arrow_back Genshin Impact: Nhiệm Vụ
サマータイムオデッセイ 其の二
ありし日の春庭
島での初日は特に何も起こらなかった。しかし、翌日の朝からは不思議なことが…奇妙な光景に導かれてたどり着いた島で、あるはずのない盆栽を見つけるのだった…
楓原万葉:
……
楓原万葉:
なんと、この地で相まみえようとは。
辛炎:
これって盆栽だよな?シブいお盆だけど、中身はあまり手入れされてなさそうだ。
パイモン:
へへ…やっぱりそう単純じゃないよな。
旅人:
万葉は?
パイモン:
えっ?そういえば、みんないるのに万葉だけがいないのか?
辛炎:
おーい!万葉!大丈夫か?どこにいるんだ!
パイモン:
返事がないみたいだな。歩きながら探してみようぜ。
モナ:
この配置、まるで豪邸のような感じですね…もしかすると、ここは危険な迷宮ではなく、誰かの家なのかもしれません。
フィッシュル:
面白い。ここの秘密、皇女の名において解き明かして見せるわ。
パイモン:
どうやらこれは、万葉の父ちゃんが書いた手紙みたいだな。
パイモン:
あいつの一族は、代々盆栽を育てる習慣があったんだ。
パイモン:
うーん…それにしても、万葉の父ちゃんのノートが見られるなんてレアだよな。
辛炎:
ここにいたのか!
楓原万葉:
うむ?皆こそ、今までいずこに?
パイモン:
ここは迷宮なんだ!オイラたち全員この迷宮に閉じ込められてたんだけど、万葉だけいなかったんだぜ。
楓原万葉:
拙者はずっとこの部屋にいたが、出ることができなかったのでござる。それにここは子供の頃住んでいた屋敷の寝室によく似ている。
パイモン:
ここはおまえの家だろ?なのになんでおまえが閉じ込められるんだ?もしかして、迷宮はおまえを中に入れたくないのか?
万葉に先ほどの出来事を話した…
楓原万葉:
……
楓原万葉:
どうやら、この迷宮全体はうちの屋敷をモチーフに作られたようでござる。迷宮の声もすべて、父や祖父が拙者に話してくれた言葉。
楓原万葉:
拙者を中に入れてくれたくない…ふむ、確かに探索に参加できないのは拙者のみであるな。
モナ:
この不思議な建物は幻境のはずだと思いますよ。今の万葉さんの話からすると、これは万葉さんの経験をもとに作られたものです。
フィッシュル:
何故、万葉殿だけが拒絶されたの?
楓原万葉:
…恐らく、この状況は拙者自身によるものかもしれぬ。
楓原万葉:
拙者にとって、過去などもう過ぎたこと。天地万物にはそれぞれの法則がある。人は…過去の道を歩むことはできないのでござる。
楓原万葉:
このような考えを持つゆえに、幻境は拙者を入れてくれないのであろう。
辛炎:
何となく分かるぜ、前向きな考えだな。
楓原万葉:
考えは、相応の結果に結びつく。とにかく拙者は気にしておらぬから、心配せずともよい。
楓原万葉:
ふむ…先ほどは盆栽に触れたことでこの空間に入った、そうであったな?ならば、もう一度触れてみれば…
パイモン:
出たぞ!
辛炎:
見ろよ、あの山!丸ごと変わっちまったぜ。
楓原万葉:
…待ってくれ。
楓原万葉:
……
楓原万葉:
皆、一つ考えがあるのだが。この幻境の変化は、盆栽と関連があるのではないだろうか。
楓原万葉:
この磁器のお盆は元々、曽祖父の収集品だったと父から聞いたことがある。曽祖父は盆栽や盆景が好きで、よく庭で手入れをしていたと聞いた。
楓原万葉:
その後、例の一件が起き、祖父は一家を再興する方法を探して故郷を後にしたのだ。ちょうどあの頃、曽祖父は大病を患った。
楓原万葉:
曽祖父は、祖父が盆栽に興味がないことを知っていた。曽祖父は最期の時、丁寧に手入れした盆栽のほとんどを他人に譲り、この盆栽だけを残したのでござる。
楓原久通:
俗世に身を置きながら、山水に思いを馳せる。我が楓原家はこうして代々受け継がれてきた。
楓原久通:
この家もいずれ其方に託すのだ、万葉。
楓原久通:
その時が来たら、初心を忘れるでないぞ。
楓原景春:
父上、何を作っているのでござるか?
楓原久通:
はは、これは異国の見聞を記録する築山だ。後ほどこれを盆栽に入れておく。
楓原久通:
ここ数年は責務で忙しく、孫の傍にいてやれる時間もなかった。万葉は拙者の真似などせず、長じて後は己の目で世界を見ることにより時間をかけてくれればいいのだが。
楓原万葉:
幻覚?いや…幻覚にしては、あまりにも真に迫りすぎていた。
モナ:
一瞬で通り過ぎましたが、先ほどの奇妙な光景とまったく同じでした!
