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帰らぬ熄星·2
蔓延する危機
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調査するほど、これらの隕石の裏はある神秘的な力があると気付いた。昏睡状態になった人々を目覚ますため、あなたと仲間たちが各地に落ちた隕石を掃除している…
パイモン:
ドゥラフ!町の状況はどうだ?
ドゥラフ:
ああ、お前たち!おかげで少しはよくなったぞ。
パイモン:
よしっ、やっぱ隕石を壊すのは正しいみたいだな!
フィッシュル:
ちょうどよかった、旅人。わたくしの崇高なる理想があなたを呼んだようね。これから使者に会うから、準備なさい!
パイモン:
使者?外交のか?
ドゥラフ:
ハハッ、まだ知らないんだな。アデリンという女性がお前たちをアカツキワイナリーに招待したいみたいだぞ。
パイモン:
アデリン!アカツキワイナリーのメイド長が?
ドゥラフ:
ああ、知り合いなんだな。
オズ:
そのようですね。
パイモン:
Путешественник、そういえば皇女の話、おまえには分かるか?オイラにはさっぱりだよ…
パイモン:
うーん…
オズ:
そろそろ行きましょうか。
パイモン:
アデリン、お菓子を用意してくれてるといいなぁ!
アデリン:
皆さん、アカツキワイナリーへようこそ。メイド長のアデリンです。
パイモン:
招待してくれてありがとうな!
フィッシュル:
あなたがアデリン?よろしい、この皇女と共にお茶することを許しましょう。
オズ:
アデリン様、我が主、断罪の皇女フィッシュル、それから私をお招きいただき…
パイモン:
自己紹介はいいから!おまえたちの肩書きは長すぎるんだよ!
アデリン:
あら、個性的な冒険者ですね?
フィッシュル:
白き使徒よ、皇女の外交を邪魔しないでちょうだい!
アデリン:
ええ、ハルトマンという従業員が隕石の件に巻き込まれてしまったのですが。
アデリン:
皆さんが隕石を壊した後、ハルトマンが目を覚ましたと聞きました。
アデリン:
そのお礼に招待いたしました。それから、皆さんにお願いしたいことが…
パイモン:
オイラたちは冒険者としてするべきことをしたまでだよ。
フィッシュル:
よろしい!喜びなさい、清泉町にわたくしの守護の光が永劫に輝くことになるでしょう!
旅人:
大げさ…
パイモン:
当ててみるから、まだ通訳するなよ!うーん…どういたしましてって意味だな!
オズ:
こんな早くお嬢様の御心を理解するとは、さすがパイモン様。
旅人:
お願いしたいことって?
アデリン:
アカツキワイナリーのビジネスは璃月でも展開してます。荷物の運搬は数日かかりますが。
アデリン:
昨日戻る予定だった2人と今も連絡がつかないのです。巻き込まれたのではないかと心配で…
アデリン:
ワイナリーはいま人手不足ですので、皆さんに様子を見てきていただきたいのです。
パイモン:
なるほどな。人探しは得意だから心配ないぞ!
アデリン:
よかった、璃月からだと必ず石門を通りますから、そこを探してみてください。
アデリン:
運搬用の馬車は2台、従業員の名前はフリッツとベンです。
旅人:
最善を尽くすよ。
パイモン:
なあ、酒をたくさん積んだモンドの馬車を探してるんだけど、見かけなかったかな?
花初:
そうね…見てないわね。
パイモン:
そっか、ありがとう。
パイモン:
なあ、モンドからのキャラバンを見かけなかったか?酒を運んでるんだ。
周じぃ:
すまない、目が悪いんだ…他の人に聞いてくれ…
パイモン:
お、おう…
パイモン:
なあ、モンドからの馬車を2台探してるんだけど、見かけなかったか?
鑑秋:
モンドの馬車?1台ここを通ったような気がしますが。
パイモン:
本当か?どっちに向かったんだ?
鑑秋:
確か…モンドの方へ向かったと思います。
パイモン:
ありがとう、助かったよ!
ベン:
今回は本当にとばっちりだ!
仕事着の男:
ビックリした…ありがとう!君たちが来なかったら、俺は死んでたかもな。
パイモン:
おまえはベン?それともフリッツか?
ベン:
えっ?俺はベンだけど、なんで名前を知ってるんだ?
