任務一覧

千里の手紙
勘定奉行柊家のお嬢様である柊千里は、彼女の愛する人である九条鎌治に手紙を届けてほしいようだ…
九条鎌治:
君は…ああ、国外から来た旅人か。どうしたの?
旅人:
柊千里さんの手紙について…
九条鎌治:
この手紙、柊さんからの頼みで届けに来たのか?
九条鎌治:
この筆跡、やはり彼女だ…よかった…
九条鎌治:
届けに来てくれてありがとう、旅人。
九条鎌治:
柊さんの頼みなら、「通行証」の件は…しっかり手配しておくよ。
九条鎌治:
だけど、少し準備する必要がある…
九条鎌治:
こうしよう。君はさきに「木南料亭」に行って僕を待ってて。
旅人:
どうしてそこに?
九条鎌治:
それは…ちょっと手伝ってほしいことがあるからだ。
九条鎌治:
実は…僕もこの頃ずっと、柊さんに送りたいものがあったんだ。
九条鎌治:
木南さんのところでお菓子を買って、手紙と一緒に柊さんに届けようと思ったんだ。柊さんへの贈り物としてね。
九条鎌治:
だけど父さんに知られたら、叱られるかもしれない…どうやって届けようかと考えてた時に、君がやって来たんだ。
九条鎌治:
父さんは僕が柊さんとやり取りしてるのが気に入らないんだ。
九条鎌治:
もちろん父さんの考えも理解できる。僕は九条家の一族で、天領奉行の執行者の一人なんだから。
九条鎌治:
そして、柊さんは勘定奉行、柊家の令嬢。
九条鎌治:
僕たちの関係が親密になると、他の者に言いがかりをつけられるかもしれない。
九条鎌治:
確かにただの贈り物だけど、一部の人にとってはそんな簡単なものじゃないんだよ。
九条鎌治:
あはは、こんな込み入ったことを話しても意味なかったね。
九条鎌治:
旅人、さきに「木南料亭」に行って僕を待ってて。僕は「通行証」を手配してくるから。
真田:
はぁ、困ったな…こんにちは、何か用?
旅人:
鎌治について…
真田:
鎌治坊ちゃん?坊ちゃんに何か?
旅人:
(手紙を見せる)
真田:
柊千里さんからの手紙?これは…
真田:
だけど、もしこの手紙が本当に柊千里さんのだったら…
真田:
やはり…直接鎌治坊ちゃんに聞いてみてくれ。最近はよく橋のほうで散歩してる。
木南杏奈:
こんにちは、「木南料亭」へようこそ。
旅人:
鎌治が予約したお菓子について…
木南杏奈:
ああ、鎌治さんが予約したお菓子ならもう準備してあるよ。今渡すね。
木南杏奈:
でも、鎌治さんはこれを誰に届けようとしてるんだろう…
九条鎌治:
公家の間のやり取りだよ、木南さん。
九条鎌治:
以前、柊慎介様が父に良質な茶を届けてくれたんだ。
九条鎌治:
父は柊慎介様のご令嬢である千里さんが、お菓子が好物なのを知ってたから、お礼としてこれを届けるようにって。
九条鎌治:
だけど届けるまでに時間がかかりすぎたり、途中で崩れたりするのが心配だったから…この旅人さんにお願いして届けてもらうことにしたんだ。
九条鎌治:
木南さん、そのお菓子を見せてもらってもいいかな?見落としがないか確認したいから。
木南杏奈:
ああ、はい…どうぞ、ここに。
九条鎌治:
確かにすべて揃ってる。ありがとう、木南さん。
九条鎌治:
さあ、旅人、邪魔にならないように移動しよう。それともう一つ話したいことがある。
九条鎌治:
これが「通行証」だよ、受け取ってくれ。
九条鎌治:
この通行証があれば、離島を自由に出入りできる。
旅人:
ありがとう。
九条鎌治:
どういたしまして。この通行証があれば、お菓子を届ける時も順調にいくと思う。
九条鎌治:
あっ…それとこの手紙。
旅人:
直筆の手紙?
九条鎌治:
そう。一番まともに書いたものを選んだ…柊さんが気を悪くしないといいんだけど。
九条鎌治:
この手紙もお菓子と一緒に柊さんに届けてくれ。
旅人:
またあそこに戻らないといけないの…
九条鎌治:
あはは、この「通行証」があれば、自由に出入りができるよ。
九条鎌治:
じゃあ旅人、このことは頼んだよ。僕は公務に戻る。
九条鎌治:
はぁ、いつになったら直接会いに行けるのか…
柊千里:
おかえりなさい、旅人さん。
柊千里:
もう手紙を鎌治さんに渡されたようですね…「通行証」は手に入れましたか?
柊千里:
どういたしまして、これもすべて鎌治さんが通行証を手配してくれたおかげです。
柊千里:
おや?これは、お菓子…それと…鎌治さんからの手紙?
柊千里:
あなたに届けさせたのですか?この「三色団子」…私のためにこんなものを用意してくれるなんて…
柊千里:
旅人さん、ありがとうございます。このお菓子はじっくりと味わいたいと思います。この手紙も…きちんと読みます。
柊千里:
お疲れ様でした。これを報酬として受け取ってください。
柊千里:
今後も…お世話になります。