フィッシュル:
まさか…本当に幽夜浄土がこの世に存在するなんて…
辛炎:
え?しないのか?
フィッシュル:
あっ、コ、コホン!!
フィッシュル:
おほほ、戯言よ。幽夜浄土はわたくしの予言通り降臨した。諸君、これこそが新たな黙示録だわ!
オズ:
その通りです。皆様、奇跡を目の当たりにし、創造の瞬間に敬意を表するときが来ましたぞ!万歳!
フィッシュル:
ふふふふ、幽夜浄土へようこそ。
パイモン:
あいつ、なんだか本当に嬉しそうだな。水を差さないでおこうぜ…
モナ:
まったく驚かないとは…さすがは冒険者、色んなものを見てきたんですね…
楓原万葉:
これが幻覚でないのなら、行って調査すべきでござる。
辛炎:
一つ方法を思いついたぜ。ちょっと刺激を与えてみて、痛かったら目が覚めるはずだろ。
楓原万葉:
ふむ?一理あるかもしれぬ。
辛炎:
そうだろ?さあ万葉、アタイの顔面に一発かませ。
楓原万葉:
えっ、そんな訳にはいかぬ。辛炎殿…拙者が一発受けよう。
辛炎:
でも、アタイのパンチは痛いぞ。
パイモン:
それよりもこうしようぜ!
パイモン:
オイラたちに任せるんだ!おい旅人、オイラにパンチさせてくれるか?
不思議な船:
ハハハハハ、お前たちは面白いな。幻覚だと?人間にとっては、俺たちの声が聞こえるというだけで幻覚なのか?
リス:
兄貴も知ってるはずだろ?人間は大人になると色んなことを忘れ、色んな能力を失うらしいぜ。
不思議な船:
そうか、それは勿体ないな。今日のようなことで笑うなどと、艦隊で働いていた頃は想像もできなかった。
不思議な船:
おいみんな、気になるところに行ってみたいとは思わないか?
パイモン:
もちろんだぞ!でも、どうしたら行けるんだ?
不思議な船:
ほら!見ろ!
モナ:
何をですか?
不思議な船:
もちろん俺を!おっと、自己紹介を忘れていたな。俺はこの海域で最も賢く、最も器用な船だ。名前は…好きに呼んでいいぞ。
パイモン:
名前がないのか?
不思議な船:
名前など、もう忘れてしまった。覚えているのは、稲妻から来たということだけさ。
パイモン:
そうか。じゃあおまえのことを「御肉丸」って呼んでもいいか!稲妻の名前はなんとか丸が多いからな。
不思議な船:
御肉丸?ははっ、かまわんぞ。
御肉丸:
俺に出会えたお前たちは運がいい。俺はどんな嵐でも乗り越えられるし、どんな波も俺の相手じゃない、だから…
御肉丸:
乗りな、行きたいところに連れて行ってやる!
リス:
やれやれ、兄貴はいいやつだな。オレたちをここに放り込んだ風神とはまるで大違いだぜ!
旅人:
風神?
リス:
モンドの風神のことさ。
リス:
知らなかったのか?この島々の中には、昔モンドの山頂だったやつがある。当時、風神は地形を整えるために、山頂を切り落としてそいつを丸ごと海に投げ捨てたんだ。
リス:
オレのひいひいひい…もう何代前か分からねぇじいちゃんは、山頂と一緒にここまで投げられたのさ。あの風神め!
パイモン:
そんなことがあったなんて!
リス:
はは、それ以来オレたち一族は代々ここに住んでる。幸い、他にもいくつかリスの巣が投げられて来てたから、オレたちはここで王国を築いたんだ。
リス:
メリットは天敵がいないから、島のナッツが全部オレたちのものになるコト。デメリットは…他のどこにも行けないコト。
パイモン:
まさか、幽夜浄土がリスの帝国だったなんてな。
フィッシュル:
無礼者!
オズ:
パイモン殿、デタラメをおっしゃってはいけませんよ。幽夜浄土は夜鴉の国、これは常識でございます。
御肉丸:
おい、そこの稲妻のあんちゃん、俺たち同郷同士だろ。稲妻の男なら、海に出る勇気がないといかん。ついてくるか?
楓原万葉:
……
楓原万葉:
海に出るというのは…故郷を遠く離れ、遥かな土地に向かうことでござるか。
御肉丸:
そうだ。ありったけの勇気と、ちょっとした決心が必要だ。二度と帰れなくなるかもしれないが、旅立たねば世界はいつまでも己の心の中だけだ。
楓原万葉:
…ふむ。御肉丸、お主の言うことはとても正しい。それを聞いて着いていかねば、男がすたるでござる。
楓原万葉:
皆も来るか?拙者は、先ほどの異常現象が起きた島に行くつもりであるが。
楓原万葉:
彼からは船の匂いがする。古き木材、水を遮る漆…まさに稲妻の匂いだ。それゆえ、拙者は彼のことを信じる。
モナ:
ほう、みんなはどう思いますか?