パイモン:
おう、おまえを探しに来たんだ。
オズ:
アデリン様にご依頼され、助けに参りました。
ベン:
戻ってこない俺を心配してくれたんだな…
ベン:
実は、フリッツの馬車が隕石に破壊されて、まだ荻花洲から石門までの大通りにあるんだ。
ベン:
俺が先に荷物を運んで、そのあと彼を迎えに行くつもりだったんだけど、まさか魔物に囲まれるとは…
ベン:
結構時間が経ったしフリッツが心配だ。様子を見に行ってくれないか?
パイモン:
荻花洲から石門までの大通りだな、任せろ!
アデリン:
みんな無事でありますように…
パイモン:
眠ってるのか?
???:
おそらく。いろいろ試したが眠ったままだ。
パイモン:
こいつも隕石に触れたんだな…
???:
馬車にあった石のことか?心配ない、術で処分した。
???:
ところで、こいつ「も」ってことは…他に同じ状況の人がいるのか?
フィッシュル:
この断罪の目は夢魔が魔骸の谷から湧き出すのを見たわ。清泉町の民は今も苦しんでる。
オズ:
ええ、モンドにも深い眠りに落ちて目覚めない方々がいます。この方と同じように。
???:
そうか…隕石による影響は結構大きいんだな。
パイモン:
この恰好、アカツキワイナリーの人で間違いなさそうだ…きっと彼がフリッツだな!
オズ:
特徴的な服ではないのに、パイモン様は観察力が鋭いのですね。
パイモン:
オイラの記憶力はもっといいぞ!でも…この人と比べたら確かに特徴的じゃないもんな。
???:
ハハッ、僕?
パイモン:
おう、そういう格好は初めて見たな。
???:
僕は稲妻から来た浮浪人。彼を助けようとしたら、君たちが現れたんだ。
???:
隕石の件の調査をしてるのか?
パイモン:
おう、依頼を受けたんだ。
フィッシュル:
我が名は断罪の皇女フィッシュル、人々の呼びかけに応じて参上したわ!
オズ:
お嬢様の眷属の鴉、オズです。
パイモン:
西風騎士団栄誉騎士の大親友のパイモンだ!
???:
へえ?では君が西風騎士団の栄誉騎士なんだな。
旅人:
冒険者協会の冒険者だよ。
フィッシュル:
皇女は出征した。運命を告げる聖裁の雷が悪夢の種に粛清をもたらすことを期待しなさい!
???:
な…なんだい…?
パイモン:
こういうやつなんだ、気にするな。
旅人:
フィッシュルは熱心でいい人だから。
牛志:
おや、何かあったのか?
パイモン:
千岩軍だ!ちょうどよかった、ここに寝てる人がいるぞ!
???:
千岩軍が来たなら、僕は御役御免だな。
???:
君たちに出会えて良かった。用事があるから、先に失礼する。
???:
健闘を祈るよ、冒険者たち。
パイモン:
またな!
パイモン:
オイラたちは人探しでここに来たんだけど、人が倒れてて…
牛志:
状況は把握した。この方は千岩軍が責任を持って臨時収容所に送るよ。
パイモン:
臨時収容所?大きなテントで、お世話してくれる人がいるようなところか?
牛志:
ああ。望舒旅館に臨時収容所を作って、眠りに落ちた患者を受け入れてるんだ。
オズ:
なるほど、それはいいですね。
パイモン:
やっぱまだフリッツが心配だな…オイラたちも行ってみようぜ!
フィッシュル:
仕方ない、特別に付き合ってあげるわ。
パイモン:
やっぱり…ここも清泉町と大して変わらないな。
フィッシュル:
呪いがここまで蔓延しているとは…天空よ、何に怒っているのか!
パイモン:
おい、人の多いところで叫ばないでくれよ!
オズ:
ひとまず、周りの人に聞いてみましょうか。
天成:
待て!何者だ?
パイモン:
冒険者協会の依頼で隕石を調査しに来たんだけど、こいつの様子を見せてもらってもいいか?
天成:
冒険者だったのか、ああ、もちろんだ。
昏睡中の患者:
う…うう…
旅人:
目が覚める気配はない。
パイモン:
どんな夢を見てるんだろう?う~ん…たぶんあの雪山の夢だよな。
オズ:
フリッツさんはいないようです。他の人に聞いてみましょうか。
パイモン:
ここにも眠ってる人がいるぞ!
フィッシュル:
苦しみの棘に束縛される魂…可哀想に。どうか安らぎを。
パイモン:
安らぎ?
オズ:
もちろん、早く治りますように、という意味です。
パイモン:
フリッツは一体どこにいるんだ?
