんだ。
パイモン:
わぁ~!バースデーサプライズってやつか!?
キャンディス:
ええ、ディシアの提案なんですよ。
ディシア:
ん?ああ、ドニアザードと話してたらふと思いついたんだ。花神誕祭って、毎年似たり寄ったりだろ?今年はちょっと特別な企画があってもいいと思ってさ。
ディシア:
ドニアザードもいいアイデアだって言ってくれたし、みんなに相談したら話がサクサク進んでな。
ティナリ:
サプライズだから、知ってる人は少ないほうがいい。なにせ知恵の神が相手だからね。ちょっとしたことで勘づかれるかもしれない。
パイモン:
そうだな!で、いつまでこんな風に話さなきゃいけないんだ?
コレイ:
ぷっ…
ティナリ:
コホンッ!とにかく、ここ数日手が空いてる友人たちに準備を手伝ってもらうことにしたんだ。
パイモン:
それで?具体的にはなにをするんだ?
コレイ:
クラクサナリデビ様はキャンディがお好きらしいから、そこをポイントにサプライズの内容を考えようと思ってる。
ディシア:
フロート車のパレードのあとは、誕生日パーティーに誘うつもりだ。だから、ハフト・スィーンとかも外せない。
ティナリ:
デザインのほうはカーヴェに任せてある。今のところ、僕たちは食材と飾りを買い揃えればいい。
旅人:
何か手伝えることはある?
パイモン:
そうそう、ここまで話を聞いちゃったんだし、オイラたちも手を貸すぞ!
ディシア:
だったらキャンディス、さっき買い出しを手伝ってほしいって言ってたよな?ほら、渡りに船ってやつだぜ。
キャンディス:
ええ、最近はあまり砂漠から出ていませんから、この辺の相場や品を見極められる自信がなくて…
旅人:
ぜひ同行させて。
キャンディス:
ご迷惑でなければ…
パイモン:
水臭いこと言うなって!むしろみんなの役に立てて、オイラたちにとってもサプライズだぜ。
ディシア:
おっ、パイモン、ずいぶん口が上手くなったな。
キャンディス:
では、お言葉に甘えさせていただきます。
ディシア:
よし、決まりだな!飾りはあたしとドニアザードが担当する。パーティー会場はティナリに任せた。
パイモン:
なんだかワクワクしてきたぞ!さっそく行動開始だ!ナヒーダに素敵な誕生日プレゼントを…
ティナリ:
しーっ…!
パイモン:
あっ…そうだった、興奮してつい…しーっ…
パイモン:
わぁ~、今日のオルモス港はいい匂いに包まれてるな。潮の香りを全部かき消す勢いだぞ!
キャンディス:
ここはパレードの終点になるそうです。前もって屋台を出しているところがたくさんあるので、いつもより賑やかなのでしょう。
キャンディス:
アアル村からも多くの商人が来ていますよ。みんな花神誕祭を楽しみにしているようです。
パイモン:
へへ、なら買い物は心配いらないな。値切りはオイラたちに任せろ!
キャンディス:
はい、おねが…うっ…!っ…
キャンディス:
いえ、何でもありません…
キャンディス:
……
キャンディス:
ご心配をおかけしてすみません。まずはあそこのお店に行ってみましょう。
ジャハンギル:
いらっしゃい。何にする?
キャンディス:
花神誕祭当日に必要な軽食を注文したいのですが…パレードが終わったら取りに来るので、事前に用意しておいていただけますか?
ジャハンギル:
テイクアウトだね?ああ、問題ないよ。ご注文は?
キャンディス:
マサラチーズボールとポテトボートを三つずつ、パニプリを十人前、それからカレーシュリムプを三つお願いします。
ジャハンギル:
ちょっと待ってて、メモしとくから…ポテトボートに…パニプリ…よし、オーケー。それにしても、かなりの量だね。
キャンディス:
ええ。これだけの量ですし、少しまけていただけませんか?
ジャハンギル:
ああ、もちろん!ええと…全部で二万九千モラだが、二万六千モラでどうだい?
キャンディス:
二万モラにしていただけませんか?
パイモン:
へっ…?