フィッシュル:
オズ、わたくしのために梯子を設置して。断罪の皇女、出航よ!
辛炎:
一緒に行って、みんなで見識を広めようぜ。
御肉丸:
ハハハ、面白い!じゃあ早速出発だ!
リス:
くれぐれも気を付けて!
楓原万葉:
これは…我が一族に代々伝わる盆栽であった。長きにわたり受け継がれてきたが、残念ながら拙者の代で、天領奉行の倉庫行きになってしまった。
楓原万葉:
ははっ、知らぬ方もいようが、拙者はかつて稲妻の指名手配犯で、長きにわたって逃亡生活を送っていた。この盆栽は拙者が稲妻を去ってから、官府に押収されたのでござる。
フィッシュル:
指名手配…
モナ:
…まあ、生きていく中で困難に遭遇したことのない人なんてなかなかいません。
楓原万葉:
これは…我が一族に代々伝わる盆栽であった。以前天領奉行の倉庫で見たが、それとは様子が違う。
楓原万葉:
その時は、とうの昔に枯れた植物だけが植わっていた。
モナ:
もう枯れていたのに、どうしてお盆に残されていたんですか?
楓原万葉:
きっと、「盆栽の中に秘密がある」という暗示だったのであろう。
楓原万葉:
盆栽の底には、拙者の一族の古き秘密に関する手紙があったのでござる。手紙を読み終えた後は、盆栽を倉庫に残していったのだが。
楓原万葉:
誰が植物を片づけ、そして何故ここに置いたのか…
パイモン:
それって、秘密の書かれたあの手紙を残すためだよな?
楓原万葉:
さよう。それに、一種の記念でもあったのだろう。
楓原万葉:
祖父が駆けつけた時には、曽祖父は既に亡き人となっていた。最期を見届けることすらできなかったのでござる。それから、祖父はよく盆景の前で呆然と立ちすくんでいることが多くなった。
楓原万葉:
それをきっかけに、祖父も盆景を作るようになったのでござる。しかし曽祖父とは違い、祖父が好んだのはお盆に草木ではなく、石を配置する盆景であった。
楓原万葉:
祖父の影響を受けてか、父もその趣味を受け継いだ。当時、屋敷の庭には色々な盆景が置かれていたでござる。
誰かの話し声と、驚きながらも冷静を装うパイモンの声がかすかに聞こえた…
パイモン:
……!おいってば!
パイモン:
早く起きろよ、Nhà Lữ Hành!
パイモン:
良かった、やっと目が覚めたか!なあ、良い知らせと悪い知らせがあるけど、どっちを先に聞きたい?
旅人:
……
パイモン:
あああ!オイラが悪かった!謝るから起きてくれよ!
旅人:
早く言って、心の準備はできてる。
パイモン:
じゃあ、まず悪い知らせからな。実は、この島でなにか事件が起こったみたいなんだ。
パイモン:
で、良い知らせは…昨日の心配していたこととはほとんど関係ないようで、今は別の問題に直面しているんだ。
旅人:
どんな問題?
???:
おっ!目が覚めたらしいぞ!早く見に来い!
???:
怖がらせるなよ。こいつも他の連中と変わらないと思うぜ。人間なんて脆いもんさ。
???:
やあ、気分はどうだ?体調はいいのか?
パイモン:
ご覧の通り、船が喋るんだ。
旅人:
もうちょっと寝た方がいいかも…
パイモン:
逃げるなよ!
リス:
哀れなやつだぜ。オレたちが話すのを聞いただけでこんなにビビるなんてな…
不思議な船:
ハハハッ、それもしょうがないこと。人間は俺たちみたいなやつが喋るところを、普段は目にせんからな。
パイモン:
待てよ、おまえら元から喋れたのか?
リス:
そりゃもちろん。喋れないと、同族とも会話できないじゃん。
パイモン:
つまり、オイラたちが突然理解できるようになったってことか?変だぞ…
リス:
それか、急に賢くなったのかもな。おめでとさん。
モナ:
おや、起きたんですね?もうお日様の光がギラギラしていますよ。
パイモン:
戻ってきたのか!
楓原万葉:
ふむ。景色もきれいで、天気もよい。旅のおかげで、気分が癒されたでござるよ。
オズ:
すべてが順調でございますね。島の一部おかしなところを除けばですが…
フィッシュル:
ふふ…暗黒の眷属が降臨した。これぞ幽夜浄土が世に帰還する前兆だわ。皆の者、喜びなさい。
オズ:
お嬢様は、こんなこと見たこともないし、こんな展開になるとは思ってもいなかった、とおっしゃっています。
パイモン:
そんな意味じゃなかっただろ!