オズ:
またですね。
フィッシュル:
罪の釘によって災いの柱に刺された者、実に不幸ね。
旅人:
何とかしてみんなを目覚めさせよう。
フィッシュル:
この者たちを目覚めさせる唯一の方法は、聖裁の雷よ。
オズ:
お嬢様の言う通り!各地の隕石を壊せば、皆さんも目覚めるはずです。
パイモン:
おかしいな、フリッツはここに送られてないのか?どこにもいないぞ?
パイモン:
むぅ…支配人に聞いてみるか!
パイモン:
支配人、モンドの仕事着みたいなのを着た人はいないか?
淮安:
その方でしたら、先ほど千岩軍の方に送られてきましたよ。客室の方で眠ってます。
パイモン:
彼が目を覚めたら、早くアカツキワイナリーに帰るように伝言を頼めるか?
淮安:
承知しました。
淮安:
ところで、ひとつお願いしたいことがあるのですが。
オズ:
何か困り事でしょうか?
フィッシュル:
皇女のわたくしが助けてあげるから言ってみるといいわ。
淮安:
隕石を調査しに来たと、千岩軍の皆さんから聞きまして。
淮安:
皆さんの話を聞いて、もしかしてモンドの方ではすでに治療法を見つけたのでしょうか?
パイモン:
おう、隕石を破壊すれば、眠った人たちを元に戻せるぞ。
淮安:
なるほど…昏睡の原因は隕石ということですね?
パイモン:
その通りだ!
淮安:
では、お願いできないでしょうか。旅館付近の隕石をなんとかしてくれませんか?
淮安:
ありがとうございます!
淮安:
万が一寝てしまった時のために、一部屋空けておきますので…
淮安:
いえ、縁起でもないことを言ってしまいましたね。ご武運を。
ファデュイ先遣隊:
くそっ…覚えとけよ。執行官様がお近くにいる、次は負けないからな!
パイモン:
ファデュイも隕石を調べてるのか?しかも執行官までいるみたいだぞ!
パイモン:
あやしい…気を付けたほうがいいな。
フィッシュル:
悪夢の種がここまで厄介とは…夜の魔矢で粛清はできてもキリがないわね…このままだと、断罪の皇女としての面目がないわ!
オズ:
確かに。破壊に勤しんではいますが、隕石の雨が今も大陸のどこかに降っているとしたら…
パイモン:
いくら壊してもキリがないな。
旅人:
解決策を考えないと。
フィッシュル:
わたくしフィッシュル·ヴォン·ルフシュロス·ナフィードットは千の宇宙を旅してきたけど、これほど厄介な敵は初めてよ。
フィッシュル:
純粋な悪魔でもなく、単純な秘術でもない…大地が人間を呪っているわ。
パイモン:
呪っている!?
フィッシュル:
手に入れられない嘆きが、諸行無常の運命と交錯することで呪いが生まれる…
オズ:
嘆かわしい、これが人類の宿命なのでしょうか?何度見ても心が痛みます。
パイモン:
なんだなんだ…まさか隕石って本当に呪いなのか?
フィッシュル:
「人」の呪いでなければ、「人」が目覚めないこともないでしょ?死ねないのに生きてるとも言えない亡者、恐ろしいわ。
フィッシュル:
とにかく油断禁物よ!わたくしたちの力だけでは、この闇とは戦えないわ。
フィッシュル:
旅人、運命の人を呼んできなさい!
パイモン:
誰だ?
オズ:
プロにお願いしようという意味です。呪いを祓うことに関して、何かお心当たりは?
旅人:
分からない。
パイモン:
う~ん…う~ん…
パイモン:
ああ、オイラも思いつかない!とりあえず、キャサリンに聞いてみるか?
フィッシュル:
運命の時よ、キャサリン!祝福の誓約はあなたに教えたはず、さあ、答えを。
キャサリン:
そうですね…協力者が必要ということですか?
パイモン:
一瞬で理解できるなんて、キャサリンすごいな!
旅人:
呪いや呪術関連の専門家はいない?
キャサリン:
呪術関連はいませんが、占星術師でしたらいますよ。
キャサリン:
占星術師のモナさんがモンドにいますが、ご存知ですか?
モナ:
うん、ここなら広々としていて、雲もありません。
モナ:
ここにしましょう!
モナ:
占いを始めます。視界に入らないよう、後ろにいてください。
パイモン:
よく分からないけど、すごそうだな!
フィッシュル:
群星の使者よ、運命の黙示録の探索は済んだかしら?
パイモン:
おう、何か結果は出たか?
