arrow_back 原神 クエスト
海灯祭 其の一

いずこより来りし灯


いずこより来りし灯
毎年初の満月の夜は、璃月の「海灯祭」の日だ。 夜になると、人々は「霄灯」と「明霄の灯」を夜空に放てる。 「霄灯」には宙に浮かぶ「浮生の石」が組み込まれ、願い事を書いたり絵を描いたりして、願い事その上に掛ける。歴史上璃月を守った英雄の魂が俗世に戻り、再会できる事を祈る。 あなたとパイモンは、璃月の「海灯祭」を体験ししようと決めた…
ヴェル·ゴレット:
あと少しで海灯祭ね。今年は旅館に飾り付けをしようかしら。
旅人:
海灯祭?
ヴェル·ゴレット:
知らない?その年の最初の満月の夜が璃月の「海灯祭」よ。
ヴェル·ゴレット:
それは英雄を祀るための祭典。夜になると人々は「霄灯」と「明霄の灯」を夜空に放つの。
ヴェル·ゴレット:
灯りには「薪が尽きても火は伝わるように、美徳は永遠に消えない」という意味が込められているわ。私達は夜の海に輝く灯りが、英雄の魂を故郷に導くと信じているの。
パイモン:
おぉ…すごく盛大な祭りなんだな。
パイモン:
それなら…美味しいものもたくさんあるよな!
パイモン:
旅人、オイラの言いたいこと、もちろん分かるだろ?
ヴェル·ゴレット:
あなたたちも海灯祭に参加するの?「海灯祭」当日までは、しばらくお祭りは続くわよ。
ヴェル·ゴレット:
この期間中に人々は祈祷を捧げたり、厄払いをしたりするの。璃月の言葉で言うと「古きを送り、新しきを迎える」ね。
ヴェル·ゴレット:
もし参加したいのなら、今からでも間に合うわよ。
ヴェル·ゴレット:
それと…
旅人:
それと?
ヴェル·ゴレット:
もし行くのなら…その…試しに魈様も誘ってあげてくれないかしら?
ヴェル·ゴレット:
魈様と私たちはそこまで親しい間柄じゃないから、ちょっと声をかけにくいの。あなたたちは仲がいいみたいだし、せっかくなら…
旅人:
でも魈の気持ちを考えると…
パイモン:
うん、今声をかけに行くのはあまりよくないような…
ヴェル·ゴレット:
そうなの…ならいいわ!ちょっと言ってみただけなの。ほら、早く璃月港に行ってきなさい。
ヴェル·ゴレット:
遅くなると人がみんな集まってくるわ。そうなると遊ぶのも大変よ。
ヴェル·ゴレット:
早く行きなさい。海灯祭を楽しんでおいで!
パイモン:
やっと璃月に着いた!
博来:
そこの{PLAYERAVATAR#SEXPRO[INFO_MALE_PRONOUN_BROTHER|INFO_FEMALE_PRONOUN_GIRLB]}ちゃん、その隣に浮かんでいるチビは、いくらで売っているのかな?
パイモン:
いくら積まれても売られる気はない!
博来:
ハハハッ、確かに最近は懐に余裕がないから、あまり出せないかもな。
博来:
なにせ普通の商人だ。珍しい宝物を売っているわけではない。
パイモン:
…なんかあやしいぞ、こいつ。
博来:
そう言わないで…そうだ、飴食べる?
パイモン:
旅人、こいつは信頼できるやつだ!
博来:
そうだ、君たちも「海灯祭」目当てで璃月に来たんだろう?
博来:
今年の「明霄の灯」はとにかくすごい。巨大な灯を浮かせるために使った「浮生の石」はここ20年で最も大きいものだ。
博来:
神話に出てくる雲の中の城が本当に実在していたら…
博来:
きっと同じくらい大きな浮生の石がくっついているんだろうな。
パイモン:
なんかすごそう!
博来:
ようこそ、璃月へ——璃月港の代表としての言葉ではないが、少なくとも私の店はいつでも君を歓迎するよ。はははは、機会があればまた会おう。
チャンチャン:
チャンチャンはね、今ぬいぐるみを寄付したよ。
チャンチャン:
昨夜、空を飛んでみたいってあの子に言われた夢を見たから。
チャンチャン:
だからそこのお姉さんにあの子を渡したんだ。きっとすぐに夢が叶えられるよね?
チャンチャン:
チャンチャンはいいことしたかな?海灯祭はみんなの願いが叶う日でしょ?