オズ:
ああっ、これは僭越でした。今の発言は、私自身の感想として受け止めてくださいますよう。
旅人:
何があったの?
楓原万葉:
昨晩から、恐らく島のみに…普段は見られない奇妙な光景が広がり始めたのでござる。
モナ:
ええ。水中を泳ぐ鳥に、空飛ぶリス、そして天には時を同じくして太陽と月が昇る…そう言ったことがたくさん。チラっと見える風景だけでも、何となく違和感があります。
辛炎:
島で奇妙な羽音が聞こえたのに、アタイの周りには空飛ぶ生き物なんていなかったんだ。
楓原万葉:
うむ、それに水音や草花の香りも。この島にはたくさんの植物があるが、この香りはそのどれとも異なる。
辛炎:
多分、肉眼では見えない何かだと思う…
モナ:
占ってみましたが、水占の盤は混沌としていて、とても解読できません。
パイモン:
なんだか嫌な予感がするぞ。まさかオイラたち…面倒事に巻き込まれたりしてないよな。
フィッシュル:
うぅ…この地に幽夜浄土を喚ぶと決意したのに、こんなに奇妙な光景が広がるなんて…まさか罪深き者がわたくしを阻んでいるの…?
パイモン:
なぁ、もしかして、この島を改造したやつらの仕業じゃないのか?
旅人:
……
パイモン:
でもこんなことする動機がないよな…
リス:
ははっ、見てよ兄貴、死ぬほど怖がってるみてぇだぞ!
不思議な船:
そりゃそうだろう、誰でも奇妙な出来事に遭ったら驚くさ。
不思議な船:
俺はいろんな海域を経験してきたベテランだ。たくさんの船乗りに声をかけてみたが、誰も反応してくれなかった。
リス:
ウンウン、こんな環境じゃなかったら、人間がオレたちと言葉を交わすなんて、想像もできないよな。
パイモン:
こんな環境ってどんな環境だ?
モナ:
環境…もしかして、環境の変化が私の占い結果を左右した…?
旅人:
何だか…
パイモン:
うぅ…そんなこと言われても…
パイモン:
夢が現実になるわけないだろ?船とリスの言葉が急に分かるのもあり得…あっ!
辛炎:
どうしたんだ?
パイモン:
あれ、あれを見ろ!
楓原久通:
万葉、よく聞きなさい。楓原家の刀は、人を傷つけるために造られたのではない。
リス:
よぉ、兄弟。その顔、まだ驚きが覚めないみてぇだな。
リス:
おっと、そんな反応するなよな。オレだって、アンタが現れたことに驚いてないだろ?仲良くしようぜ。
リス:
美味しいナッツを探すなら、いつでもオレに聞けよ。いいところを教えてやるから。
リス:
あぁ…モンドって、いったいどんなところなんだろう…
楓原万葉:
この磁器のお盆も、家宝として拙者に受け継がれたもの。
楓原万葉:
それがここに現れ、さらに幻境の入り口となった——偶然とは思えぬ。まるで…拙者に心残りを埋める機会を与えてくれているようでござる。
旅人:
心残り?
楓原万葉:
拙者は稲妻の出身で、拙者の家系「楓原家」は、世が世なら名門士族とも言える一族であった。
楓原万葉:
…しかし、雷電五箇伝の一件で楓原家は衰退の一途を辿った。拙者の代にはもう、没落していたのでござる。
楓原万葉:
その後、指名手配された拙者は稲妻から逃げ出した。誰もいなくなり、楓原家に残されたものはこの屋敷のみであったが…この盆栽も、屋敷にあった他のものと共に幕府に押収されてしまった。
楓原万葉:
…かなうなら拙者も先祖のように、家宝の器でこれまで巡ってきた名山勝川の盆景を作ってみたいと思っていた。
モナ:
……
楓原万葉:
このお盆の上にあるものが幻境に影響を与えるのであれば、少し手細工をしてみたいのでござる。
楓原万葉:
ふむ…曽祖父の好んだ植物の盆景にするか、それとも祖父や父が好きだった山石系の盆景にするか…
楓原万葉:
…やはり、山石の方が拙者に合っているようでござる。
パイモン:
盆景を作るためには、なにが必要なんだ?
楓原万葉:
ふむ…道具と、装飾用に加工できるような石があるとよかろう。
パイモン:
分かった、一緒に探しに行こうぜ!
辛炎:
運に任せてやってみろよ。盆景はここにあるんだし、それに関係するものだってそんなに離れたところにはないはずだ。
フィッシュル:
確かにそうね!万葉殿、心ゆくまで探すといいわ。わたくしも臣下を率いてあなたに同行し、失われた秘宝の探しに協力するから。
楓原万葉:
皆、かたじけない。
辛炎:
つまり、ご先祖さまが残した骨董品なんだろ?何もなしで置いてあるだけなんて、ちょっと勿体ないぜ。
辛炎:
うーん…そうだ。万葉、これで何か作ってみねーか?