旅人:
(キャンディスって…値切りが容赦ない…)
ジャハンギル:
えっと…それはちょっと困るよ。パレード当日はお客さんも多いし、わざわざ食材を取っとくんだから…
キャンディス:
そうですか…では、サモサも五つ追加しましょう。何とかお願いできませんか?
ジャハンギル:
…うーん、二割引きまでが限界だな…
キャンディス:
分かりました。ありがとうございます。
ジャハンギル:
とんでもない。
パイモン:
キャンディスって、オイラたちより値引きがうまいんじゃないか…?
キャンディス:
それから…
ジャハンギル:
ほかにも何か?
キャンディス:
いえ、ただ…コンロを点検してみてください。長く使っていると、安全面に懸念が出てくるかもしれませんので。
ジャハンギル:
ああ、ありがとう。だが、今日新しく燃料を変えたばかりだから、その心配は…
ボンッ——!
パイモン:
うわっ!ゴホッゴホッ…け、煙が!
ジャハンギル:
ゲホッゲホッ…
キャンディス:
大丈夫ですか?
ジャハンギル:
ああ…平気だ…ありがとう。でも、おかしいな…
キャンディス:
あの、送風機が壊れてはいませんか?
ジャハンギル:
ゲホッゲホッ…その可能性はあるな。この間も似たような事故がうちで起きたし。送風機を変えたばかりだっていうのに…
キャンディス:
コンロは後で点検してみてください。ひとまず、お怪我がないようでよかったです。水でしたら持っていますが、いかがですか?
ジャハンギル:
いや、大丈夫だ。お気遣いありがとう。それにしても、お客さんよく分かったね。もう少し早く来てくれてたら、未然に防げたかもな。
ジャハンギル:
今日中にコンロを修理しとくから、花神誕祭当日の注文には影響しないはずだ。心配しないでくれ。
キャンディス:
無理せず、安全を優先してください。内金はここに置いておきます。
ジャハンギル:
ああ、ありがとう。
パイモン:
さっきは危なかったな!キャンディスが気づいてくれてよかったぜ。
旅人:
異常があるって、なんで分かったの?
キャンディス:
その…私にもよく分かりません。勘というものでしょうか…?
パイモン:
ふぅ…で、次はどこに行くんだ?コンロがないとこだといいんだけど…さっきはほんとヒヤッとしたぞ。
キャンディス:
次は、キャンディを作るのに必要なフルーツを買いに行きましょう。
パイモン:
おう!久しぶりにオルモス港に来たし、ついでにいろいろ買おうぜ!
パイモン:
たしか、フルーツ店はあそこだったよな…
キャンディス:
うっ…!
パイモン:
キャンディス!大丈夫か…?
キャンディス:
…っ!危ない!
ハティス:
…えっ?
キャンディスは勢いよく飛び出すと、箱の下敷きになりそうになった子供を助けた…
キャンディス:
お怪我はありませんか?
ハティス:
う…うん…ありがとう…
シャム:
何かあったのか?
パイモン:
あそこの箱が急に倒れてきたんだけど、キャンディスがこの子を助けてやったんだ。
シャム:
君、お父さんとお母さんは?
ハティス:
パパとママは…港の酒場に…あたし、退屈だったから…
キャンディス:
もう大丈夫ですよ。遊ぶときは周りに気を付けてくださいね。
シャム:
…早く親のとこに戻りな。
ハティス:
うん…
シャム:
ここに箱を置いたのは誰だ?
クトビ:
お…俺だけど…
シャム:
道路脇に重いものを積むなと言ったはずだ!一体どういうことだ?
クトビ:
す、すまない!さ…最近荷物が増えてきて、倉庫に置き場がなかったから…
シャム:
ああ!?
クトビ:
すぐ退かすよ!次からは気を付けるから!