モナ:
不思議です、こういう結果は初めて見ました。
モナ:
占いの結果によると、この隕石たちは誰かの命ノ星座らしいです。
パイモン:
命ノ星座?命ノ星座って占星学の概念じゃないのか?
モナ:
ええ、しかし私は長い間占星術を研究してきましたので、皆さんの知らないことを知っています。
モナ:
「命ノ星座」の「星屑」は概念ではなく、実際に存在する星のことです。
モナ:
しかし、なぜか隕石となって落ちてきました…原因はまだ分かりません。時間が必要です。
フィッシュル:
呪いよ、誰かが呪いをかけたんだわ!
モナ:
呪い!?
フィッシュル:
わたくしは星間を駆け、暗闇の帷幕から真相を覗いたわ。呪われた大地、「人」の怨念…
フィッシュル:
苦しんで死んだ者だけが、これほどの憎しみを残す。
フィッシュル:
この土地の住民よ、一体誰がそんな大罪を犯したの?亡霊を生んだ人こそが真の犯人よ!
モナ:
待ってください、よく分からないのですが…呪い?犯人?
パイモン:
その、あまり深く考えなくてもいいからな!
モナ:
(パイモンと旅人が何やら目配せしてきてます、どういうことですか?)
モナ:
え、ええ…分かりました!
フィッシュル:
そう?分かったならよかったわ、群星の使者よ!
オズ:
共通の認識はチームワークの第一歩です。モナ様、よろしくお願いします。
フィッシュル:
契約を交わし、その力を捧げなさい。わたくしたちには闇をかき分ける責任があるわ。
モナ:
オホン!必ず成果を上げますから、楽しみにしててください!
パイモン:
モナ、頼もしい!
モナ:
ハハッ、もちろんです!もっと褒めていいですよ!
モナ:
運命の軌跡は捕捉しました。これから隕石が墜落した位置を割り出します。
モナ:
命ノ星座の詳細も調べますから、手がかりを入手したら教えてください。
旅人:
さすがモナ!ありがとう!
モナ:
この程度の占いは朝飯前ですから、気にしないでください。
旅人:
それなら知ってる。
キャサリン:
なら問題ありませんね。すぐにお呼びします。
モナ:
誰か私を呼びましたか?
旅人:
モナだ!
モナ:
あら、あなたでしたか!
モナ:
それで、何のご用でしょう?
旅人:
知らない人だ。
キャサリン:
いま連絡しますので、しばしお待ちを。
パイモン:
占星術師か…楽しみだな!
モナ:
キャサリン、慌てて連絡してくるなんて何があったんですか?
キャサリン:
モナさん、こちらは協会の冒険者たちです。占星術で解決して欲しいことがあるようです。
モナ:
ふーん?この100年に1人の天才占星術師モナに依頼するとは、見る目がありますね!
モナ:
で、依頼するのはあなたですか?
旅人:
はじめまして。
モナ:
どういう難題ですか?内容次第で手を貸すかどうか決めます。
モナ:
占星術は古くて神秘的な学問です。些末なことでしたら遠慮させてもらいますから。
パイモン:
実はな…
モナ:
隕石の雨がそんなことに…予想外でした。
フィッシュル:
闇はどこにでもある。皇女とその仲間だけが光と影の合流する場所にいるわ。
オズ:
モナ様の力が必要です。
モナ:
ん?あなたたちも一緒なんですか?
フィッシュル:
わたくしは断罪の皇女フィッシュル·ヴォン·ルフシュロス·ナフィードット、同行を許可するわ。
モナ:
断罪の皇女?どこかのお姫様ですか?
フィッシュル:
幽夜浄土、古のすでに滅びた国…それがわたくしの故郷よ。
モナ:
…なんて?
フィッシュル:
幽夜浄土を知ってる凡人はそうそういないわ。
モナ:
…ぼ、凡人ではありません!凄腕の占星術師です!
モナ:
よくわかりませんが、占いをすればすぐにわかるはずです——
オズ:
モナ様!どうかお気になさらず。故郷の話をするとお嬢様は悲しみます。
オズ:
あなたほどの方でしたら、亡国の皇女の気持ちを理解できますよね?
モナ:
いや、それは…
旅人:
邪魔する気はないけど、まずは仕事を。
モナ:
オホン、そうですね。
モナ:
つまり、夢に囚われた者たちを助けるのがあなたたちの目的、そうですね?
モナ:
分かりました。このモナ、喜んで手伝います!
モナ:
ひとまず場所を変えましょう。地脈の流れがもう少し単純な場所がいいです。