楓原万葉:
うむ。
楓原万葉:
なぜここに現れたのかはまだ分からぬが、試してみる価値はある。
パイモン:
うわぁ!?
盆栽に触れると、一行は不思議な幻境に入った。古びた屋敷、長年眠っていた家族の過去…この場所は、楓原万葉と切っても切れない関係にある。
パイモン:
わぁ、また違う空間だぞ!
オズ:
前回と同じく、万葉殿だけがいませんな。
辛炎:
よし、ここはアタイたちに任せとけ。
楓原景春:
…これでよし。万葉、ちょうどいいところに来てくれた。見ろ、この石をどう思う?
楓原万葉:
精巧で趣深いでござる。
楓原景春:
ははは、これは本にあった山の景色なのだ。異国には雲の中にそびえ立つような、名のある山がたくさんある。機会があれば、外に出て見てみたいものだな。
楓原万葉:
父上にその気さえあれば、いつでもお行きになれよう。
楓原景春:
そんなことを言ってはならぬ。この父は楓原家の現当主だ。今や楓原家は衰退したが、やるべきことは昔と一つも変わらぬのだ。
楓原景春:
ただ…そうだな。このように父上の道を貫き、没落した家に全てを捧げることに、果たして意味はあるのであろうか?
楓原万葉:
父上、拙者には…分かりませぬ。
楓原景春:
…万葉、一つだけ覚えておいてくれ。
楓原景春:
家族は大切なものであるが、ゆめゆめ縛られてはならぬ。
楓原景春:
人のため、家はあるのだ。己が楽しく暮らせねば、家族を幸せにすることもできまいよ。
楓原景春:
過去の一件は家に大きな影響を与えたが、それは子孫にまで負わせねばならぬような重荷ではない。
楓原景春:
…もしいつか、其方が退屈な人生に飽いたら、全てを置いて外に出なさい。生活に縛られるな。
楓原万葉:
あい分かった。
楓原万葉:
拙者には解せぬ!
楓原景春:
万葉、約束を忘れたのか?
楓原万葉:
本当にすべてを諦めるのでござるか?確かに今は大変な時ではあるが、父上には拙者がいるであろう。拙者は何の役にも立たぬのか?
楓原万葉:
確かに父上ならば、拙者の歳にはすでにお祖父様のお力になっておられただろう。拙者が無能なあまり、父上を失望させたのでござるか、それとも…
楓原景春:
万葉!
楓原景春:
…はぁ、其方にそのようなことで己を責めさせるとは、父として失格だ。
楓原景春:
楓原家は、過去の過ちのためにあまりにも多くの代償を支払った。そしてついに、其方の曽祖父様の代から今に至るまで、この翳りを抜け出せなかった。
楓原景春:
刀鍛冶は我が一族の責務であるが、家業だけがお主の全てではないのだ。それは忘れてくれるな。
楓原景春:
ケガをした獣が罠から抜けようとすれば、挟まれた後ろ足を切り捨てる苦痛に耐えねばならぬ。もしそれを損と思うならば罠を離れずともよいが、恐らくそれはより致命的な結果を招くであろう。
楓原景春:
もうよいのだ、万葉。当主でありながら一族を復興できず、其方に名門士族の若君としての暮らしを与えてやれなかった。なのに、其方は拙者を責めぬ。父はもう、それだけで充分なのだ。
楓原景春:
何世代にも渡った苦痛は…今日で終わりにしよう。これからは、重荷を降ろして生きてゆくのだ。
楓原景春:
家業を捨てる悪名は、この父が背負えばよい。
楓原万葉:
…父上…やめてくれ。当主としての能力がないなどという悪名を、父上が背負うべきではござらぬ。
楓原万葉:
それに、もしその日が本当に来たら、拙者も矢面に立つ。
楓原万葉:
しばし待たれよ。楓原家はいずれ拙者が継ぐのでござろう。その時になれば、拙者が片づければよい。
パイモン:
いや、違う。見た目はそんなに違わないけど…オイラたちの声が聞こえてないみたいだな。
パイモン:
こいつは多分ただの幻影で、オイラたちと一緒に来た万葉じゃないんだ。
パイモン:
やっぱり、またここに閉じ込められてたんだな。
楓原万葉:
はは、これも法則によるものかもしれぬな。
パイモン:
オイラたち、また幻境の迷宮に入ってしまってたんだ。でも今回はなんだか、前回とちょっと違ったような気がするけど。
今回見聞きしたものを話した…
楓原万葉:
人気はすっかり減り、調度品も昔のような華麗さではなかったと…ふむ、無理からぬことだ。
楓原万葉:
お主らが見たのは恐らく、衰退の一途を辿る楓原家でござろう。
パイモン:
でも、幻境の中の万葉はなんだか、まるで影みたいだった。とにかく、今のおまえとはちょっと違うんだ。
フィッシュル:
それには、わたくしも同意するわ。
オズ:
今の万葉殿と比べれば、あの幻影は多くの迷いを抱え、重い運命に悩んでおられるようでしたな。
モナ:
確かに、重い運命を背負っていました。
楓原万葉:
それは今の拙者が成長したということ。皆に未熟な己を見られようとは、恥じ入るばかりでござる。
楓原万葉:
稲妻を離れてから、拙者は長く各地を流浪していた。しかしそれは悪いことばかりでもござらん。そのおかげで成長できたのだ。
楓原万葉:
昔の自分に会えれば良かったのであるが。今の拙者を見れば、あの頃の拙者にもきっと分かった。
楓原万葉:
——人生の道のりは長い。それゆえ、拙者は旅に出るのでござる。
楓原万葉:
拙者の思っていた通り、幻境の鍵は盆景でござる。
パイモン:
それじゃ、築山探しを続けようぜ。
さらに探索を進めると、幻境はさらに奇妙な形態に変化した。今にも崩れそうな景色は、おそらく万葉がこれまで見てきた光景なのだろう。これらの困難は、彼の心の中にどのような「景色」を作るのだろうか。
モナ:
…あなたと一緒にいると、いつもこんな状況になりますね。占い、謎を解き、目標を特定して問題を解決する。
モナ:
あなたは数多くの友人と秘密、そして運命に囲まれています。本当に不思議な人ですね。
パイモン:
そういえば、レーナルトの件も、モナとフィッシュルと一緒に解決したんだったな。
旅人:
占星術師にとってはいいことでしょ?
モナ:
まあ、それはそうですが。今回も手を組んで、早く問題を解決できるといいですね。
パイモン:
手を組むって、おまえたち二人でか?それともオイラたち三人で?
モナ:
ぷっ…
モナ:
はいはい、パイモンを仲間はずれにはしませんよ。あなたは時々、独特で鋭い角度から問題を見てくれるので頼もしいです。
パイモン:
本当か?おまえのこと、なんだか好きになって来たぞ。天才モナ!
モナ:
そうでしょう?私のように頭が切れて魅力に溢れる占星術師は、この世に二人と存在しませんから。うふふふふ!
パイモン:
なんでもいいけど、その…フィッシュルみたいに笑わないでくれるか…
モナ:
コホン!すみません…長く一緒にいすぎて、友人に影響されてしまいました…はは…
モナ:
とにかく、引き続き星を観測してみます。旅人、これからもよろしくお願いしますよ。
モナ:
…まさか、こんなに綺麗な土地で、このような不思議を解決することになるとは思いませんでした。
旅人:
どうだった?
モナ:
悪くありません。もし力になってくれるなら、尚いいですが。
パイモン:
じゃあオイラたち、なにをすればいいんだ?
モナ:
えっと…
モナ:
えー…うーん…特にないんじゃないですか?
パイモン:
オ、オイラたちをなめてるのか!?
モナ:
いえ、ただ先ほど気づいたんです。あなたは口数の多い方ではありませんが、いつも物事を完璧にこなし、みんなのために色々と動いてくれる。
モナ:
あなたのような人は、みんなに一番必要な仲間です。あなたがいれば、心強いので。
モナ:
勝手に期待されるのはプレッシャーかもしれませんが、私は…占星術師は観察力を持つべきだと思っています。他の人の長所を発見するのも、観察の一つなんです。
パイモン:
つまり、オイラたちを褒めたいだけってことか?
モナ:
事実を述べただけで、褒めてはいません。
旅人:
へぇ、モナは認めたくないんだ…
パイモン:
褒めたんだろ、素直に認めろよ!
モナ:
な、何を笑ってるんですか。客観的な評価だって言いましたよね。別に褒めてなんかいません!褒めていませんから——!
モナ:
とにかく、引き続き星を観測してみます。旅人、これからもよろしくお願いしますよ。
パイモン:
なんなんだよ、ここ!めちゃくちゃだぞ…
フィッシュル:
…没落した貴族の家は、こうなってしまうのね。
モナ:
あちこち壊れている上、誰もいません。すでに家は終焉を迎えたのでしょう。
辛炎:
行こうぜ。
船夫:
お前が楓原か?早く船に乗り込め、送ってやるよ!