シャム:
はぁ…
シャム:
助かったよ。俺の監督不足だ。キャンディスさんがいなかったら、大事故になりかねなかった。
キャンディス:
お気になさらないでください。ここ一帯の安全を守ることはきっと大変でしょう。ましてやお祭りの時期ですから。お手数ですが、引き続き気を配っていただければ助かります。
シャム:
花神誕祭の間は、目がいくつあっても足りないぐらいだ。あっ、誤解しないでくれ。キャンディスさんのアドバイスはしかと胸に刻んでおこう。
シャム:
買い物中だったんだろ?これ以上邪魔はしないでおくよ。じゃ、祭りを楽しんでくれ。
パイモン:
キャンディス、さっきはすごかったぞ!箱が倒れる前に走り出してたよな!
旅人:
まるで箱が崩れるのを知ってたみたい…
キャンディス:
……
キャンディス:
実は…そういった「未来」が見えたんです。
パイモン:
えっ?未来を予知できるってことか!?
キャンディス:
ええ…先ほどのコンロの事故も、その場面が見えました…
キャンディス:
この琥珀色の左目を特別に思ったことはありません。これまで変わった光景を見たことだってありませんでした…
キャンディス:
しかし、今朝からしきりになんらかの場面が見えるようになったのです。そして、数秒後には現実に…
パイモン:
ほかの人は知ってるのか?
キャンディス:
いえ…この現象が「予知」かどうか、まだ確信はありませんし、みんなに余計な心配を掛けたくはありませんから。
旅人:
なんで今朝からなんだろう?
キャンディス:
特には何も…いつも通り、一日の仕事の手配を終え、神様にお祈りを捧げてから、待ち合わせの場所に向かいました。
キャンディス:
しいて言うなら、道端で綺麗な宝石を買ったことぐらいでしょうか…
パイモン:
おぉ、たしかに綺麗だな!
旅人:
でも、なんだか…
キャンディス:
あなたも気づきましたか?宝石から特殊な元素の痕跡を微かに感じます。実はそれが気になって買うことにしたんです。
パイモン:
「予知」が宝石と関係してるってことか?
キャンディス:
その可能性はあると思います。もしよかったら、宝石を手に持って試してみてくれませんか?
旅人:
(……)
旅人:
何も起きない。
キャンディス:
そうですか…誰にでも起こる現象ではないようですね。
キャンディス:
何らかの条件が必要なのかもしれません…それとも、アフマル様の民であることと関係しているのでしょうか…
パイモン:
ほかのやつに聞いてみるのはどうだ?
キャンディス:
花神誕祭の準備で忙しい時期ですから、できればこういったことでお手を煩わせるのは…
キャンディス:
それに、ちょうどここ数日は任務も多くありませんし、自分で調査すれば済むことです。これも「ガーディアン」たる私の責務でしょう。
旅人:
俺たちも手伝うよ。
キャンディス:
ありがとうございます。あなたがいてくれたら、私も安心です。まるで夜に仲間と焚き火を眺めているかのように。
キャンディス:
とりあえず、買い出しを済ませてから石の情報を集めましょう。石の出所については、商人に聞けば教えてくれるはずです。
パイモン:
「商人」といえば、あの情報通の大商人がいるよな?モラをガッツリ持ってかれるだろうけど…
キャンディス:
もしかして、「ドリー」という名の方でしょうか?アアル村でも、その噂は耳にしていました。
パイモン:
そうそう!ただ、モラに目がないやつだから、値切り交渉は無理しないほうがいいぜ…
キャンディスと一緒に、買い物リストにあるフルーツを買い揃えたあと…
店主たちにドリーの居場所を教えてもらった。
ドリー:
…さあさあさあ、こちらがお求めの品ですわ。どれも上質なものを揃えましたからご心配なく、うふふふ。あと新しく仕入れた品もありますの。いかがかしら?
ドリー:
えっ、要らない?ええ、ええ、構いませんとも。またお越しくださいまし。
パイモン:
ドリー!
ドリー:
あらあら、どちら様かと思えば、私の大事な、大事なお客さんじゃありませんの?んん?そちらは…アアル村のガーディアン、キャンディスさんですね?オホホ、これはまたまたステキなお客さんですこと!