ピンばあや:
今年の「明霄の灯」のデザインは「移霄導天真君」か。見栄えを気にするあやつが喜びそうじゃのう…
ピンばあや:
今年の海灯祭の「明霄の灯」は「移霄導天真君」のイメージを参考にデザインされたんじゃ。
ピンばあや:
鹿の角をもっと大きくしてくれるといいんじゃが。なにせ鹿の角はあの仙人の誇りじゃったからのう。
ピンばあや:
その角には岩王帝君の力が込められておって、璃月で最も硬いものだった。
ピンばあや:
しかし「あの決戦」で山が崩れそうになり、彼は麓にいた人々を守るため、自ら角を斬ってくれと友人に頼んだんじゃ…
ピンばあや:
彼は斬り落とされた角を支点にして、山を支えた。彼自身も最後の一滴の血が流れるまで戦ったんじゃ…
ピンばあや:
今になってもなお、彼の角に支えられた「天衡山」は高くそびえ立っておる、そして彼が戦いで流した血は「碧水川」となった。
ピンばあや:
ほぉっほぉっ…信じてくれるかどうかは別として、この話を聞いてくれただけで、ばあやは満足じゃ。
ピンばあや:
海灯祭が今も在り続けているのは、あの「旧友」たちが寂しがり屋だからかもしれないのう。
パイモン:
旅人、見ろ!空中に石が浮いているぞ。鎖も引っ張られて伸びてる。
パイモン:
鎖がなかったら、どこまで飛んでいくんだろうな。
江舟:
あれは「明霄の灯」の材料、浮生の石。この「霄市」はそのために作られたものだよ。
パイモン:
えっと、誰…?
江舟:
明霄の灯の建設進捗統計を担当している江舟だ。
江舟:
君たちは最近璃月に来たばかりで、海灯祭を見るのも初めてかな?
パイモン:
そうだけど…どうして分かったんだ?
江舟:
去年は変わったマスコットを連れた旅人なんていなかったからさ。
旅人:
つまり「明霄の灯」は…
江舟:
海灯祭で、人々が飛ばす小さな提灯が「霄灯」で、璃月のみんなが共同で建設した巨大な提灯が「明霄の灯」だよ。
江舟:
「霄市」の屋台は璃月の各商会が年に一度、お金のためではなく、「明霄の灯」を建設するために開いたものだ。
パイモン:
じゃあ、「霄市」には美味しいものもたくさんあるのか?
江舟:
もちろん。私に言わせれば、海灯祭は璃月の美食を味わう最高の機会だ。
江舟:
これは璃月の1年のうちで最も盛大な祭りだ。海灯祭で自分の技術をみんなに披露すれば、評判もかなり上がるだろう。
江舟:
だから金にはならなくとも、各商店は全力を出し、海灯祭で己の技を競い合うのさ。
パイモン:
璃月人はいろんな面ですごいんだな…
江舟:
まだ何か聞きたいことがあったら、海灯祭の責任者である望雅さんを探してみるといい。
江舟:
望雅さんは基本「霄市」のあたりにいる。彼女に聞けば色々と教えてくれるはずだ。
パイモン:
そいつはどの店の料理が一番美味しいのかも知ってるのか?
江舟:
当然さ。望雅さんは海灯祭の全てに詳しいからね。
パイモン:
分かった、旅人、早く「霄市」に行って、その望雅さんを探そう。
パイモン:
それで…一番美味しい屋台でお腹いっぱい食べるんだ!
望雅:
こんにちは、何か用かしら?
望雅:
あなたの格好…璃月の人じゃないようね。旅人かしら?「霄市」へようこそ。
旅人:
{PLAYERAVATAR#SEXPRO[INFO_MALE_PRONOUN_BOYSECOND|INFO_FEMALE_PRONOUN_GIRLSECOND]}が海灯祭の責任者?
望雅:
責任者…とも言えないわ。海灯祭は璃月全体の祭りなのだから、誰かが責任を取るものでもないもの。
望雅:
私はただ細かい部分を管理して、海灯祭をもっと盛り上げているだけよ。
旅人:
聞きたいことがある…
パイモン:
「霄市」で一番美味しい屋台はどこなんだ!
望雅:
一番?それぞれに特徴があるから、はっきりした答えは出せないわ。ただ、一番人気の屋台なら知っているわね。宜年の屋台よ。
望雅:
あそこに並ぶ人がもう少し増えたら、千岩軍に行列の整理をしてもらう予定よ。
望雅:
行くなら急いだ方がいいわ。人が増えて道が埋め尽くされる前にね。
望雅:
そうだ、宜年のところに行くのなら、ついでにこの書類を彼に渡してちょうだい。
望雅:
これは我々総務司が昨年の海灯祭のデータを元に作成した、各商店への経営提案よ。どうせ行くのなら、ついでに手伝ってくれる?
望雅:
戻ってきたら、お礼としてちょっとしたプレゼントをあげるわ。
宜年:
人手が足りないな、もう少し人を連れてくるべきだった…
パイモン:
ここはどんな美味しいものがあるんだ?
宜年:
お客さんかい?メニューはこっちだ。メニューにあるものもないものも、何でも作れるからね!
パイモン:
わぁ!それじゃあ…
パイモン:
うーん、小さな屋台だけど…なんでもあるようだな…
宜年:
当然さ、僕に作れない料理はないからね。さぁ、早く注文して。
旅人:
これは望雅さんからの書類。
宜年:
また今年も来たか。経営提案なんて——僕は料理の味以外で勝負する気はないのに!