楓原万葉:
お主…どうして拙者を助ける?拙者はお尋ね者でござるぞ。
船夫:
それはもちろんしゃぶぎ…コ、コホン!お前を稲妻から無事に送り出すようにって、金を出した人がいるからさ。
船夫:
ただ、周りがしてやれることには限りがあるから、後は自分で頑張ってもらわないとな。
楓原万葉:
あの磁器のお盆には、枯れた植物が植わっているはずであった。しかし、ここのお盆に枯れた木はない。
楓原万葉:
…お主らのいない間に拙者は色々と考え、やっと気づいた。
楓原万葉:
ここは拙者の幻境でござる。盆景に何もないということは、これは拙者の心境であるということ。
楓原万葉:
心が「浄」であれば、天地万物が皆「浄」なり。心が「空」であれば、天地万物が皆「空」なり。
楓原万葉:
浄と空、それが拙者の今の心境なのでござるよ。
楓原万葉:
ただ、それが心残りであると言えぬわけでもない。心にどこか穴が空いていることも、「空」と言えるのだ。
楓原万葉:
それゆえ、この盆景は拙者の幻想に現れ、願いを叶える機会を与えてくれたのでござる。
楓原万葉:
しかし拙者の心の底にも、自分だけの盆景を作りたいという願いがあったとは…これで、楓原家の伝統を真に受け継いだと言えよう。
パイモン:
じゃあ万葉がやりたかったことは、全部できたんだよな?
楓原万葉:
ふむ、そう言えなくもない。
楓原万葉:
お主らは過去の拙者を見て、共に別れを告げてくれた。そうして拙者にまつわる全てを見届けてくれたことで、ようやくそれは真実、歴史となったのだ。
楓原万葉:
人生で最も大切なのは、他者との絆。決して自分を責めることではござらん。過去に囚われる人には、未来はないのでござる。
楓原万葉:
拙者はここまで歩んできたから、この先も歩んでいける。皆にも、そう信じてもらいたいのだ。これからもよろしく頼む。
モナ:
水占の盤が…一体どういうことでしょう。
モナ:
観測の方は専門家の私に任せてください。何かあったらすぐお知らせします。うん、これからもよろしくお願いします。
辛炎:
万葉は心が広いよな。それに皇女殿下にはモナがついてるから、心配ない。
辛炎:
そして旅人…あんたはアタイと同じく、絶好調みたいじゃねーか!
楓原万葉:
「この身は秋の葉の如く、遠き山海へ揺れる。」
楓原万葉:
拙者はまだ旅の途中でござる。ただ、かつて自ら書いた詩を思い出しても、もうあの頃と同じ心境にはならぬ。
海龍:
おい、あんた!大丈夫か!こっちに避難するか?
楓原万葉:
海賊か?
海龍:
ハ!そう、海賊さ!来るかどうかは自分で決めろ。
パイモン:
万葉、見つけたぞ!
楓原万葉:
ちょうどいいところに来てくれた。拙者は今までの人生を振り返ったところでござる。
楓原万葉:
楓原家の盆景をどう思う?
楓原万葉:
年月を重ねたものには、心残りがつきもの——楓原家も同じでござる。
楓原万葉:
しかし構わぬ。別れがあれば再会もある。ここで会えねば、余所で会えることもござろう。
モナ:
この幻境はとても興味深いですね。演劇のようなシーンは、回数を重ねる度により特別なものになって、心に響きます。
楓原万葉:
占星術師は皆、見識が広いでござるな。お主にそう言ってもらえるならば、この幻境にも存在する価値があろう。
フィッシュル:
ねえ、あなた…ご機嫌いかが?
オズ:
お嬢様は万葉殿に、あまり落ち込みすぎないようにとおっしゃっています。
パイモン:
こんな経験を振り返るのなんて、楽しいはずないよな。
楓原万葉:
はは、そうでござるな。皆の気遣いに感謝する。だが拙者にとってはどれも、過ぎたことでござるよ。
楓原万葉:
盆景を目にした瞬間、この可能性に思い至ったのだ…拙者は、お主らを待っていたのだと。だからこそ、拙者だけが終点に残されたのやもしれぬ。
パイモン:
ふぁあ~。たくさん歩いて、なんだか眠くなってきた…
辛炎:
みんなも疲れたよな?今日は早く寝たほうがいいぞ。
フィッシュル:
……
モナ:
ん?どうしました?顔色が悪いですが。
フィッシュル:
何でもないわ、少し疲れを感じただけ。今日の旅に疲れ果ててしまったのでしょう。
オズ:
……
オズ:
お嬢様、大丈夫ですか?
フィッシュル:
オズ、余計なことを言わないで。
オズ:
失礼いたしました。
モナ:
……?
辛炎:
あんたら、疲れたんならしばらく休めよ。アタイは食料を探しに行くから、体力が残ってるヤツは一緒に来い。
楓原万葉:
拙者が行こう。
モナ:
私も手伝えます。
パイモン:
みんなこんなに積極的なんだし、オイラたちも行こうぜ!
旅人:
俺とパイモンも手伝う。
辛炎:
そんなに大人数はいらないぜ、それに…
辛炎:
皇女殿下が少し落ち込んでるみてーだ。モナ、あんたは彼女のことをよく知ってるだろう。散歩に付き合ってやったらどうだ?