ドリー:
さてさて、ご用件は何でしょう?私、砂漠では怪しい取引なんて、怪しい取引なんてしていませんけど。
キャンディス:
いえ、誤解なさらないでください。ドリーさんにお伺いしたいことがあって訪ねたのです。
ドリー:
あら、情報をお求めで?何なりとお聞きくださいまし!私、情報の取引が一番好きですの。かさばらないし、倍の値段で…ああ、いえいえ、免税…免税対象でもありますから。
キャンディス:
実は今朝、変わった宝石を購入しまして。これを加工した人がどこで原石を手に入れたのか、商人にお聞きしたいのです。
キャンディス:
ちなみに、その方の名前はメモしてあります。
ドリー:
人探しですわね?ふむ、手間がかかるタイプですので、それなりのモラが必要になりますわ。
キャンディス:
もちろん、万能と名高いドリーさんが直接石の由来を調べてくださっても構いません。相応の報酬はお支払いしますので。
ドリー:
(利益は少ないですが、人探しは大した手間じゃありませんわ…宝石を加工している知人たちに聞けば済むでしょう。)
ドリー:
そんなこと言われても…この類の情報は企業ヒ・ミ・ツですから、調べるのも一苦労です、一苦労、一苦労ですの!
キャンディス:
よろしければ、値段をご提示いただけませんか?
ドリー:
あらま、潔いですわね!ちょいとお待ちくださいまし…交通費に、差し入れ代、それからそれから…
ドリー:
二十万モラ、二十万モラでいかがかしら?
パイモン:
んげっ…高すぎるぞ!
キャンディス:
申し訳ありませんが、ご提示の額では予算を超えてしまいます。もう少し安くしていただけませんか?
ドリー:
…ま、構いませんわ!人情味のあるアアル村の方には、思い切って譲ってあげましょう。そちらの希望価格をご提示くださいまし。
キャンディス:
五万モラでどうでしょうか?
ドリー:
な、何ですって!?
旅人:
(うわっ…さっきよりも容赦ない…)
キャンディス:
どうしましたか?砂漠での相場を言っただけですが。
ドリー:
無理無理、ぜーったい無理、無理ですわ!こんな商売をしてたら、破産してしまいますわ!
キャンディス:
そうですか…仕方がありませんね。では三万モラでどうでしょう?
ドリー:
へっ?えっ?ん?私の聞き間違いじゃありませんよね?
キャンディス:
そちらのキャラバンがアアル村を訪れた際の安全を保障し、一部税金も免除します。いかがでしょう?
ドリー:
えっ…!
ドリー:
(いや…最近のアアル村にはビジネスチャンスがゴロゴロ転がっていますし、ガーディアンの後ろ盾まで貰えるなら…確かに悪くない取引ですわ…)
ドリー:
(フン…キャンディスさん、ひょっとしてアアル村のために交易を行おうと…?恐ろしい女ですわ…)
ドリー:
コホン…へへ…分かりましたわ!今回はタダ働きのつもりでお引き受けします!さぁ…オホン…三万モラで承りましたわ!
キャンディス:
本当ですか?さすがスメールきっての大商人。その器量と見識は噂どおりですね。
ドリー:
も…もちろんですとも!アアル村のガーディアンとの友好関係を築くために、損を、損を覚悟でお受けいたしましょう!
キャンディス:
それでしたら…
ドリー:
ストップストーップ!三万モラでもう決まりですの!
ドリー:
(はぁ…宝石職人へのおもてなしは、五百モラの屋台料理で済ませるしかありませんわね…)
ドリー:
情報を集める時間が必要ですので、また明日来てくださいまし!このタイプの依頼は手間が、手間がかかりますの。
キャンディス:
本当にありがとうございます、ドリーさん。
キャンディス:
旅人さん、せっかくスメールに来たのですから、オルモス港をゆっくり散策されてはどうでしょう。先ほど買った物は私が預かりますので。
パイモン:
そうか?オイラたち、特に何もしてないのになんか悪いな。
キャンディス:
そんなことはありません。私のほうこそ、付き合わせてしまって申し訳ありませんでした。
旅人:
気にしないで。
キャンディス:
ふふ、相変わらず気さくなお方ですね。あなたたちに、神様のご加護があらんことを。
キャンディス:
ドリーさんも、すべてが順調にいきますように。では、また明日お伺いします。
ドリー:
はぁ…ええ、また明日…