宜年:
まあいい、書類をくれる?あとで薪代わりにでもするよ。
宜年:
さあ、食事しに来たのなら注文してくれ。
パイモン:
こんなにメニューがあるなんて。これも美味しそうだな、ああ、こっちも食べたい…
パイモン:
あれ、「チ虎魚焼き」?これ、確か「銅雀」が好きだった料理だよな。
パイモン:
うん…海灯祭が英雄を祀るための祭りなら、この料理にしよう。これであいつを偲ぶんだ。
宜年:
なかなか見る目があるな、うちの看板メニューをいきなり当てるなんて。
宜年:
少し待っていてくれ、すぐにできるから。
宜年:
はい、注文してた「チ虎魚焼き」だよ、味はどう?
パイモン:
美味しいっ!
旅人:
パイモンは食の専門家だ…
パイモン:
おまえの最高の仲間として当然のことだ。
宜年:
ははは、ゆっくり食べてくれ。僕は次のお客さんを対応しないと。
宜年:
まだ何か食べたかったら、いつでも注文してくれ。
望雅:
おかえり。どう?宜年の料理はなかなかだったでしょう?
パイモン:
すごく美味しかったぞ!
旅人:
あの書類は参考にしないって…
望雅:
そう?去年もそんな感じだったわ…私たちの提案通りに広告を出してくれれば、売り上げがもっと増えるはずなのに。
望雅:
まあ、いいわ。ほら、さっき言ったプレゼントよ。この「霄灯」をあげるわ。
パイモン:
わぁ、すごくきれいな灯りだ、これってどうやって作るんだ?
望雅:
うーん…編み方は私もうまく説明できないわ。
望雅:
もし「霄灯」に興味があるのなら、景明に聞いてみるといいわ。彼は「霄灯」と「明霄の灯」の責任者よ。
パイモン:
あのすごーく大きい灯りも、その人が担当しているのか?
望雅:
ええ、彼はその辺にいるだろうから、すぐに見つかると思うわ。
パイモン:
「霄灯」を編んで魈にプレゼントしたら、少しは喜んでくれるかも…
パイモン:
早く景明を探しに行こう。
景明:
このペースなら…間に合うだろう…
旅人:
「霄灯」の編み方を知りたい…
景明:
「霄灯」の編み方?おや…君の格好、この土地の人間じゃないね。自分で「霄灯」を編みたいのか?
景明:
「霄灯」には色んなタイプがあるからな。ふむ…一番簡単なものの作り方を教えてあげよう。
景明:
ちょうどここに材料があるんだ…おっと、この材料はまず処理を施す必要があったな。まずはこれで試しに作ってみてくれ。
パイモン:
あ…頭がこんがらがるぞ、こんなに複雑だなんて…お、おまえは覚えたか?
旅人:
なんとか…
景明:
ははは、始めは難しいかもしれないが、数をこなせば慣れるさ。
景明:
君たちのように「霄灯」の編み方を覚えたいという人は、もうそう多くない…
パイモン:
あの超巨大な「明霄の灯」も、こうやって編んで作ったのか?
景明:
あれか?あれも…「編んだ」と言えるだろう。だが一人ではなく。璃月にいる全ての者が一緒に編んだんだ。
パイモン:
璃月にいる全ての者が?
景明:
君も知っているだろう、「霄市」の商店がこの「明霄の灯」を建設するためにここに集まっているのを。
パイモン:
なるほど…「明霄の灯」は、毎回商店の力を借りて作られてるのか…
景明:
これは海灯祭の伝統だ。必要な費用は主に総務司からの寄付金だが、材料やその他もろもろは、全て一般の人々が寄付したものだ。
パイモン:
あ…この前の女の子、自分のぬいぐるみを寄付してたよな。
パイモン:
ぬいぐるみも「明霄の灯」の建設に使えるのか?
景明:
それは…海灯祭は大きな祭りだ。みんなが「明霄の灯」の建設に参加したいのなら…
景明:
何を寄付したとしても、基本全て受け取るようにしている。想いが込められているからな。
景明:
なにせ盛大な祭りだ、参加することで「祝福」を受けたいという人もいるだろう。
景明:
おっと、君たちは海灯祭を楽しみに来たのだろう。引き留めてすまないね。
景明:
また「霄灯」を編みたくなったら、私のところに来てくれ。
景明:
海灯祭を楽しんでくれよ。
望雅:
どう?景明は見つかった?
パイモン:
見つけたぞ!「霄灯」の作り方も教えてくれた。
パイモン:
複雑すぎて全部覚えられなかったけど…
望雅:
大丈夫よ、覚えきれなかったら、また景明に「霄灯」の作り方を聞きに行けばいいわ。
望雅:
よし、私はそろそろ仕事に行かなきゃ。海灯祭を楽しんでね。
望雅:
宜年の屋台に行くなら急いだ方がいいわよ。遅くなると並ぶことすら困難になるわ。
望雅:
もし「霄灯」に興味があるのなら、景明に聞いてみるといいわ。彼は「霄灯」と「明霄の灯」の責任者よ。
景明:
建設用の材料は…うん…これは足りてるな…あとこれは…