モナ:
気づいていましたか。食べ物の準備をしながら、その話をしようと思っていたんです。だったら、私に任せてください。
辛炎:
よし、それじゃ食べ物の準備はアタイたちに任せろ。
モナはこちらに目配せをすると、フィッシュルの傍に行った。残りのみんなで、料理にできる食材を探した…
辛炎:
これだけあれば十分だな。後で焼いて食べようぜ。もし次に人のいねー拠点を見つけたら、鍋がないか探そうぜ。鍋があればちゃんとした料理が作れるしな。
パイモン:
すごい心配りだぞ!辛炎は料理人じゃないのに、人の世話をするのが得意なんだな。
辛炎:
へへ、アタイはできることをやっただけさ。褒めすぎなんだよ。
楓原万葉:
辛炎殿は「死兆星号」の皆にも認められた、良い仲間でござる。
パイモン:
おう!オイラたちにとっては、万葉も頼もしい仲間だぞ!
辛炎:
ハハハッ、その通りさ。
楓原万葉:
ふむ…ならば、頼もしい仲間として、皆と話したいことがあるのだが。
楓原万葉:
お主らの話を聞いた限り、今日の不思議な幻境は「楓原万葉」のこれまでの人生をもとに作られたものであった。
楓原万葉:
…まるで、拙者の夢のように。
旅人:
もしかして、本当に「夢」なのかも。
辛炎:
万葉、あんたは…ずっと自分だけの「盆景」を作りたかったんだろう
楓原万葉:
うむ…そして、拙者の願いは叶ったか…
楓原万葉:
しかし、拙者がこのような状況になったということは、皆にもその可能性があるということではなかろうか?
旅人:
うん、俺もそう思う。
辛炎:
アタイもだ。ただ、次の場所が誰の幻境かは分からないけどな。
辛炎:
ハ、そう考えると、アタイもあんな夢を見てみたくなったぜ。
パイモン:
おまえ、あんな幻境が欲しいのか?
辛炎:
もしアタイにあんな領域があるなら、きっと音楽に関係するやつだろ。ハハッ、そしたら腕を振るえるぜ!
パイモン:
もしかして、急に演奏を始めたりするんじゃないか!
辛炎:
それは当たり前だろ?音楽をやるやつなら誰でも、この群島の美しい景色を見れば、音楽を奏でたいって思うに決まってる。
パイモン:
なんて楽観的でたくましい心なんだ。オイラちょっと感服したぞ…
パイモン:
あ、そうだ!旅人、崖に生えてる果物を食べたいんだけど、一緒に採りに行ってくれないか?
旅人:
(ん?もしかして…)
旅人:
ごめん、ちょっと二人で行ってくる。
パイモン:
今日の変わった建物と、幻境の…えっと…盆景?とにかくあの変な出来事!このこと、吟遊野郎に教えたほうがいいよな?
ドド通話機:
ドドコ——ドドコ——
ドド通話機:
ドドコ——ドドコ——ドドコ——
パイモン:
返事がない…おかしいな、なんで返事してくれないんだ?
旅人:
通じないはずないけど…
パイモン:
吟遊野郎のやつ、またボーっとしちゃってるのか?それとも、演奏してる間は爆弾を持ち歩いてないのか?もしかすると、酔っ払って木の下で居眠りしてたりして…
パイモン:
うぅ…おかしいぞ。でも仕方ない…また明日、連絡してみようぜ。
モナ:
旅人、それにパイモン、ここにいましたか。
パイモン:
モナだ!フィッシュルとの話は終わったか?
モナ:
あはは、まあ一応は…彼女はちょっと憂鬱なんです。多分…今日見た幻境のせいかもしれません。
モナ:
フィッシュルは今回の旅に積極的です。でも、自分の幻境を見たくないんじゃないかなと思いますよ。
パイモン:
なんで?あいつ、こういうことに憧れてるんじゃないのか?
モナ:
…まだ結論は出せませんが、とにかく気にかけておきます。
モナ:
私が言いたかったのは別のことです。先ほど海辺でもう一度ここを占ってみました。
モナ:
水占の盤は今回も濁っていましたが、前回と違って、何らかの力を感じられました。位置までは分かりませんが、段々変化してきているような感じがします。
パイモン:
見えないのにどうやって感じるんだよ…
モナ:
素人にどう説明すれば…あっ!たとえば部屋のどこかに隙間が空いていたとしましょう。位置は分かりませんが、風がそこから入ってくるんです。
モナ:
すると、部屋の温度もどんどん下がっていくでしょう。
パイモン:
おう!そう言われると、なんとなく分かった気がするぞ。その亀裂がどこにあるのか探したいんだな?
モナ:
そうですね。これからの方針を決めるには、まずその亀裂を見つけないといけません。